表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
JK紬のセキュリティ相談室2、女子高生がセキュリティの力で事件解決しちゃいます  作者: 雨後乃筍
1章 AIフェイク画像とネット誹謗中傷〜心の枷〜

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

4/11

1−3 炎上騒ぎ

「紬、紬、ちょっと聞いて、咲希ちゃん学校に来ていないんだって」


「咲希ちゃんって?」


 七香がいつものように校内の噂話を拾ってきて教えてくれた。


 咲希ちゃんというのは今年入ってきた1年生で、まるで小学生のような可愛らしい子らしい。


「そんな子が、なんで学校に来れなくなったの?いや、そもそもなんで七香がそんなことに首突っ込んでんのよ」


「それはそれで…とにかくその原因というのが、どうやらチャットでのいじめらしいの」


 ああ、そういうことね。


 学校内には、非公式のチャットグループが様々存在し、その中でトラブルになることも多いと聞く。ホントみんなしょーもないことが好きだね。


「で、なんで七香が絡んでんのよ?」


「佐々木先輩が原因みたいなの」


 あ、推し活ね。


「ってか!先輩の私服、青いパーカーらしいの!あー尊い!その情報こそ、私の命綱!」


 いや、その情報こそいらない…


「つまり、七香の憧れの佐々木先輩が絡んでいるから、問題を解決して佐々木先輩と話すチャンスを狙おうってことね」


「ち、違うって!佐々木先輩は関係ない…って言ったら嘘になるけど!でも、咲希ちゃんがマジで可哀想なんだって!ね、紬、助けてあげようよ!」


「で、佐々木先輩がどう絡んでいるの?」


 七香は自分のスマホを見せてきた。そこには見るに絶えないような罵詈雑言の嵐が、その咲希と言う子に対して向けられている


「これはひどいね。。てか、なんで七香もそのグループに入ってるの?」


「これ?推し活グループだから、とーぜん!」


「呆れた。ってかさ、あんたもイジメの共犯になっちゃうよ?」


「えへへ、私、見る専だから。それに情報収集には書かせないでしょ?」


「でさ、これが問題の投稿なの」


 そこには、部活帰りの佐々木先輩と楽しげに談笑する女子。いかにもな青春の1ページって感じのエモい写真だ。


「これが咲希ちゃん?」


「そう、だからチャットが荒れているってわけ」


「くだらない、そんなの放っておいていいんじゃない?」


「でも、この写真、偽物らしいの。咲希ちゃん、こんな写真撮っていないし、そもそも佐々木先輩と二人で会ったこともないんだって」


「つまり、偽造された写真ってことね?」


 私はその写真を、もう一度見た。


 どこにも不自然なところはなく、ただただ男子学生と女子学生のデートシーンの写真にしか見えなかった。


 今回は、その自然な点が問題になっているみたいだけどね。


<つづく>


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ