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変人たちが行く異世界紀行~探究者。人、それを変態と呼ぶ~  作者: バタ足攣り太郎
第四章 祭りの街“フェスティボー”編

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第89話その3 続々・アギ、参戦。 *前々回から続く日常回です。

さて、前回の続きで、今回投稿するお話のラストです。

大食い大会にて、インビジーなる細身の男と一騎打ちの構図となったアギ。


健闘しているアギがどこまでインビジーに食いついていけるか。


周囲からはそう見えるだろう。


だが、そうではない。


(この勝負、勝ったな。)


今、この会場でそれがわかっているのはルビィレイアだけである。


「両選手、熱々のステーキに果敢に挑みかかっております。」


「インビジー選手はともかく、アギ選手は食べきれるのか?本来はお残し厳禁だが、アギ選手に関しては不問とするかね。」


「ええ。それがいいでしょうね。彼女には、良い思い出を持って帰っていただきたいものです。」


司会と解説の2人も、アギが負けると思っているようだ。


観客も同じ意見が多いようで、アギを心配してハラハラしている雰囲気が伝わってくる。


だが、試合が進むにつれ、そのハラハラが困惑のどよめきへと変わるのは、そう遠い話ではなかった。


(な・・・なんなんだ、こいつ。)


ステーキも残り3分の1といったところで、インビジーは驚愕を覚えた。


(リタイアするどころか、この俺が追い付かれる・・いや、むしろ追い抜かれそうだと!?)


このインビジー、食べる量には自信があった。


周囲には彼に敵う大食いはいなかったし、大食いという分野に関しては最強だという自負を持っていた。


だが、生まれて初めてだ。


ここに、自身のライバルとも言うべき存在が、小さき体だが侮れぬ存在が、ここに現れたのだ。


「インビジー選手、ステーキも残りわずか!それはいいのですが、驚くべきは・・・。」


「あ、ああ。アギ選手。お残しどころか、食うペースが衰えない・・・いや、なんならペース上がってないか?」


「わ、私たちは今、大食い大会の歴史に残る名シーンを目撃している・・・まさに、歴史の生き証人になろうとしているのかもしれません・・・。」


ごくり、と司会が唾を飲み込む。


「さて、インビジー選手が2皿目を空けそうになってきたわけだが・・・。」


「おや?どうしましたリースキさん?」


「いやー、実は3皿目の材料の納入が、ちょっと事情があって間に合わなくてなあ。申し訳ないんだが、今回は3皿目もステーキになる。」


「あらら。そうだったんですか。」


(な、なんだと!?こんな噛み応え満点で味の濃いステーキをもう1皿だと!?)


このインビジー、流石に同じメニューの追加は胃に堪える・・・と、いうか割と限界が近くなっていた。


大食らいの自負を持っているインビジーだが、今回が初参加。


また、以前から興味のあった本大会にようやく参加した、という状況だったため、実際は胃の中の蛙なのである。


世界は広い。


その言葉を、彼は身をもって実感しようとしていた。


2つ隣に座る、小さな化け物(インビジー視点)によって!!


「さあ、インビジー選手、3皿目に突入!!同時に、アギ選手も3皿目に突入だー!!」


「おいおい。これは、もしかして大会記録が塗り替えられるんじゃねえか?」


「本大会の最高記録は3皿。しかも、今大会のようなイレギュラーがなく、しっかりと料理が別のメニューでの3皿となります。」


まぁ、ルールも緩い地方の大会なら、最高記録もそんなものだろう。


先ほどと同じ、3キログラムのステーキがインビジーとアギの目の前に運ばれてくる。


先ほどと同じように食べ進めていたが、ここで状況に変化が起こる。


「おおっと!!インビジー選手!食べるペースが落ちて来たか!?」


「3皿目の残りは半分・・・味の濃いステーキが2連続ということもあって、流石に厳しいんだろうな。」


「ですが、驚くべきはアギ選手!!食べるペースがまったく衰えない!!我々は、とんでもないものを目撃しているのではないかという気がしてきました!!」


「ああ。このペースなら、4皿目まで行くんじゃねえか?最高記録、見えてきやがったぜ・・・。」


ゴゴゴゴゴ、と地鳴りが鳴っているかのような凄みのある表情になるリースキ。


まだ見ぬ記録の予感に、会場のボルテージも最高潮といったところだ。


そんな中、


「インビジー選手!札を上げたあああああああ!!ここでギブアップです!!この時点で、優勝はアギ選手に決まりましたああああ!!」


「コングラッチュレーション!!いい勝負を見せてもらった!!」


ここでアギの優勝が確定し、会場は大いに盛り上がる。


「史上最年少で過去最高記録である3皿での優勝で」


「ちょっと待った。」


ここで、讃えられている当人であるアギが、待ったをかける。


「おや、アギ選手、どうされましたか?」


アギは、空になった皿を持ち、ぐいっと前に突き出すと、大きな声でこう言った。


「おかわり!!!」


この日、大食い大会にて量と年齢の2つの項目で新記録が樹立された。


そんな記録を叩き出し、優勝した当の本人は4皿目を終えても物足りなげであったが、流石に大会は終了。


ゴールデンボア2頭を、保護者と一緒にほくほく顔で持ち帰ったという。



いやあ、作者は何を書き上げてしまったのでしょうか!?

でも頑張ったので、達成感はすごいです。

今回登場したモブの方々ですが、わりと安直なネーミングですので、今後変わったりするかもしれません。

名づけの法則性??

はっはっは。

言えないので察さないでください。


さて、次回の投稿は明日2月9日から2月15日までの間とさせていただきます。

もう少し日常回を続けようかと考えているのですが、決してここからの展開に悩んでいるとか、そういう訳じゃないんだからね!!(お好きな声で脳内再生してください。作者はく〇ゅの声で脳内再生しています。)

と、まぁ。

ありがたいことに、目次もいつの間にやら2ページ目に突入するまで続けさせていただいております。

ここから先の展開も、作者なりに頑張って書いていこうかと思いますので、気長にお付き合いいただければ幸いです。

「気長に」というワードで察せるでしょうか?

 ま だ 序 盤 で す 。

あくまでも、現時点の構想では・・・ですけどね。

閑話休題。

ここまでお付き合いいただいている読者諸兄に、改めて感謝申し上げます。

これからも、『変人たちが行く異世界紀行~探究者。人、それを変態と呼ぶ~』をよろしくお願いします。

では、また次回でお会いしましょう!!


追伸

改めて本作のタイトル、長いですね。

略称とか考えた方がいいのでしょうか?

実は作者、少し前から考えてはいたですが、『変人紀行』だと長いし、『へんきこ』だと軽音楽をやりだしそうでなんだかなあ・・・と。

そこで、作者から提案する略称は思い切って 『変』 です。

シンプルでいいと思うのですが、いかがでしょうか?

ぶっちゃけ、半分悪ノリしてる自覚はあるので、不採用の気配はしています。


そんなことよりも、作者のポケ〇ンの話をしましょう。

作者、世間がアル〇ウスで涌く中、ハート〇ールドで色違いヒノ〇ラシちゃんと旅をしております。

いや、違うんですよ。アルセ〇スでもギラ〇ィナを倒すところまでは行ったんですが、ちょっと疲れちゃったんですよ。

なので、休憩にハー〇ゴールドとシー〇ドをプレイしております。

色違いヒ〇アラシちゃんなんですけどねえ・・・連れ歩きシステムもあって愛着が湧きまくりまして。

バク〇ーンまでしちゃうとかわいくなくなっちゃうんで、マグ〇ラシで止めておこうか迷ってるんですよ。

ステータス的には進化させちゃった方がいいんですけどねえ。

迷いどころです・・・。

いやあ、何はともあれ、昔やった名作の再プレイも乙なものですとも!!


追記

2月11日に次のお話を書いている最中の作者です。

上で感謝を申し上げている作者ですが、まさかの、タイトルを間違えるというヤバいやらかしに今、気づきました・・・。

ですので、この追記にて修正の報告をさせていただきます。

後書きのお礼の中で、本作タイトルが

『変人たちが行く異世界紀行~人、それを変態と呼ぶ~』

となっておりましたので、

『変人たちが行く異世界紀行~探究者。人、それを変態と呼ぶ~』

に修正致しました。

一番大事な部分が抜け落ちてしまっておりました・・・・。

申し訳ございません・・・。

そんなこんなで作者は執筆に戻ります・・・。

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