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変人たちが行く異世界紀行~探究者。人、それを変態と呼ぶ~  作者: バタ足攣り太郎
第三章 東大陸中央“ディスク砂漠”編

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第80話その3 パワー

さて、本日3話目となります。

では、本編にどうぞ!!

探索を開始してすぐ、レイカの目の前から消えたユキト。


その原因は目の前の足元にあった。


この空間での数少ない光源であったユキト。


彼が発した光が足元から放たれている・・・即ち、ユキトは下へと落ちたのだ。


どうやら、この空間には落とし穴が仕掛けてあったらしく、ユキトはそれに引っ掛かってしまったようだ。


レイカの目の前には、ぽっかりと大きな穴が開いているのである。


「どうしたのレイカ!?」


「ユキトが、これに落ちてしまいましたわ。」


「!!落とし穴か!」


「これまたベタな罠ですねえ。」


「言ってる場合かい!?」


「いえ、なんというか。」


「ええ。」


「「ユキトならこれくらい大丈夫だと思いますわ(よ)」」


「・・・確かに、そうだね。」


どうやら、仲間からの信頼は厚いようだ。


さて、落とし穴に落ちてしまった当人のユキトだが、未だに落下の最中にあった。


どうやらこの落とし穴、中々に深く作ってあるようで、未だに底へとたどり着いておらず、底の形状も把握することができない。


「フラアアアアアアッシュ!!」


ユキトは淡かった光を強める。


すると、底の形状が把握できたのだが、そこにはびっしりと剣が針山のように敷き詰めてあり、このままでは串刺しになってしまうだろう。


「ならば!!」


ユキトは胎児のように体を丸めると、前方向にぐるんぐるんと回転し出す。


そして、勢いをつけると拳を地面に振りかぶり、剣の山へと激突するタイミングで拳を繰り出した!!


「ぬおおおおおあ!!!」


バギャバギギャリイイイイイイン!!!!


物凄い音を立てて剣の針山を殴りぬいたユキトの姿は、その衝撃によって発生した土煙に隠されてしまう。


しかし、このユキト、一連の動きの中でも光を放っており、土煙越しでも無事は確認できる。


土煙が晴れると、そこには無傷で光を放って立っているユキトの姿があった。


その足元には折れてバラバラになった剣の残骸が散らばっており、ユキトの放つ光を反射して無駄にキラキラしている。


「すごい音がしましたけれど、大丈夫ですのー?」


上からレイカの声が降って来る。


「問題ないぞー!!こっちは無事だー!!」


「それは何よりですわー!」


なんとか無事は伝えられたものの、この落とし穴は標的を仕留めに来ているらしく、メンテナンス用の勝手口やはしご等は確認できない。


つまり、上へと戻る手段が用意されていないのだ。


「私が蔦を下ろしますから、それに掴まって上がって来てくださいましー!」


レイカにもそれが確認できたのか、そう提案してくる。


「いや、それには及ばんー!」


しかし、ユキトはそう断ると、壁際へと剣を拳で殴り折りながら移動する。


そして壁をぺたぺたと触って何かを確かめると、


「ふっ!!」


右足で前蹴りを繰り出し、壁にめり込ませた。


「ぬっ・・・ふっ!」


そして右足を基点に体を地面と平行にすると、左足も同じように壁にめり込ませる。


「ふっ!ふっ!ふっ!」


それを交互に繰り返す要領で、ユキトは壁を歩き出した。


そして、2分ほどかけて壁を歩いて脱出したユキトの目の前には、開いた口が塞がらない3人がいたのであった。




ここは落とし穴の中であり、火に包まれた洋館ではありませんし、ユキトは人間を止めては・・・たぶんいません。

少なくとも怪しい石材の仮面は被ってはおりません。

関係ないですが、作者は2部が好きです^^


さて、今回の3話連続更新はいかがでしたでしょうか?

ちょっと投稿間隔が空いてしまったのはこれで許していただけたら、と。

ん?と、いうより本来は週1投こ・・・ウッアタマガ。


さて、次回の更新は明日、1月7日以降とさせていただきます。

また次回でお会いしましょう!!


追伸

色違いのヒノ〇ラシが出ましたよ!!!!

年末に4日ほどかけてなんとか出しましたが、もう色違いチャレンジはしばらくやりたくありません。

あれ、マジで途中からバグとか疑い出すんですよ・・・。

最後らへんは「世の色違いって全てコラ画像なのでは?」という思考に陥りました。

そんな苦行を乗り越えた作者なのですが、出たら出たで燃え尽きてしまいまして・・・何故かスイ〇チでレッ〇ゴーピカ〇ュウをやっております。

久々にやるとタノシイ...タノシイ...

まぁ、そっちばっかりでなく、しっかりと当作も書いていきますとも!!

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