第92話 素性 *説明回です
こんばんは、作者です。
3月3日21時20分ごろに投稿作業をしております。
お待たせしております。
今回もまた、説明回となっておりますので、面倒だと思う方は飛ばしていただいてもかまいません。
いつものごとく、終わったら前書きに要約を載せますので。
要約、頑張らねば・・・。
さて、自己紹介を終えた前回。
今回はようやく、翼の生えた少女「サキ」の素性に迫って参ります。
では、本編にどうぞ!!
「昔から・・・ですか?」
「そう、昔から。だって、こんなに穏やかな風を浴びるのは久しぶりだから。」
そう言ったサキの顔にはどこか寂寥感が滲んでいた。
「以前からずっと、あの遺跡にいたのですか?」
「遺跡・・・えっと、あたしが見つかったっていうところだよね?」
「ええ。」
「あそこはね、研究所なんだ。確か・・・あれ??」
どうしたのか、サキはこてんと首を傾げる。
周囲も思わず首を傾げてしまう中、サキはバツが悪そうに口を開いた。
「ごめん、忘れちゃった・・・。」
「あら。まだ起きたばかりですし、無理もありませんわね。どこか、調子が悪かったりします?」
「ううん、体調はいいよ。ただ、ちょっと度忘れしちゃったみたい。ごめんね。」
サキはそう言うが、どうやら眠っていた期間は長かったらしく、本人も自覚していない不調があるのだろう。
その証拠に、他にもいくつか質問をしたが、ほとんどの情報が抜けてしまっていた。
結果としてわかったことは、サキという名前と16歳という年齢。
そして、現代の常識を全く持ち合わせていないということだけであった。
「うーん、おかしいなー。どうして覚えてないんだろう?」
「今は無理をしない方がいいのかもしれませんわね。状況を把握するためとはいえ、質問攻めにしてしまって申し訳ありませんでした。他のことはまた、後日お聞きすることに致しましょう。」
「すまぬが、少し待ってくれぬか。大事なことを聞き忘れているぞ。」
「そうだね。私もそう思う。これは、聞いておかないと生活する上で大変なんじゃないかな?」
待ったをかけたルビィレイアに、モノシリさんが同意した。
「覚えてる範囲でなら、なんでも答えるよ、あたし!!」
サキは自身の記憶の抜けに、意地になって思い出そうとしてしまっているようだ。
ふんす!と鼻息を荒くして質問を待っている。
「そのお主の背にある翼、天然のモノではなかろう?」
そう、このサキという少女の背中には鳥のような白い翼が生えている。
彼女の一番の特徴ともいえるそれについて、ユキトたちは質問し忘れていたのだ。
「・・・翼??」
そして、それについて聞かれたサキは、今しがたの意気込んだ姿勢から一転。
何を言っているの、と言わんばかりにきょとんとしてしまった。
「いや、あのだな。お主の背中に生えている翼について聞きたいのだが・・・。」
「?あたしに翼なんか生えてないけど?」
「んっふっふ。確かに珍しい特徴ですし、隠したい気持ちもわかります。ですが、ここにいる私たちを信じて教えてはいただけないでしょうか?」
「いや、別にみんなを疑っているとかはないよ?少し話しただけだけど、悪い人じゃないってのはわかるし。グレフも含めて。」
グレフも含めて、のフレーズは重要である。
だって怪しいもの。
「でも、落ち着いて考えて欲しいんだ。人間に、翼は生えてない。あたしたち人間は、鳥じゃないんだよ。」
なにやら、周囲を諭し始めるサキ。
これは、本気でわかっていないようだ。
「その・・・言いづらいのですが、サキ。」
「なに、レイカ。」
「ご自分の後ろを、首だけ回して見てくださいまし。」
「いやいや、レイカまで何をいってるの。いくら物忘れがひどいあたしだって、自分の体のことくらいわかって・・・。」
固まるサキ。
そして、ギギギギとぎこちない動きで正面を向くと、だらだらと脂汗をかきながら、
「な、なにこれえええええええええええええええええええええええええ!!!???」
と絶叫したのであった。
謎に迫った結果、
ほ と ん ど 何 も わ か り ま せ ん で し た 。
なんなら、本人も困惑してますし。
まぁ、そんなこんなで次回あたりからお話を動かして行こうかな、と思います。
そんな次回ですが、明日の3月4日から3月10日までの間の更新とさせていただきます。
では、また次回でお会いしましょう!!
追伸
作者、普段は流行には乗っからないタイプなのです。
ですが、例え流行であろうとなんであろうと、好きなものには全力で突き進んでしまったりもします。
何が言いたいのかと言いますと、
エ ル デ 〇 リ ン グ を 買 い ま し た 。
死にゲーが苦手な作者、エ〇デの王を目指します。
途中で飽きる気配が漂って来ていたりしますが、まぁ、やれるだけやってみます。
その合間でポケ〇ンの色違い厳選も進めねばなりませんのでね。
シェ〇ミを捕まえられる手紙の配信が、確か今月末までだったとおもうので、早くパ〇ルの方の御三家厳選を終わらせねばなりません。
正直、沼ってしまっているのでキツいですが、作者は頑張りますよ!!




