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変人たちが行く異世界紀行~探究者。人、それを変態と呼ぶ~  作者: バタ足攣り太郎
第一章 極東の街“フロール”編

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第35話 嘲笑

こんにちは。

バタ足攣り太郎こと、作者です。

今日は久々に筆が進んだのでこの時間に投稿できます。

やったね!

前回は怪しい男が姿を現したところでしたね。

それでは、本編にどうぞ!!

突然現れたその男は、弧を描く口から言葉を吐く。


「あっぶないなぁ。泣いちゃうとこだったよ。あ、もう泣いてるか!あっはっはぁ!」


目元にある雫のペイントを指さしながら笑う男。


そんな男の様子は無視し、少女はまた2発、3発とバーナーを吹かす。


ゴオオ!ゴオオオオ!!と放たれるそれを、またも笑いながら飛び跳ねて男は避ける。


「よ!ほっ!はっ!・・・容赦ないなぁ。男の子には優しくしないといけないんだよぉ??あ、逆かあ!いや、あながち間違ってないよねぇ。みんな繊細だもん。きゃははは!!」


「・・・囀るな。耳が腐る。」


「お!それはいい。だったらもっと笑っちゃうもんねえ!!あひあははあ!!」


まるでじゃれあうかのように、男は少女の攻撃を避ける。


少女からすればひたすらに不快感が募るだけだ。


そしてそんな2人の様子とは別に、周囲の人間は絶句していた。


なぜならば、


「・・・ぎ、ギレアス・・・?」


この男の顔が、先ほどドッペルゲンガーだとわかったギレアスと瓜二つだったからである。


しかし、彼らの知るギレアスは実直で誠実な男であり、目の前の男のように軽薄にヘラヘラと笑うような人物ではないのである。


そのギャップに脳の処理が追い付かない。


「なるほど、あれがオリジナル、ということですのね。」


「でもね、レイカ。ドッペルゲンガーは本人の上辺を忠実に真似る魔物だ。さっきまでの彼と、あまりに違いすぎないかい?」


なまじ知識があるモノシリさんだからこそ、目の前の状況に困惑を隠せない。


「ですが、現に同じお顔ですわ。」


「ん。そっくり。」


「あは!そこのお嬢ちゃんたち、見る目があるねえ!!嬉しいなあ!!」


そう言うと、男は右手から出した黒い何かで目の前を薙ぎ払い、体勢を立て直してこう告げた。


「改めまして、紳士淑女の皆々様。僕はギース。“笑握(しょうあく)”って呼ばれてる、ちょっとした道化さ。以後、お見知りおきの程を。あはは!!」


ニタニタと笑いながらの自己紹介である。


「・・・その異名。やはり、彼奴の仲間のようだな。」


「え?誰の事ぉ?僕の仲間にネコはいないよ?それはキャッツ!ってね。きゃははははぁ!!」


「寒いですわね。」


「うん、ものすごく。」


「凍る。」


「わお!手厳しいねえ!そんなお嬢さん方にはぁ、とっておきのワインをお送りしよう!!」


ギースはレイカたちに手を向けると、黒い円錐状のトゲを五月雨のように飛ばしてくる。


レイカたちが回避行動をとると、ギースは更に追撃を仕掛けようとしていた。


しかし、


「よそ見とは、余裕だな戯けが!!」


接近した少女の義椀による一撃がギースを襲う。


咄嗟に黒い水のような物で防御するも、バリン!と音を立てて破られてしまった。


「喰らうがいい。ブレイズハウリング!」


少女が大きく口を開くと、そこから深紅の衝撃波が放たれる。


ギースは避けようとするもその右腕が巻き込まれ、バギン!!と音を立てて弾き飛ばされた。


シュウウゥと煙を上げる右手の甲に、何やら紋様が浮かび上がってくる。


「大きな牙を持った・・・犬?」


「やってくれたねぇ。まさか聖なる系譜に属する者だったなんて、予想外だよぉ。ああ。怒りで笑えてきたねえ!!ははははははぁっ!!!」


「これで確定したか。では、心置きなく裁きを下そう。」


様子が変わったギースに合わせて、少女の髪からメラメラと火の粉が舞い散り出す。


戦いは、これからだ。



こ、こいつ、うっぜええ。

いや、作者も書く前に「こんな感じのキャラかな?」って想定して書いてたんですけど、書いてるうちになんだかとてもうざく・・・うっわあ。

そりゃあ、義椀の少女も更にキレるわ。


そうそう!今日からノータ〇ムトゥーダイが公開ですね!!

作者は来週にでも観に行こうかと考えております。楽しみですねえ!!


実は0〇7シリーズは、最新版を除いて公開順に追いかけてるんですよ。

今はムーン〇イカーまで観ましたね。

初ボ〇ドは、カジノロ〇イヤルでした。

いやあ、カッコよさと「もっと右だぁ!」に心打たれてしまって、ドはまりしちゃったんですよねえ。

ってなわけで期待に胸を躍らせつつ、作者は続きでも書きましょうかね。

ではまた明日以降に、次回でお会いしましょう!!

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