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エッセイ・創作論・歴史〔文芸〕

病気の話・脳出血

掲載日:2026/06/22

突如、脳の働きが悪くなった作者。何が起きたのか自分で分からなかった。運転中だ。道が分からない、家に戻れない。交通事故だけは避けなければ。こういう理性は残っていた。何が起きたのか不明なまま、風呂の水は出しっぱなし、身体がむくむ、手に力が入らない、麻痺はなかった。地元の専門の診療所で薬を貰い、CTスキャンを日赤に依頼、更にピンポイントの専門クリニックで「脳出血です」。

 脳出血という疾病があるじゃないですか?


 よく左腕がしびれてしまい、おかしいなぁと思っていたらバタンと倒れるというやつです。私もなってしまいまして、どんなことが起きるのかお話したいと思います。


 まず前兆は車の運転でした。


 よく道を間違える。近道だと思っていたら凄く遠回りをしていました。

 そして、どこを走っているのか分からない。いつまで経っても家につかない。


 なぜ?


 そしてお風呂の水を出しっぱなしにする。


 お風呂の水が勿体ないから、ちゃんと時間を見て止める。これは中学生の時に親から言われて完全にマスター。生物時計が体内にあるがごとく、正確に止める時間を察して水道を止めに行きます。大人になっても。


 という中々に都合の好い私の『風呂のお湯止め機能』が、脳出血になる前にお湯が止められなくなった。


 引越しする前は自動給油で勝手に止まっていたから、それに慣れたのもあったのかもしれない。しかし、時計を見てちゃんと止めるのも私である。残念なことに、お湯を流しっぱなしにしていてガスまで止まることが増えた。


 家族からも怒られました。


 ということで職場で倒れ、挨拶もなくネット離脱しました。


 これが昨年の2025年12月8日。私のエッセイは12月4日が最後でした。


 そして時は流れ、半年後。なろうに復帰。何作かを喜んで執筆して投稿。


 嬉しい。楽しい。




 ただ復帰する際、再度、危ない感じになったら即座にネットから撤退、隔離禁固(病院)と決められていました。


 ◇


 復帰してすぐ、唐突に告知を出現させる。これは我が『活動報告』。


「つい先日、復帰したばかりですが、7月を待たずに離れると思います。たぶん6月25日~27日ぐらいからです。


 半年前、挨拶もなくネットを離れたのは脳出血。まぁそれはそれは発症の際に大変でした。車の運転中に起きたので事故しそうになるし、道は何処を走っているのか分からなくなりますし。


 事故で人轢かなくて良かった。

 また脳出血で亡くなる人は多いので助かって良かったです。


 ですから、小説を書いたりするのは脳を酷使するから厳しい、熱中してネットも夜遅くまでやるでしょ君……外出も何もかも禁止という、趣味の小説ですらダメという厳しい生活が始まったわけです。


 脳の出血をはじめとする老廃物はリンパ管がないため排出に時間が掛かり、投薬は強く、悪夢は見るし、長時間の睡眠は強いられるし、文章を書けば意味不明になるしで、大変。


 それで復帰したものの先日から調子が悪くなりまして昨日は悪化を自覚出来るぐらいになり、予定より早い悪化これはマズいということで、撤退が早まりました。


 数日後に取り合えずまた離れると思いますので今のうちに挨拶をしておかねばと。

 昨年の際は挨拶抜きで消えてしまったので、死んだと思われていましたよね?」


 文章を書けば意味不明になるという罹患(りかん)された患者さんに、AI小説は校正で助けてくれるから、医療人という立場では個人的発言より医療人を代表して、AIの良い面を推さなければならない。一方、手抜きの天才のような生成AIで全部任せて最上位ランクやコンテストに入賞してしまうケースは批判すべきだと思う。というよりAI小説用のランキングを増設するのが一案か。


 ◇


 活動報告に書いたものの、せっかくだから脳出血の前兆を書いて、みなさんにも前兆の際には気を付けましょうと自分の症状を紹介してみるのはどうだろうか。


 ……というわけで途中からお知らせを兼ねたエッセイを書こうと思いました。


 ◇


 しかし電話を取ると業者さんからで話は聞き取れないし、本人確認の際に住所を言えなくなってしまうし、自分の電話番号は言えるけど家族の生年月日は思い出せなくなるし、引越し前の住所も思い出せない。


 なかなかに辛いです。


 あと身体全体むくみが酷くなりました。元々むくみを経験したことがなく、あったとしても渓流釣りで山に行った際に植物でかぶれたことがあるぐらい。蕁麻疹(じんましん)のむくみとは違う感じです。


 記憶が曖昧になったのも初めてで、まるで脳の引き出しに鍵が掛かって開けることが出来ないのです。すぐそこまで記憶が出てくるのに止まってしまう。


 そして脳というだけあって神経にも影響しているのか、自律神経を失調させて様々な調子の悪い状態を継続させられます。


 階段を登れば息切れがして、歯を磨けば敏感になっている口内が歯磨き粉などに反応して「うぇ!」とする、この先も進んだら喜怒哀楽が乏しくなるのかなぁ。


 いやぁ、早く健康に戻りたいです。


 で、お守り代わりに持って行こうと思っているものご紹介。悪役令嬢の短編シリーズを書いた際に毎回一個を紹介していました。読まれたことのある方は覚えているかもしれません。


↓ 約120年前のペンダント。フランス製エナメル絵画、ティファニー社。今のアニメに似ている雰囲気が気に入っています。多分、女神様がモチーフだと思う。裏面には馬を三頭走らせる戦車がありアポロンみたいな人がいる。詳しい人に聞いたところ、全体に見える白い雲やスカーフやドレスがカルティエではなくティファニーの特殊技法だそうです。神話から描かれたものだと思う。ファンタジーとして120年前に高級なエナメル絵画で作られているペンダント、時代は変わっても人々のロマンは昔からありますよね。これを作った人はもう亡くなられていると思いますが、作品はいつまでも残り続けています。我が家所蔵。これを大切に持って行ってきます。


挿絵(By みてみん)


 女神様、それとも聖女様、癒しの魔法を下さい!

 私が死んだらエリクサーを、魔法はリザレクションで。


 空元気はしないほうがいいらしい。今回のように空回りするから。

 脳出血から上手いこと書けなくなったんだよね。

創作論、書こうと思っていましたが厳しいようです。期待されてた方はこの場で申し訳ありません。

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― 新着の感想 ―
エッセイを出して下さってありがとうございます。<(_ _)> 事故や重体にならず、今作者様がこうしてエッセイを出されている幸運に感謝を────。 自分はこうしたい──それなのにままならない自分である…
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