第88話 親睦
こんばんは、作者です。
現在、2月5日22時28分に更新作業をしております。
いやあ、なんとか仕上げましたが、正直最近スランプ気味でして。
とりあえずここ最近は激動の展開だったので、日常回をいくつか挟もうかと考えております。
時系列的には、前回の報告書を提出し、一段落ついた頃のお話です、
それでは、本編へどうぞ!!
とある昼下がり。
もうもうと立ち込める湯気の中、ゴシゴシと何かを擦る音と荒い吐息が辺りに響いていた。
「んっ・・・ふっふ・・・。お加減の、方は・・・ふっ・・・いかが・・・ですか?」
「ふっ・・・んっ・・・ふぅ。いい感じだ。」
ほとんど貸し切り状態の浴場で、ユキトの背中をグレフが流しているのである。
鍛え抜かれたユキトの背中をそれ相応の力で擦っているため、擦過音と吐息が大きくなってしまっているのである。
「ふぅ。よし、次は俺が代わろう。」
「ええ、お願いしますよ。んっふっふ。」
ユキトとグレフはポジションを入れ替え、今度はユキトがグレフの背中を流すようだ。
ユキトはグレフの背中を洗い始める前に、目を閉じて大きく深呼吸をする。
その背中に何やら緑色のオーラを現出させ、グレフの背中を洗い出した。
「・・・こ、これは・・・・!なんなのでしょう、背中を擦られる度に仄かに胸に湧きあがる安らぎ・・・。まるで、幼き日にそよ風の吹く草原で母に見守られながら昼寝をするかのような、そんな安心感を覚えます・・・。ああ・・・油断しているとこのまま寝てしまいそうです・・・。」
ユキトの、そのむくつけき腕から繰り出されているとは思えない癒しをグレフは感じていた。
「少しばかりレイカに教わってな。俺なりに、癒しというものを形にしてみた。」
そのレイカが使うのは、植物を経由した能力による癒しのはずなのだが、この男は何をどうやっているのだろうか。
「へあぁ・・・。あ、いや、ユキト。もう充分ですよ。大分リラックスできました。」
「そうか。それは良かった。」
「ええ。むしろ、あの安心感は怖いまでありますねえ。自分がダメになってしまいそうで。んっふっふ。」
そんなこんなで身を清めた2人は仲良くお湯につかる。
「ふぅ・・・。しかし、どうしたものでしょうねえ。」
「む。あの子のことだな?」
「ええ。あの遺跡にいたこともそうですが、背中にあのような翼が生えた人物は、少なくとも私は見たことがありません。」
「そうなのか?こっちの世界なら、珍しくともいないことはないと思っていたんだが。」
「そういえば、ユキトさんは異世界の出身でしたね。」
「ああ。レイカと俺はこことは違う世界から来ている。」
「でしたら、そう思ってしまうのも無理はないのかもしれませんね。以前にお話しした通り、私はかつて行商人として世界を巡っていました。ですが、その旅の中でも話にすら聞いたことがないのですよ。実在する背中に翼の生えた種族なんて。それこそ古い伝承にでも出てくる神の使い、即ちおとぎ話レベルの存在です。」
「と、いうことはまだ眠っている彼女の意思に関係なく、正体は隠さなければまずいか。」
「ええ。厄介ごとが助走をつけて向こうからやってくるでしょうねえ。これは、モノシリさんの胃に穴が開くかもしれませんねえ。」
と、男2人で湯につかりながら話をしていると、ガラリと音を立てて浴場に入ってくる影があった。
「む?先客がおったか。おお!ユキトにグレフ!揃ってお風呂とはお主ら仲が良いな。我も混ぜるがいい!!」
以前のごとく、またも男湯に突撃してきた恥じらいゼロのルビィレイア。
またも気配を察知していたユキトと、嫌な予感がしていたグレフは共に目を閉じており、そこに突撃をかけようとしたルビィレイアは、またも追いかけてきたレイカに首根っこを掴まれて連行されるのだった。
一応、サービス回のつもりで書きました。
正直、もっとユキトを描写したい欲があるので、もしかしたら書き直すかもしれません。
さて、次回の更新は明日2月6日から2月12日の間とさせていただきます。
では、また次回でお会いしましょう!!
追伸
いやあ、アル〇ウスさすがに疲れてしまったので、なぜか久々にオメガ〇ビーをやっています。
正直、データを消して最初からやりたいのですが、ちょうど四天王の目の前だったので、いっそのことレック〇ザの入手まで進めた方がいい気がするんですよね。
迷いどころです。
そうそう、そういえばそろそろFG〇でも次のイベントが始まりますね。
バレンタイン・・・また、バレンタイン短編でも書いた方がいいですかね?
うーん。気が向いたら書くかもしれません。
とにかく、ソシャゲでのイベントがてんこ盛りでたいへん楽しみですとも!!




