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不器用なのですが・・・

作者: 名口 慎


ただ一つ、大切な人に伝えたい言葉がある。


「好き。」とか「愛してる。」

なんて言葉は言い過ぎて今更言うと何だか嘘っぽいから。


こんな言葉を贈ります。



よく、女の子は「好き」って言われないと不安になるとかいうけど、君もそうなのかな?


そうだったらごめんね。


俺さ、素直じゃないんだ。

まぁ、そんなこと百も承知か。


耳元で、ちょっと低めの声で「好きだよ。」って言ってギュッと出来るほど、俺は格好良くない。


けど、君のお父さんとお母さんの次に俺は君を愛してる。


え?

一番じゃないのかって?君が鼓動を打ち始めた瞬間から君を愛し続けている人達には適わないよ。


永遠とか、本当に存在すればいいんだけど、

今の科学じゃ解明されてない言葉だから安易には口にしたくないんだ。



一生懸命で、真っ直ぐで、

ちょっぴり不器用で

負けず嫌い。


可愛いっていうと怒るよね。

素直じゃないのはお互い様だもんね。


手を繋ぐのは苦手なのに、

俺の肩に寄りかかるのが好きで、

自然といつも隣に来てくれる。


それも、俺が悲しかったりする時には必ずいてくれる。


君はエスパーか?って言ったら

バカじゃないのって返ってくる。


そんなくだらない毎日の会話と、

その自然に見せてくれる笑顔が大好きなんだ。



その笑顔のおかげで俺も自然と笑顔になれるから。

多分君の前には偽りのない俺がいる。


それって凄く素敵な事だと思うんだ。



そんな俺たちにぴったりな言葉。



偽りも、背伸びもしない真っ直ぐな一言。


でも、まぁ…


あれですよ。



改めて言うのはちょっと恥ずかしいから、

現代の優れた機械にちょびっと任せます。



メールで一言…。



毎日の君に

出会えた君に



その笑顔に・・・




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