表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
JK紬のセキュリティ相談室2、女子高生がセキュリティの力で事件解決しちゃいます  作者: 雨後乃筍
1章 AIフェイク画像とネット誹謗中傷〜心の枷〜

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/5

1−1 やまない通知

 山村咲希(やまむらさき)は、机の前で大きく伸びをして、深呼吸をした。


「あー」


 わざと声を出してみる。

 明日も朝から小テストがある。高校に入ってから小テストの連続に、いい加減うんざり。


 いま何時だろうか?咲希は、スマホに目をやった。


「え?何これ…」


 ー新着メッセージ289件ー


 咲希が机に向かっていたのは、精々1時間ぐらい。その間に300件近い通知がくるなんて!


 通知の元は、グループチャット。これには咲希が同じ学年の仲良し女子グループで、先輩女子も少々入っている、「推し活グループチャット」だった。


 プレビューに表示される内容。目が釘付けになった。


 そこにあるのは、全て自分に向けられた罵詈雑言。


「ちょっと可愛いからって、調子に乗ってる」


「先輩、大学生活始まって忙しいから推し活中断していたのに、抜け駆けなんて!」


「先輩と二人っきりで会うなって、1年生のくせに生意気」


「今度学校にきたら無視無視」


 え?これ私に?


「嘘、なんで……私は、何もしてないのに」


 咲希はメッセージを遡って見ていくと、ある写真が投稿されているのが目にはいった。


 学校の女生徒の憧れの目、バスケ部の佐々木先輩。


 その横で、楽しそうに笑っている私の姿。


「うそ?!何これ?!」


 その写真は、自分が、推しの先輩とデートをしている自分。そんなのが、佐々木先輩推し活グループに投稿されたら・・


 ピコン!


 スマホの着信音がなり、メッセージが表示された。


「生意気な1年生を、みんなでシメるよ!明日の昼」


 そこにはホラー映画のワンシーンのような赤黒い悪魔の画像が添付されていた。


 咲希は手にスマホを握りしめたまま、膝から崩れるように座り込んでしまっていた。


<つづく>


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ