第100話 路地裏にて
こんにちは、作者です。
4月15日16時31分に更新作業をしております。
ようやく春になったと思ったら、また冬に逆戻りしてしまいましたね・・・。
ま た も 体 調 を 崩 し た 作 者 で す 。
さて、今回からようやく話が進み始めます。
では、本編にどうぞ!!
魔物博覧会最終日。
ローブを目深に被った男が裏道を歩いていた。
潜伏先である酒場から少し離れたこの路地裏には、早朝の爽やかな日差しが遮られた影で覆われている。
とある組織の下っ端である男は、上からの指示に基づいてこの場所へとやってきたのだ。
事前にもらった指示では、しばらくこの場で待機することになっている。
今回の作戦はかなり大きな規模のモノになるからと気合の入った同僚も多かったが、この男はそこまで気負ってはいなかった。
それはこの男の肝が据わっている故か、それとも万能感に酔うだけのただの愚か者故か。
その答えは、作戦が終わるころには明らかになることだろう。
男は建物の壁に背を預けると、タバコのようなものを懐から取り出し、何やら道具を使って火をつけた。
タバコであればそれを口元へと持っていくのであろうが、男はそれをそのまま地面へと落とすと、火を消すように足でぐりぐりと踏みつける。
途端に展開されるのは幾何学模様の魔法陣。
それが正しく発動したことは、流れる空気が変わったことによって証明された。
「どれ、しばらくはことが進むのを待つだけだな。」
男は別のタバコを取り出すと、火をつけて今度こそ口に加える。
そんな気怠い雰囲気のまま、予定の時間まで男は待機していたのだが、ここで異常が発生した。
「・・・いくら何でも遅すぎないか?」
そう、次の段取りに進むための事象が起こっていないのだ。
男は加えていたタバコをポイ捨てすると、警戒を強め始めた。
しかし、周囲には静寂しか存在せず、それが却って不気味さを助長する。
「これはヤバい感じか・・・?」
男は下っ端とはいえ、とある組織の一員だ。
アンダーグラウンドな立場に身を置いている自覚もあり、これまでも危ない橋を渡りきってきた自負もある。
だからこそ、無自覚な慢心があったのだろうか。
ここで状況を見極めるために場に留まってしまったのが男の運の尽き。
「・・・なんだ?」
ヒュー、という音がどこからか聞こえてきた。
その源を辿って男が上を向けば、そこには巨大な岩の塊が!!
「っ!!!」
男は即座に脱出を図るも、時すでに遅し。
空から降ってきた巨大な岩塊は展開されている魔法陣の中心に着弾。
その衝撃と弾けた大きな岩の礫が周囲を、そしてローブの男を襲った!
「ぐあああああああああああああ!!」
男はそれによって吹き飛ばされ、全身を叩きつけられて意識を失った。
先ほどまでの静かな路地裏から一変、周囲には砕けた岩のかけらとズタボロで倒れたローブの男。
そして、それらを岩塊から現れたマッチョの像が見つめている。
それは、両手を頭の後ろに回して腹筋と脚を強調した“アドミナブル&サイ”のポーズにて、静かに微笑みを湛えていたのだった。
ポイ捨てダメ、絶対。
そんな不埒ものには罰が与えられたようですね。
イッタイダレノシワザナンダー。
さて、次回は4月16日から22日までの更新とさせていただきます。
また次回でお会いしましょう!!
追伸
セ〇ナが再登場ですよ皆さん!!!
まったくもって嬉しい限りです。
ゲッコ〇ガも近々再登場するみたいですし、サトシゲッ〇ウガにはなるんですかね?
今から楽しみですね!!
あ、そうそう!!
スパ〇ボ30の無料DLCとエキスパンションパックが来ましたね!!
配信が今から待ち遠しいです!!
いやあ、充実した春になりそうですとも!!!




