第13話 モノシリさん再び
作者は狩りかプラモを作ると言ったな?
そのどちらでもなくお昼寝したさ!
そしてすっきりした頭で今日中に間に合わせてしまった・・・
ってことで、タイトルにもあるように、喋るスライム“モノシリさん”がまた出てきます。
それでは、本編へどうぞ^^
「やあ。待っていたよ。」
侍女に案内されたユキトの部屋では、モノシリさんが鎮座していた。
「モノシリさんか。無事で何よりだ。」
「ふっ。迷惑をかけないように周囲と同化して大人しくしていたら何回か蹴られたけど、僕は無傷だったとも。ただ・・・」
モノシリさんはぷるぷると震えだすと、
「その弾みで高そうなツボが割れてしまったから、後でセオン王にとりなしておくれよっ!」
そう、泣きついてきたのであった。
「それは構わないが、俺よりもオリス様やキャシーさんに言った方が良くないか、それ。」
「あの二人よりも特別待遇の君の方が効果ありそうなのさ!っと、本題を忘れていたよ。」
どうやら、他に用事があったらしい。
「戦場での話は聞いているよ。結局、君の魔法は炎と雷だったんだね。」
「いや、違うが?」
「え?じゃあ何なんだい?」
そう問われたユキトは、おもむろに服を脱ぎ捨てて横向きに肉体を強調した。
いわゆるサイドチェストである。
「これが俺の魔法だ。」
「いや、人間の君のそれはただの肉体・・・」
「シグナルフラッシュ!!」
「体が3色に点滅しだした!?」
しかも色が切り替わるごとにポーズを変えているユキトである。
「ユキト。今後の相談がしたいのですが・・・あら?面白そうなことをしていますわね。」
そんな中、レイカがやってきて
「私も混ぜてくださいな。」
こちらも花を咲かせてモデルのようにポーズを取り出した。
「君もやるの!?え??なにこれ?私、ユキトの魔法を聞きに来ただけだよね?いったい何を見せられているの!?」
光る筋肉と花畑の美女の夢の競演です。
5分ほど経つと二人とも満足したのか、モノシリさんとの話に戻った。
「さて、見てもらった通り、これが俺の魔法だ。」
「うん、そうだね。もう、それでいいよ。」
モノシリさんは、どこか遠い目をしていた。
「それで、レイカ。今後の相談だったな。」
「ええ、そうですわね。私、とりあえず街に出てみようかと思うのですが、ユキトも一緒にどうかしら?」
「うむ。そうだな。判断しようにも情報もないからな。わかった。同行しよう。」
二人が街に繰り出そうとすると、
「待ってくれ!」
「モノシリさん?どうした?」
「私も行こう。君たちの魔法を見極めるには近くにいるのが良さそうだからね。」
「そうか。しかし、この世界はスライムが街に出ても大丈夫なのか?」
「亜人と呼ばれる人以外の要素が入った人種もいるからね。特に問題はないよ。それに・・・」
モノシリさんは、言いながら流線形の肉体を変化させる。
一瞬の後、そこには勝気な笑みを浮かべる少女がいた。
「こうすれば、何の問題もないからね!さあ、行こうか!!」
当の二人よりも生き生きとした様子で歩き出すモノシリさんに続いて、ユキトとレイカは街へ繰り出すのだった。
部屋でなーにやってんのこいつら・・・
ちなみに、点滅は赤・緑・黄で切り替わるタイミングに合わせてポーズも変わります。
レイカもタイミングを合わせてポーズ変えてます。
マジでなにしてんの・・・
そして、
モ ノ シ リ さ ん が ヒ ロ イ ン 枠 に 入 り ま し た 。
これ、作者まったく想定していなかったので、また頭を抱えています。
だからなんでこいつら勝手に動き出すの!?
ネコか何かですか!?
だとしたらかわいいなこんちくしょう!!
さて、次回はついに変態たちが街に解き放たれます。
果たして、街の治安は保たれるのか!!
こうご期待!




