第99話その1 調理
こんばんは、作者です。
4月4日22時24分に投稿作業をしております。
なんとか間に合いましたよ・・・
前回は料理対決のルールを説明したところまででしたね。
一応、簡単にルールのおさらいを。
パスタ料理を作って、お客みんなに配って味見させて、もらえる拍手が多かったら勝ちです。
では、本編にどうぞ。
ビガーとマスター、そしてアギの3人が戦う料理対決。
お店の厨房は3人で使うには十分であり、それぞれが配置についた。
「皆さん、準備はよろしいですか?」
「ええ。」
「ん。」
「おぉう。」
「それでは、調理開始です!!」
司会の号令が響き渡り、戦いの幕が上がった!
お題はパスタ料理。
3人とも、最初にパスタを茹で始める。
そして、ここからそれぞれの動きに違いが出てくることになる。
「さあ、始まりました料理対決!まずはマスターから見ていきましょう。」
「あっちの私は、今ベーコンとニンニクを刻んでいるところですね。」
“あっちの私”という言葉の通り、司会に応答しているのは解説席にいるマスターであり、それとは別に調理をしているマスターがキッチンに存在している。
どこからどう見ても分身なのだが、本人曰く「すごく速く動いているだけ。」らしい。
他にも、来客の対応をするマスターやウェイターと会話するマスターもいたりする。
「ベーコンとニンニクですか。メニューはズバリ、ペペロンチーノですか?」
「ふふ。さあ、どうでしょうね。おや、ビガーさんは砂海老の下処理を行っているようですよ。」
「おお!彼は魚介系のメニューのようですね。海老を使ったパスタというと・・・ペスカトーレでしょうか?」
「それにしてはイカも貝もないようですが、どうなのでしょう?なんにせよ、自信満々の彼の料理はとても楽しみですね。」
「そうですね!さて、次に飛び入り参戦のアギさんの様子はというと・・・。」
「鍋でニンニクとタマネギを炒めているようですね。おや、隣のボウルに入っているのは挽き肉ですか。」
アギは順調に調理工程を進めて行っているようだ。
普段からユキト一行の料理担当をしているのだ。
ほとんど趣味でもあるその手際には、安定感しかない。
各々が着実に調理を進める中、とある一角に変化があった。
「んー?」
「おや?どうしましたビガーさん。そんな首を捻って。辺りにはとても美味しそうな匂いが充満してますよ?」
「んー・・・。なんだかビビっと来ませんなあ。少し足しますかぁ。」
「ちょ!?ビガーさん。」
ビガーが、味に何やら調整を加え始めたのだ。
ただ味を調節するだけならば問題はないのだが、彼が足したのは辛味だったのである。
それも大量に。
やんややんやとヤジを飛ばしていたヴィーレもこれには度肝を抜かれる。
「うお!?なんだか匂いがスパイシーになってきたんだけど!?」
「うわぁ、これヤバいってぇ。涙出てきたぁ。」
グラフィエとベルスターにも影響が及ぶ。
何やら暗雲が漂ってきたビガー陣営である。
そうこうしている内に各々の調理は進んでいき、全員が無事(?)に完成を迎えたのであった。
いやあ、今回のお話は難航しましたよ・・・。
ぶっちゃけ何度も書き直しましたからね。
作者、料理はほとんどしないので、調理工程は調べて書くことになるのですが、果たして調べた工程をそんな詳しく描写していいのか?という問題に突き当たりまして・・・。
ですので、大分あっさりとした描写なのはご容赦いただければと思います。
さて、次回は4月5日から11日までの間とさせていただきたいと思います。
タイトルは「その1」になっているので、できれば連続して投稿したかったのですが、作者ちょっと今週は忙しいのでお時間を頂きたいと思います。
できるだけ早めに仕上げられるように頑張りますので、どうかご容赦ください。
では、また次回でお会いしましょう!!
追伸
読者の皆様に、少しばかりご報告・・・というよりもちょっとした方針に関してのお話がございます。
実は、小説家になろう様にて掲載されている大賞の1つに当作品を応募しようかと考えておりまして。
年明けの辺りから悩んではいたのですが、せっかくなので応募してみようと思い至りました。
ですので、次回のお話の投稿を終えた後、当作品にそのためのタグを追加したいと思います。
とはいえ、そのために当作品の作風や前書き後書きをそれに合わせて変えたり等は考えておりませんので、現状の方針で突っ走る所存です。
改めまして、「変人たちが行く異世界紀行~探究者。人、それを変態と呼ぶ~」を今後ともよろしくお願い致します。




