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番外編1−2 悪魔の階層
フォルダの中には、また幾つかのサブフォルダが並んでいた。
その中の一つが目に入った。
「Simulation_Wedding01」
シミュレーション?ウェディング?
嫌な予感が背筋を走る。
私は意を決して、そのフォルダを開いた。
中には写真と思われる画像ファイルが幾つか並んでいた。
「…なに?これ…?」
画面を埋め尽くすのは、ウェディングドレスを着た「私」だった。
AIで作ったのだろう。
綺麗だ。悔しいけど、すごい綺麗に作られている。
「…あの親バカ…」
私は怒りを通り越して、呆れるしかなかった。
ただ、そこで終わらなかった。
スクロールして出てきた画像をみて、私の脳はフリーズした。
<つづく>




