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JK紬のセキュリティ相談室2、女子高生がセキュリティの力で事件解決しちゃいます  作者: 雨後乃筍
1章 AIフェイク画像とネット誹謗中傷〜心の枷〜

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1−4 偽造された写真

 夜、帰宅したパパに今日の出来事を話してみた。パパはセキュリティの仕事をしている専門家だ。今まで数々の謎をセキュリティの知識で解決してきた、頼りになるけど、セキュリティの話題になると暴走する厄介な人でもある。


「ふむ、炎上騒ぎになったのは、その写真がきっかけってことだな。で、その子はそんな写真は知らないと」


「そうなの、その咲希ちゃんが嘘をついているかもだけど、七香曰くそんなことをする子に見えないって」


「そうなると、偽造の可能性が高いな」


「画像の偽造?そんな難しそうなこと?」


「そこまで難しくはないぞ。言ってみれば写真のトリミングと同じようなものだな」


 パパは一枚の写真を見せた。会議室でパパが写っている写真だ。


 でも…会議室に一人で写っている。


「次は、この写真」


 もう一枚の写真は、1枚目とほぼ同じ写真だった。


 ただパパの周りには複数の人が座っている。


「あれ?これって同じ写真じゃないよね?別の人が映り込んでいる。でもパパは全く同じポーズ」


「これは画像加工で、自分以外の周囲の人間を消したものだ」


 なんだって!?


 2枚を比べると不自然さがわかるが、最初の1枚だけだったら、気づかなかっただろう。


「今は、AI画像加工が進化していてね、周りの人物を消したり追加したり、思いのままにできる。ほらこっちも」


 パパがもう一枚見せた写真では、今度はパパが複数人の水着美女に囲まれていた。


「ちょっ!パパ、何これ!?会社で水着?!なんでこんなっ!デレデレしてっ!」


「この写真は、背景にグラビアアイドルの写真をくっつけて、加工したものだ。よくできているだろう?」


 脳が理解を拒否する。


 パパが作り出した嘘の写真?この水着美女たちが?


 確かに、よく見ると、大きさとかが不自然なような気もするけど…ぱっと見はわからないぐらい、よくできている。


 もしあの咲希ちゃんの笑顔も、誰かの悪意で生み出されたものなら...!?


「え、えーと、つまり、佐々木先輩と咲希ちゃんの写真も偽造されたものだって言いたいのね?」


「その可能性は十分にある」


 わかったけど、水着美女に囲まれている父親をJKの娘に見せることなくない?いやそもそもなんで水着美女の写真があるのよ!このノンデリオヤジ!


 今度パパのフォルダを検索しなきゃ!


<つづく>


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