ゴブリンキングって定番だよね。9
山田錦の長珍、新聞紙につつまれている65と書いてある生酒、うまい。
つまみはチーズだけど、まったく負けない強い味で最高です。
あ、今回はちょっとグロ表現があります。
今更かもしれませんが。
「ご、ゴブリン!」
そう、ゴブリンが周囲にいる。
でっかいゴブリン、普通のゴブリン、王冠を付けているゴブリン、杖を持っているゴブリン。
結構なバリエーションが、ワシの周囲を囲んでいる。
『ウゴァ!!』
何の意味を言っているか分からないが、ワシに向かって叫んでいるのだけは分かる。
普通の人間なら、ここで固まって動けないだろうが、ワシは違う。
逃げる!
背を向けて逃げる!
-バギッ-
いい音がワシの背中からして、逃げる勢いが加速されつつ、目の前に壁が迫る。
当然の結果として、ワシは転び立ち上がれない。
背中が痛すぎる!
『ゴバァガァガッガッガガガ』
なんか分からんが、笑われているのは分かる。
そして、何かが近くに来ている。
-メキョ-
いい音をして、ワシの足が潰れる。
下を見ていたから何も分からんかったが、足を攻撃されたのは分かった。
外からみていたら、きっとその足は切り落とすしかないような状態だったことだろう。
しかし、大きな怪我であるせいか、それとも連続で痛みを感じたせいかそこまで痛いとは感じなかった。
そして、スキルが発動して"超速再生"による体中の怪我が治っていく異様な感覚が身体を巡る。
体の外のカロリーを使って、傷などを補うであろうこのスキルの発動で、身体も軽くなる。
筋力は変わらないが、逃げるのはもっと容易になる。
そう思って立ち上がろうとしたところ、目の前に火の手が上がる。
ワシが振りまいた油が発火したようだ。
「ファイヤービーム!」
なんかワシの頭がおかしくなったのかとおもった。
ファイヤーときたら、ボールかボルトかランスじゃないのか?
ワシはファンタジーに詳しいんだ。
魔術でそんなもの特定のマニアックなゲームでしか見たことない!
「「「マスオさ~ん、助けにきました。」」」
遠くから同じような台詞が遠くから聞こえる。
ワシはワシを助ける声を間違えない!
あいつらは、ワシが助からないと助からない罪人だから、信用できる!
「おおーい、ここっつ、ぐばぁ」
声を返そうとすると、後ろから土の槍が飛んできて背中に刺さる。
ゴブリンの癖に魔術を使える奴がいたらしい。
いわゆる、ゴブリンシャーマンというやつだろう。
前述したとおり、ワシはファンタジーにも詳しいのだ!
火の手は止まらず、後ろからゴブリンが迫ってきている。
そのうち一帯はやはり、ゴブリンキングというやつだろう。
なんせ王冠をしているくらいだし、なにより、ワシには直接おそってこないのが、奴が頭だという事を示している。
烏合の衆からなら逃げられるが、指揮がされていると途端に難しくなる。
しかし、ワシには他に方法はないと、ブライダーズが来たであろう方向に駆け出した。
そろそろ、ゴブリンキング編終わりかな。
ちょっと長いのと、結構考えがまとまらない。
勢いで書くと、途中でつまると大変だなぁ。




