ギルマスって定番だよね。
大阪のビールライブってのいってきた。
ベルギービールウィークエンドもしていたけど、こっちは国内の地ビール、関西のやつばっかだけどね。
チケットシール一枚で一杯、普通に購入して7枚……。
けっこうキツイわ、ビール好きなら明日もやっているから行ってみるといいよ。
面白いビールもあるよ、ブルーベリーのビールとか。
そして、551の豚まん買うて帰ってきました。
「まだ、寝てるか?」
何か来たようだ。
まだ、人間とは限らんからな。
たまに、獣人とかドワーフとかいうこともある。
あいつらは、人間と価値観が違うだろうからな。
気を付けないとな。
エルフは、まぁ、鑑賞用だろう。
「あらあら、まだ寝てるのですか。
私がきたのに、寝てるなんて、なんてなっていないのかしら。」
「いやいや、そうはいっても一応モンスターの足止めになっていたんだし。」
「私が、足を撃たせて囮にしたからですけどね。
まさか、傷が無いとはおもいませんでしたが。」
こいつは、ワシの足を撃ったやつか。
思わず激昂しそうになった。
痛かったんだぞ、そしてそのあとゴブリン共に刺された。
然るべき、報いをうけさせんとな。
「こちらに運んだときも、態と傷をつけたのにいつの間にか治っていましたし。
これは、よい肉盾が手に入ったと思いません?」
「いや、それはええと。」
「なん! あ、ええと、おはようございます。」
ああ、思わず怒鳴りつけるところだった。
肉盾って、それはないだろう。
しかし、もし怒鳴って相手がそこそこ権力のある相手だったらとおもうと薄ら寒いことになりそうだしな。
起きたので、みてみるが、一人は予想通りワシを撃つように指示をだした女性だ。
耳がちょっと尖がっているから、エルフの類か、それとも……。
もう一人は、小柄なジジイだな。
白髪をオールバックにして、腰を曲げつつ、気の抜けた表情をしている。
おそらく、こいつがこの部屋の主人だろう。
「あら、起きまして?」
「ああ、よく眠らせてもらった。
ここは?」
「ああ、ここは冒険者ギルドの一室だ。
ワシはギルマスをしておる。
まぁいうてみれば、雑用係りのおまけみたいなもんじゃよ。」
なるほど、異世界名物冒険者ギルドか。
薬草をとったり、モンスターを狩ったりというので生計を立てるやつらのことだな。
ワシは、危険なことはしたくないが、多分ここに最初は世話になるんだろうな。
「私は、この街の領主の叔母をしております。
この度は、身の危険を顧みず身を盾にして街を守っていただいたこと、感謝に堪えません。」
むむ、これは都合の良いように話をもっていかれそうだな。
しかし、ワシにも都合の悪い話ではない、うまくいけば最初の路銀くらいは貰えそうだ。
最初の50万なんぞ、すぐに消えるだろうしな。
「い、いえいえ、人としてできることをしただけ。
しかし、3体程度のゴブリンで街がどうこうなるとは思えませんが?」
「とんでもありません。
機動力をもつゴブリンは、斥候に使われます。
あの後、ゴブリンの集団がきました。
時間が稼げたので、街で兵力を整えてゴブリンの集団を迎え撃つことができました。
貴方が時間を稼いでくれなければ、間に合ったかどうか……。」
なるほど、気を失ったあとそうなっていたのか。
「そして、貴方は貴重なスキルをもっているようです。
申し訳ないとは思いつつ、ギルド内の施設でチェックさせてもらいました。
年齢はかなりいっていますが、貴方ならうちの衛兵にだって雇いいれますよ。」
雇うということは、こいつに逆らえなくなるということか。
あまり良い手ではないな。
就職先としてはありかもしれんが、平気で人を囮にするような外道の下はちょっとなぁ。
「いやいや、あんたは冒険者になるべきだろう。
そして、ちょっと経験したら、ギルド職員になってくれんか。
あんたみたいなの、いると便利なんじゃよ。」
スキルを勝手にみられたのは腹が立つが、結果勧誘が2つというのは悪くない。
それに、ワシの年齢を加味して将来はギルド職員、そしておそらくワシにギルマスを任せるつもりだろう。
ワシは分かっている、言外に期待していることを察するのは得意だからな。
「ワシはこの街のことを何も知らないから、まずは街を知るため冒険者になろうと思う。
他の駆け出しにくらべて歳は行っていると思うが、よろしく頼む。」
こっちの世界は死にやすいんだろうな。
ワシみたいな年齢なやつは少なかろう。
長寿は、財産になることもあると聞く、せいぜいワシの優秀さを見せつけて、正しい評価をさせてやる。
ギルマス出てきました。
まだ設定が固まっていないキャラです。
領主の叔母もでてきました。
まぁ出ていたのですが、こっちはかなり曲者設定だけど、なんとか書けるかな、自分の文章力が心配。