第91話 片鱗 *説明回です
おはようございます、作者です。
現在、2月26日8時24分に投稿作業をしております。
タイトルにもある通り、今回から説明回です。
また複数回続けて、終わったら要約を前書きに載せますので、飛ばしていただいても構いません。
前回、ついに翼の生えた少女が目を覚ましましたね。
では、本編にどうぞ!!
「「おー!!」」
快晴の空の下、2人の少女が様々な魔物を前に目を輝かせていた。
ここは祭りの街フェスティボー。
年中お祭りが開催されているこの街では、この日「魔物博覧会」が開かれていた。
魔物博覧会とは、周辺の魔物使いが集結して、人間と共存している魔物と触れ合ったりするお祭りである。
「すごい!いっぱいいるね!」
「ん!」
はしゃぐ少女たち。
だが、その片方はどこか無理やりはしゃいでいるようにも見える。
それもそのはず。
屈託なくはしゃいでいるアギと比べて影のあるこの少女「サキ」は長い眠りから目覚めたばかりなのだから。
時は数日遡る。
レイカから「翼の少女が目覚めた」との報を受けたユキトたちは、件の彼女のいる宿の1室に集まっていた。
「大勢でぞろぞろとごめんなさいね。大丈夫かしら?」
「うん。みんな、レイカの仲間なんだよね?」
「ええ。最初に、こちらモノシリさん。」
「モノシリさん?名前なの?」
「うん。是非ともそう呼んでね。よろしく。」
「彼女は名前の通りいろいろと知っているから、気になることがあったら、聞いてみるといいでしょう。続いては、アギですわね。」
「ん。・・・・・・・。」
「よ、よろしくね。」
「ん。・・・お肉、好き?」
「えっと、食べ物の、だよね?うん。ご馳走だよね!」
「ん!!!!」
どうやらお気に召した回答だったようだ。
「後で腕を振るう。」
「んっふっふ。アギの料理は絶品ですからねえ。楽しみです。」
「そしてこちらの胡散臭いのがグレフですわ。」
「おや、あなたにしては珍しく辛辣ですねえ。」
「こうでも言わないと、慣れていない方からすると怪しすぎますのよ、あなたは。」
「んっふっふ。私は普通にしているだけなんですがねえ。まあ、とにかく、よろしくお願いいたします。」
「悪い人ではないことは保証致しますわ。」
「ははは。よろしく・・・。」
グレフの怪しさに翼の彼女も苦笑いを隠せないようだ。
さすがは胡散臭さに定評のあるグレフである。
「それで、こちらが・・・」
「ユキトだ。よろしく頼む。」
「うん、よろしく。・・・ねえ、どこかで会ったことない?」
「ん?俺は君と話すのは初めてのはずなんだが・・・。レイカ。彼女に状況は説明したんだったよな?」
「ええ。軽くですがお話してありますわ。」
「そうか。それならわかると思うけど、君を遺跡から連れ出したのは俺たちだ。その時に意識が戻りかけてたのかもしれないな。」
「うーん・・・・。でも、もっとはっきりとした印象が残ってるような・・・・・・あ!わっしょいだ!」
「?・・・あ、さっきまでのあれか。」
逆さ座りで御輿に乗っていたあれである。
「あれ、すごかったね!!お腹の底から湧きあがるわっしょいが力強く響いて来たよ!!」
「ほう。わかるのか?」
「うん!」
そしてわっしょいについて語りだした2人を見たこのとき、モノシリさんは悟った。
ああ・・・またボケ要員が増えるのか、と。
「よし。今度、一緒に祭りを見て回ろう。」
「うん!楽しみだよ!」
「打ち解けたようで何よりですわ。で、最後にこちらが・・・」
「ルビィレイアだ。ユキトの良さがわかるとは、お主、見る目があるな。よろしく頼む。」
「あれは、良いものだったよ。よろしくね。」
祭りについて思い返す少女の目がキラキラしている。
そしてツッコミの予感にモノシリさんの目が遠くなっている。
「我で挨拶は最後か。」
「そうですわね。次は、あなたのことについて聞かせてくださる?」
「あたしのこと・・・?えっと・・・。」
「お名前は?」
「あたしは、サキ。」
「ありがとうございます。皆さんが来る前に少しお話しましたが、改めて。私はレイカと申します。私たちは旅の途中、立ち寄った遺跡であなたを発見し、保護致しましたわ。何故、あのようなところにいたのか。あなたは何者なのか。お聞きしてもよろしくて?」
「・・・うん。あたしはね、多分、昔から、やって来たんだ。」
と、いう訳で目を覚ました彼女は「サキ」と名乗りました。
彼女はいったい何者なのか。
それは次回で明らかになる予定です。
そして、作者はまちゃ軽率に要約を載せると言ってしまいましたが、果たしてうまくまとめられるのか。
それは数話後の作者にご期待ください。
さて、次回は明日2月27日から3月5日までの投稿とさせていただきます。
では、また次回でお会いしましょう!!
追伸
唐突ですが、作者、数年ぶりに鼻から情熱が迸りましたよ。
いやあ、今年の花粉症はヤバいですね。
そうそう、話は変わりますが、最近ウ〇娘をやっているんですよ。
新シナリオが追加されたので久々にやっているのですが、今回のシナリオ、育成のしやすさがすごいですね。
ただ、その反面、ストーリーがあっさりしているので、やっぱり前のシナリオも合間にやっちゃうんですよねえ。
なんにせよ、大満足ですとも!!




