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桜の雨、ふたたび  作者: 蒼原悠
壱 エンカウント・チェリー
12/69

■登場人物一覧 / 舞台地図

第一章までで登場した人物の紹介、および登場する施設・地名を載せた地図です。

誰が誰か、何がどこか分からなくなった時は、こちらを覗いてみてください!




中神(なかがみ)(ゆず)


 喘息治療のため、拝島に転校してきた少女。中学二年生。身体は弱いが勉強はできる。二つ結びの髪がチャームポイント。

 『春待桜を司る者』を名乗る謎の武者に桜の開花を頼まれるが、果たして……?


中神(なかがみ)(うめ)


 柚の祖母。ずっと前から拝島に住んでおり、春待桜の伝説に詳しい。戦時中、春待桜が開花するのを見たことがあるというが……。


宮沢(みやざわ)(たつき)


 柚の隣の席のクラスメート。無愛想で「協調性がない」。いつも黙ってひとりで本を読んだり、テニスをしたりしている。


福島(ふくじま)(こずえ)


 柚のクラスメート。ショートカットの活発な少女。転校したばかりの柚に積極的に話しかけ、仲良くしてくれる存在。


築地(ついじ)(りん)


 柚のクラスメート。武道をやっていて大柄。柚のことを何かと心配してくれる。


上川原(じょうがわら)(ただし)


 柚のクラスの担任。背が高くて声が低い。柚の苦手な古文や歴史の授業を受け持っている。


栗沢(くりさわ)(あずさ)


 体育の先生。マラソンを走らせたがる新米教師。喘息患者の柚には気を遣ってくれる。


宮沢(みやざわ)(まさき)


 邸中学校の校長。かなりのお年寄りで、柔和な雰囲気。

 なぜか樹と苗字が同じ。


■桜の武者


 柚の幻覚の中にたびたび現れる、武士の格好をした謎の影。いつ登場するのか分からない上、古い言葉を話すのでちっとも話が聞き取れない。

 柚に「春待桜を咲かせてほしい」と依頼するが、その真意とは……?




─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ 





挿絵(By みてみん)




七十年前にたった一度だけ花開いたという、伝説の一本桜・春待桜。

柚の夢に繰り返し姿を現した武者は、自らを「銘を司る者」と名乗った。

武者はなぜ、柚を選んだのか。数十年に及んだ沈黙の意味とは。

次章、いよいよ『春待桜』の伝説が動き始めます。



──次回『十 予言は告げる』に続きます。

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