異世界に来ました。ってのも定番だよね。
酒は飲んでないけど、朝からFXや仕事やで頭がくらくらしていて、書いた。
そんかし、明日からGWに入って、ベルギービールウィークエンド、通称BBWに行くのさ。
BBWで動画検索すると、ちょっと後悔する事があるのは、お約束だろうか?
くそ~! ワシの華麗な交渉術をみせる時間もなかった。
いくら、ワシとてある程度のやり取りがないと、懐に入るのは難しい。
あいつは、あれだ、偉い奴特有のやっつけ仕事というやつをワシにやりおった。
まぁいい、移動させられてしまった以上は仕方ない。
ワシもかつては、異動には衝撃を受けたもんだが、あのときは、念願の新車を買ったときだったな。
糞部長に呼ばれて、一ヶ月後に東京転勤。
東京で車使うかって叫びたくなったものだ。
あの時は帰る途中でカラオケによって叫んだもんだ。
懐かしい。
そして、ワシは今どうなっているのかとういえば。
目の前に草原、背後に鬱蒼な森、遠目には街道が見える。
そしてワシは、転移してしまったようだ。
服は死んだときとちょっと違うような気がするのだが、それに何か違和感がある。
ああ、そうだ、ワシあっちでは死んだんだなぁ。
それでも、ワシ程の人間なら、別の人生を送ってもいいってことだな。
うん、ワシは人格者だったということの証左だろう。
ああ、そうそう、たしかステータスとか言うんだったか。
ワシはラノベも詳しいのだからな。
これくらいは基本だ。
名前:地殻 万寿夫
年齢:55歳→50歳
種族:人間
スキル:超速再生、鑑定、アイテムボックス
ふむ、少し若返っておるな。
これはサービスか?
うむ、わからん。
分からん事を考えていても仕方ないな、ワシは前向きなんだ。
街道があるということは、街が近いということだな。
そして、森の中に街があるということは考えにくい。
それなら、草原をつっきるように街道を進めば街に付くことができるだろう。
我ながら名推理、この世界で推理小説家になるのも面白そうだ。
まずは、街道に向かってゆっくり歩いていくのだが、いかんせん身体が重い。
ワシこんな重かったっけ?
たしか、注意を受けて……あ、そうだ医者に注意を受けた歳が50歳。
それから食事制限をして、何とかスリムになったのに、元に戻っている。
あ、あのガキャ、やりおった、ワシが一番苦労した体型の年齢に戻しおった。
今度あったら、後悔させてやる。
ワシは確実にもう一度天界に行く事になるだろうからな。
そう考えがまとまり落ち着いたころに、街道に辿り着く。
考え事に集中していて気づかなかったが、森の方から何か音がするようだ。
聞いたことはないが、おそらく街道を走る馬車の音じゃないかと思う。
何か動物の足音のような音も聞こえるし、ただ、やはり文明が未熟なのか、音が酷い。
これは、あれだな。
チートな文明開化なことをすれば、大金持ちになれるパターンだろう。
ゴムに、バネにサスペンション。
油圧だってやってやれんことはないんじゃないだろうか。
まぁワシは指示する立場だったから、細かい機構はわからんが、ワシみたいな優秀な人間はちょっと考えれば分かるだろう。
そうこう考えているうちに、馬車は近くまできたようだ。
大きな馬が豪奢な馬車を引いて、御者席には金髪の美女が立って鞭を振るっておる。
これは、なかなか絵になるなと思ってみていると、恐ろしい勢いでこちらに向かってくる。
「おおぁぁおぉぉあ、に、逃げんと、ひかれ、また轢かれる!」
人間こういう時にまともに声にならんもんだが、ワシは2回目だから、何とか声に出せた。
「やれ!!」
これは、馬車を襲われる貴族かと考えた至ったところで、右足に鋭い痛みを覚える。
いったい、何が起こった?
異世界転移になりました。
年齢を少し若くしました。
彼がメタボで糖尿病一歩手前の健康診断の値の頃です。
ある意味、全盛期の能力w
Lvとか能力値は、強くなる予定がないので記述はありません。
余りにキャラ的に意味がないので、基本、自分のフィジカルでは戦わない予定です。