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変人たちが行く異世界紀行~探究者。人、それを変態と呼ぶ~  作者: バタ足攣り太郎
第一章 極東の街“フロール”編

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第38話 ぶつかり合い

こんにちは。

バタ足攣り太郎です。

今日は夕方の更新ですね。

作者はこのあとランニングっぽい何かに行きます。


さて、前回は我らが主人公、ユキトが駆けつけて木にめり込んだところでしたね。


では、本編にどうぞ!!

「よっ、と。」


とりあえず、めり込んだ木から外れるユキト。


そう。


こいつ、ここまで逆さまの状態で会話していたのである。


既に目の前の少女は駆けだしてきている。


ユキトは体勢を整え、それに背を向けている構図だ。


「敵に背を向けるとは、余裕だな!!」


ユキトの背に少女の爪が迫る。


「それはどうかな!」


ユキトは体を捻りながら跳躍。


少女の上をポジションを入れ替える形で跳び、すれ違いざまに裏拳を繰り出す!


爪を空ぶった少女はそれを迎撃すべく、空振りの勢いそのままに前転する形でユキトの裏拳に左の踵をぶつける。


ゴン!と音を立ててお互いに弾かれるも、即座に体勢を立て直した少女がバーナーを放つ。


ユキトはそれをあえて口で受け止め、咆哮するときの応用で放たれた炎を球状にして、一息にかみ砕いて無効化した!


そしてそのまま正拳突きの構えをとると、腰に構えた右腕に雷光を纏わせ一気に放出する。


青白い稲光が迸る。


少女はお返しとばかりに口を開くと、細く炎を吐く。


それで雷光を巻き込み、球体状にしたものを純白の義手でユキトへと投げつける。


さすがに受けたらまずいと思ったのだろうか。


ユキトは、先ほどなぎ倒したために手近に転がっていた木を持ち上げると、やり投げの要領で球体へと投げつけた。


雷光を纏った炎球は、飛んできた木が接触した途端に爆発し、炎と電気が混じったキラキラとした粒子をまき散らす。


その爆心地で、駆け出した2つの影が何度も交差し衝突する。


その刹那、お互いの接触による火花に映し出された2人の顔は、


「先ほどは、どうなることかと思いましたが・・・」


「ああ、そうだね。生存本能があんなに警鐘を鳴らした相手だって言うのに、ユキトのあの様子は。」


「ん。すごく、楽しそう。それも、2人とも。」


まるで、生涯の付き合いを予感させる友人と出会ったかのように。


まるで、悪友とじゃれあっているかのように、口元に笑みを浮かべていた。


もはや先ほどレイカが感じたような危機感はなく、あるのは純粋な力のぶつかり合いのみ。


ただ、あくまでそれはレイカたちのようにユキトと気心知れる仲間からの視点であって。


「ちょ!?ユキトちゃんがものすごい速さでバチバチ駆けだしたのを追って来てみれば・・・!!まだ危機は去ってなかったみたいね!!すぐに加勢に」


「ああ、大丈夫ですわよギルドマスター。」


「でもユキトちゃんが今も戦って!」


「よくその目で御覧なさいな、」


「何を呑気n・・そう。私も、現場を退いて衰えたものね。」


戦いの規模と周囲の被害に、駆けつけたギルドマスターが臨戦態勢で誤解しかける。


「でも、流石にこの威力はヤバイわね。冷や汗が止まらないわよ。あれ、止めなくて大丈夫かしら?こっちに来たら一溜りもないわよ?」


「大丈夫だと思うよ。そこはユキトが気を遣ってるみたいだからね。いや、何であんなぶつかり合いしながら気を遣えているのかわからないけどね・・・。」


遠い目をするモノシリさん。


それはともかく、ギルドマスターの誤解も解けた今、するべきことは一つだ。


「いつの間にか魔物もほとんどいなくなっているし、状況の把握を始めようかしらね。ほら、あんたたち!ぼーっと突っ立ってないで他の地点を見て来なさい!!残敵掃討と事後処理を始めるわよ!!」


「・・・はっ!!だ、だがよギルドマスター!あれほっといてもいいのかよ!?」


「いいのよ!!いいから動く!あんたは東の方を見て来なさい!そこのあんたは西の方!」


「「お、おう!」」


「救護所の確認も必要ね。あ!そこのあんた!数人まとめて怪我人の把握と回収!あたしの名前使っていいからがんがん動きなさい!」


慌ただしく支持を出し始めるギルドマスター。


「それと、レイカちゃんたちはそこのおバカ2人の見張りをよろしくね。」


「ええ。任されましたわ。」


「安心して。しっかり見ておくから。」


「ん。」


こうして、大規模なじゃれあいを放置して現場は動き始めた。


すぐに状況の把握が為され、1時間後には大襲来の終息が宣言された。


フロールは、外壁への損傷と戦いの犠牲者を除き、奇跡的な被害の少なさで生き残ったのだ。


このフロール存亡戦は大襲来の記録においても奇跡的な勝利を遂げた。


しかし、終結宣言が為されたものの、鳴り響く轟音と衝撃のせいで情報伝達が滞ったのは仕方のないことである。


そしてその元凶たるユキトと少女のぶつかり合いは夜になるまで続き、痺れを切らしたモノシリさんの水魔法によって、文字通り頭を冷やされたという。



と、いうわけでフロール存亡戦、ここに終結です!!

いやあ、意外とかかりましたねえ。

そしてなんだろう・・・すごい2人を出会わせてしまいましたね・・・・

今回はバトルでの絡みでしたが、会話としての絡みは次回以降ということになりますね。


ちなみに、ユキトが炎の球体を噛み潰したあたりでピギャアアアって悲鳴とオーケストラ、そして紫色の巨人が作者の脳裏に浮かびました・・・。

補完が始まっちゃう・・・。

さて、前書きにも書きましたが作者はこれから走ってきますので、執筆はそのあとになります。

また、明日以降に上げるつもりですので、気長にお待ちください。

では、また次回でお会いしましょう!!


追伸

ギ〇スのソシャゲが今日からですね。

さっそくリセマラでもしようと思います。

作者は緑髪のあのヒロインが大好きなので、数年前の劇場版は最高でしたとも!!

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