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変人たちが行く異世界紀行~探究者。人、それを変態と呼ぶ~  作者: バタ足攣り太郎
第三章 東大陸中央“ディスク砂漠”編

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2021年クリスマス短編

こんにちは、作者です。

今回は予約投稿で12月24日の10時に投稿です。

ちなみに、作者が投稿作業をしているのは12月23日の23時34分頃になります。


ええ、そうです。

 気  が 向 き ま し た 。

そして筆も乗りました。

ってなわけでクリスマス特別エピソードでございます!!

どうぞ!!

これは、ユキトたちの旅の途中で立ち寄った街での一幕。


降り積もる雪の中、どこにでもある石造りの町での出来事である。


この日、街は活気づいていた。


1年を終えるほんの少し前。


人々の軌跡に、祝福を授ける聖なる日がやって来たのである。


街はまさにクリスマスムード一色。


大通りにはたくさんの屋台が並び、その終着点である広場には特設ステージまで設置されていた。


その上では朝から1日中出し物が開催される。


時には大道芸人が芸を披露し、時には音楽家や吟遊詩人がこぞって歌を奏でていた。


素人の飛び入りさえ起き、盛り上がりを見せるそのステージは、ある時間を気に変化を見せた。


日が沈み、夜のとばりが落ちた直後の時間。


普段ならば食事を求めてみんなが建物へと引っ込む時間帯だ。


この日はたくさんの屋台が出ているため、みんなが大通りでわいわい騒いでいる。


そんな中だ。


ステージ上に、突如として複数のモミの木が出現したのだ。


「おい、なんだあれ?」


「急に現れたよな?」


「いったい何が起こるのかしら?」


広場がざわめく中、ステージの上にステッキとシルクハットを持った紳士が現れる。


「んっふっふ。広場にお越しの皆さま。聖なる夜を楽しんでおられますでしょうか?広場にお集まりの皆さまに、冒険者ギルドからとっておきの贈り物です。」


紳士がその右手のステッキをシャランと1回振る。


「・・・雪だ。」


「キレイ・・・・。」


広場のある一帯に、シンシンと雪が降り始めた。


「んっふっふ。まだまだ終わりませんよ。私の後ろのモミの木たちにご注目ください。」


紳士がそう言ってステッキをモミの木たちをなぞるかのようにステッキを振る。


すると、今度はモミの木の葉っぱの隙間から、色とりどりの光が漏れだしたのだ!


モミの木のライトアップは降り積もる雪も相まって幻想的な景色を生み出していた。


「んっふっふ。いかがでしょうか?聖夜のちょっとした贈り物でございます。」


冒険者ギルド所属らしい紳士の演出に、広場中から拍手が送られる。


シルクハットの紳士はステージの端へと移動するが、それは役目を終えたからではなかった。


「んっふっふ。お楽しみいただけているようですね。では、次の段階へと進みましょうか。」


何やらそんなことを言い始めた紳士に、今までの演出もあって、場の期待は最高潮である。


「では、お願いしますね、ユキト」


「おう、任されたぞ、グレフ!」


何やらモミの木からそんな声が聞こえると、中央にある1本のモミの木の光が強まる。


そして光量が徐々に高まっていき、パアン!と気が弾けると、中から虹色に輝くブーメランパンツ1丁のマッチョがサイドチェストで出現した!!!


「は!?」


「なに!?」


「眩し、ええ!?」


「た、逞しい・・・・。」


突如として現れた光るマッチョに場は困惑に包まれるも、当のマッチョは構わずに話始めた。


「広場に集まったみんな!冒険者ギルドから、もう1つの贈り物だ!!」


そう虹色のマッチョが宣言し、体を「大」の字に広げる。


すると、その全身を包んでいた光が頭、手、足のそれぞれ5つの頂点へと集束していく。


「ふぅん!!」


マッチョが右腕を空に向かって振るうと光が飛んでいき、空中に静止する。


「ふん!ふん!ふん!」


同じ要領で頭以外の光を同じく空へと飛ばし、別の位置に静止させると、マッチョは頭だけが光っている状態になる。


その光を口に集め、マッチョは天に咆哮する!!


「ハアッ!!」


放たれた光が空へと到達すると、それぞれの光を巻き込んで大きく弾けた!!


そして大きく空へと浮かび上がった文字の下に、いつの間にかステージ上にいた少女が、その大きな義椀を振るって赤く燃える線を書き足す。


夜空に大きく浮かび上がったその文字とは、


「みんな一緒に!!メリークリスマス!!!!」


「「「「メリークリスマス!!!!」」」」」


炎の下線に照らされ、更にそれ自体が色とりどりに輝く「Merry X’mas」であった。


こうして、冒険者ギルドのステージは大盛り上がりを見せたのだった。


喝采に包まれるステージを去り、ユキトたちは宿への帰途についていた。


「んっふっふ。それにしても、うまくいって良かったですね。」


「おう、そうだな!」


「お疲れ様ですわ、ユキト、グレフ、ルビィレイア。」


「ありがとな、レイカ。」


「労い、感謝いたしますよ。んっふっふ。」


「ふっ。我にかかればあんなものだ。」


「さて、ギルドからの依頼はこれで終わりだし、宿に戻るか。」


「ええ。アギがご馳走をたくさん作って待っているそうですわよ。」


「それは楽しみだな。我も働いた甲斐があったというものだ。」


「そうだな。良い炎だった。」


「私の雪も忘れないでいただけると助かりますねえ。」


「それでしたら、私が生やしたモミの木もお忘れなく。」


「もちろんだ。みんな、お疲れさん。」


と、キレイにユキトが締めたところで、あることに気づく。


「む?モノシリさんはどうした?」


「ああ。彼女でしたら、ほら。」


グレフが促す先には全力で駆けてくるモノシリさんの姿が。


それはみるみる近づいて来て、ユキトたちの元へたどり着くや、開口一番にこう言った。


「あんなアドリブ聞いてないんだけど!?なにあの空の文字!?」


どうやら、アギの作ったご馳走にありつけるのは、少しばかり後になりそうである。


聖なる夜は、仲間たちと共に。


賑々しくも騒がしく、こうして過ぎてゆくのであった。


今年のクリスマスエピソード、いかがでしたか?

作者は何を書いているのか、自分でもわかりませんでした。

いや、マジで何やってるんだこいつら・・・・。

このクリスマスイベントは冒険者ギルドからの依頼を受けた形で、モノシリさんは職員と一緒に経過を見てました。

そしてユキトが登場した辺りで、「聞いてないんだけど!?」という視線を向けられて、「私も聞いてない!!」ってなってました。

どんまい。


さて、本編の次話の投稿なのですが・・・12月25日以降とさせていただきたいと思います。

いや、まあ、こうして短編を投稿したので勘弁していただけると・・・。

まあ、筆が乗ったら24日に上げる可能性もありますが、その可能性は低く見積もって貰えると助かります。

では、また次回にお会いしましょう!!


追伸

作者、クリスマスには個人的に毎年開催している行事があります。

それは、「一人きりでカラオケに行き、呪文みたいな名前の歌手の、独り身のクリスマスを高らかに歌い上げる歌を歌う」という行事です。

もうかれこれ5年以上はやっていると思います。

自分でも何をやっているのかと思わなくもないですが、楽しいので仕方ありません。

今年も張り切って参りますとも!!

それでは、読者の皆さま。

良いクリスマスを!!!


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