第27話 絶望への入り口
こんにちは。
昨日は頭が回らず更新ができなかったバタ足攣り太郎です。
作者の頭はどうやら気圧の影響を受けやすいらしく、頭痛に加えて気分も降下するのでなかなかにしんどいこの頃です。
さて、今回は村から帰還中のユキトたちがいない間のフロールの街でのお話となります。
オネェさんギルドマスター、ロイズの視点ですね。
ってなわけで本編へどうぞ^^
ハルケーノ王国の都市フロール。
その冒険者ギルドマスターであるロイズは、違和感を覚えていた。
最近、普段とは違う場所での魔物の出現報告が相次いでいる。
その違和感の正体を突き止めるため、森への調査依頼を冒険者へと回したのが1週間前。
念を入れて実力者を回したため、ユキトたちに角狼の依頼を回すことになったのだ。
「そろそろ帰ってきてもおかしくない頃よね。」
そう呟いた次の瞬間、バタン!と勢いよくギルドマスター室のドアを開けて、血相を変えた職員が駆け込んで来た。
「マスター!緊急事態です!大襲来の発生が確認されました!!」
「なんですって!!」
大襲来・・・それは魔物が人間の拠点に大挙して押し寄せる現象だ。
この現象は、獲物となる人間が多い集落に集中する傾向がある。
そして、この近隣で最も大きな集落はここ、フロールだ。
「まずいわね。情報はどこまで上がって来ているの!!」
「南東の森を中心として、南側から押し寄せて来ている模様!その数は報告だけで5000は超えており、Aランクの魔物も複数確認されています。調査に向かった冒険者パーティの半数は行方がわかっておりません!帰ってきた人員にも怪我人が出ており、迎撃に回れるのは更に半数ほどになります!」
「なんてこと!わかったわ。まずは行政府に状況を知らせて住民への避難準備勧告を出させて!それと斥候を北に放って避難路の確保をさせなさい!!それで、ここまで話に出て来てないってことは、まだ時間には余裕はあるのよね?」
「はい。どうやら魔物同士での争いも起こっているらしく、予想到達時刻は8時間後とのこと。ですが、早まる可能性も否定できないとの報告です。」
「そう。今いる冒険者全員に緊急依頼を発令!事は都市の存亡に関わるわ。今からフロントに降りて私が説明をします。職員も緊急体勢に移行!なんとしても住民だけは守るわよ!」
「は!」
こうして、後にフロール存亡戦と呼ばれる事態は動き出した。
(・・・人員に被害が出すぎている。戦況は始まる前から絶望的ね。現時点で都市の放棄は決まったようなもの。ここまでの規模の大襲来は記録上、100年はなかったはず。どれだけの住民を逃がせるか・・・私も覚悟を決めないといけないわね。)
ロイズは決死の覚悟でこの事態へと望む。
自身がギルドマスターとして過ごしたこの街を、様々な思い出をくれた街の人々を守るために。
ってなわけでゲーム風に言うとイベント発生です。
ユキトたちはまだこの事態を知りませんが、道々での魔物の様子がおかしいので急いで戻っている最中だったりします。
一応、フロールにも実力者は残して調査を派遣していたギルドマスターのロイズですが、100年に一度の事態で想定を超えてしまった形ですね。
さあ、これからどうなってしまうのか!
そして作者は近いうちに投稿できるのか!!
それでは、また次回にお会いしましょう!!!
追伸
最近話題の濃厚な月見バ〇ガーを食べました。とても美味しかったのでチーズが大丈夫な方にはお勧めです。




