最強の武器?・・・彼氏もつれて来られちゃいました。
調子に乗って、武器っちょ企画別バージョン・・・(土下座)
さて、前作にて異世界へと召喚された彼女ですが、
彼氏にケーキを作っているところでした。
そう、その彼氏ですが、当然のことながら、
異世界に召喚されました。
だって、彼氏LOVEの彼女ですもの。
大好きな彼氏なしでは、生きていけません。
そんな彼氏ですが、召喚された際には、何も武器を持っていませんでした。
ええ、召喚された際にはね・・・
なので、爺さん=神様は、なにか一つ、武器になるものを与えると言いました。
で、何をもらうかとなった時、これからのことを考えて、
彼氏が言ったのは、
【金も食べ物も着るものも住む場所もなくて、
どうやって生きていけるんだ!!
このジジイめ!!
最低限、家ぐらいよこせ!!】
ということ・・・。
ま、そんなことを言ってしまえば、出てくるのは、家ですよね?
そう、素直に、家が出てくるはずなのですが、
でてきたのは・・・
いえ~いbと、○島△夫・・・
思わず、ノッテミテ、いえ~いbとやってみたら、
家が1軒(5LDK)降って来ました。
もっかい、そろって、いえ~いbとやったら、
もう1軒降って来ました。
おもわず、【なんじゃそりゃ~!!】と叫んだ彼氏君。
『気に食わんかのお?』
【気に食うも何も、何で、○島△夫といえ~いbになるんだよ!!】
『こっちのほうがええか?』
そんな一言と共に、次に出てきたのは・・・
ウ~イェイb
【・・・。】
どう見ても、修学旅行で行った関西のお笑い芸人だよな・・・。
この先は、もう予想がついた。
わかった・・・。
一緒に、やってみた。
ウ~イェイbウ~イェイbウ~イェイbウ~イェイb
ものすごい勢いで、繰り返される動きにあわせて降って来たのは、
何軒もの3LDKの家!!家!!家!!
【こんなに、家ばっか、いらね~よ!!】
タ~ウェイbタ~ウェイbタ~ウェイbタ~ウェイb
家じゃなく、稲の苗が降って来ました。
『あぁ、そうじゃそうじゃ。
不要になったら、《消えろ》
止めたくなったら、《話すな》と言うとええ。
それじゃ、頑張って魔王を倒してくるのじゃ。』
無責任な爺さんは、そういい残すと消えていった。
残されたのは、テトリ○のように積み上げられた家と
ぼとぼとと降り注ぐ、稲の苗。
【き、消えろ~!!】
その一言と共に、キレイさっぱり、家も稲も消えました。
この光景を見て、彼女と二人、顔を見合わせ、
【これからどうしろっつーんだ・・・】
と頭を抱えたのですが、とりあえず、魔王を退治すればいいらしいってことで、
二人で魔王退治に向かい・・・
あとは知っての通り、魔王は、彼女が倒したと。
ちなみに、彼氏はというと、魔王の城のそばで、
いえ~いbいえ~いbやら、
ウ~イェイbウ~イェイbウ~イェイbウ~イェイbやら、
踊って、山のように家を積み上げた結果、城を崩壊させたとのこと。
その後は・・・まぁね・・・
ご想像にお任せします・・・。