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変人たちが行く異世界紀行~探究者。人、それを変態と呼ぶ~  作者: バタ足攣り太郎
第三章 東大陸中央“ディスク砂漠”編

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第87話 報告書

こんにちは、お久しぶり。

作者です。

現在、2月1日13時17分ごろに投稿作業をしております。

今回は期限ぎりぎりまでお待たせしてしまって、申し訳ありません。

作者、実は28日から胃腸炎にかかって寝込んでおりました・・・。

病院にも行ったんですが、最近猛威を振るっている流行病じゃなくて良かったです本当に・・・。


さて、今回のお話ですが、前回までの一連の調査の報告書を受け取ったメイガス(ギルド監査の偉い人)側のお話になります。

この人は本編49話~51話に出てきて、ユキトたちにカジノ潜入のお仕事を振った人ですね。

ちなみに、今回の遺跡調査依頼もこの人から振られたものだったりします。

では、本編にどうぞ!!

「アッハッハッハッハ!!!なにこれ!お腹痛いって!!あっははははは!!・・・ひぃ、ひぃ。」


とある建物の一室に響き渡る大笑いの声。


よほどツボに入ったのであろう、バシバシと膝を叩く音まで聞こえる。


「あなたがそのように笑うとは、珍しいこともあるものですね。」


大笑いする男にそう声をかけた女性は、立ち居振る舞いからして秘書だろうか?


「いやあ、見て御覧よ!これが笑わずにいられるかい?」


くっくっく、と笑いを零しながら、男は何やら書類を秘書らしき女性に手渡す。


「失礼します。例の遺跡の定期調査の報告書ですか。・・・隠し扉に数多くの罠・・・なるほど、踏み入ろうとすると入り口が崩壊して罠だらけの空間へと誘う仕組みのようですね。」


モノシリさんは「隠し扉の解除に伴って扉が崩壊」と報告書に記入したようだ。


なるほど、嘘はついていない。


さすがにありのままは書けなかったのだろうか、物は言い様である。


「・・・罠に1度引っかかるも脱出に成功。被害は出なかったそうで運は良いようですね・・・。また、入り口にゴーレムが出現。侵入者を殺しにかかっていますね。」


淡々と読み進めていく秘書だが、彼女が冷静でいられたのはここまでである。


「・・・そのゴーレムを、罠に放り込み!?いや、遺跡に何をしているんですか!?え?さらに奥の扉を素手でこじ開けた!?なんですかこの報告書!?」


秘書の反応に、またもツボに入ったのか、メイガスは下を向いて肩を震わせている。


「しかし、最深部に旧世紀の魔道具らしきもの以外の目ぼしいものはなく、その起動を試みた結果、遺跡の自滅機構が作動・・・湧きあがったマグマのようなものに追われながら辛くも脱出に成功したが、遺跡内部の環境が変化してしまったぁ!?ふぇぇぇ!?大変な事態になってるじゃないですか!?なんでこれで爆笑してるんですかあなたは!!報告の末尾に『私にはどうしようもありませんでしたごめんなさい』じゃあないんですよ!?素直に謝っているのは評価しますけど、大問題ですからね!?」


さすがに大事になりすぎて、末尾で謝る以外にはもはやどうしようもなかったのだろう。


書いているときのモノシリさんの遠い目をした表情が浮かぶようである。


「くくくくくく・・・・。あー、笑った笑った。」


メイガス、秘書の反応に大満足な模様。


「笑いごとじゃありませんよ!?」


「ま、そうなんだけどねえ。()()()()()()()()()、あの遺跡を調査しようとするなら、他にどうしようもないとは思うよ。」


「そうですけどぉ・・・。あの人、本当にヒラナカさんなんですよね?巻き込まれ体質ではありましたけど、こんな滅茶苦茶するような人じゃなかったはずなのに・・・。」


「彼がそうなのかは、君が1番良く知っているはずだろう?」


「そうなんですけどぉ・・・。はぁ。()()()()()()()の目にはどう映りました?」


「見た目は一緒だけど、表情や雰囲気は完全に別物・・・本人ではあるんだけど、もはや別人だね。やっぱり、()()()()()()とは大分()()ているみたいだ。どこかの誰かさんも、欲望全開だし、ね?」


「ちょ!?止めてくださいよ!確かにお肉は好きですけど、あそこまでじゃありませんって!」


「ホントかなぁ??」


「本当です!!私と彼女は同じでも別人ですよ!」


「うん、それが答えさ。」


「あ!なるほど。」


秘書が納得をするのを見たメイガスは、今度は打って変わって真面目な雰囲気で目を細めながら話を続行する。


「で、だ。この報告書を読む限り、僕らの知る情報とは明確に違う点があるよね。」


「何もかも違う気がしますけれどね・・・。ええ、わかってます。この報告書には、培養槽についての記載がありません。」


「そうだ。僕たちは話に聞いて知っている。あそこには、培養された脳組織があったはずだ。それと、悪趣味なアナウンスについての記載も載っていない。まあ、僕らが完全に信用されてないっていうのもあるんだろうけどね。」


「本当になかった、というのは考えにくいですね。いくら()()が大きいとはいえ、少なくとも研究されていたと思しき何かは確実に存在したはずです。まったく、初対面であんな強引に依頼を受けさせたりするから。」


「いやはや、耳が痛いね。彼らは権力では靡かないだろうから、あれ以外に方法がなかったのさ。」


「お兄さんのキャラが定着しすぎているんじゃないですか?」


「・・・どうだろうね。ともかく、事後処理を進めようじゃあないか。」


「そうですね。私たちが支えないといけませんからね。()()()()()姿()にさせないためにも。」


彼らは決意を新たに、事後処理に移る。


ギルド監察として、他にも仕事はあるのだ。


休憩も兼ねた会話を切り上げ、2人は仕事に取り掛かる。


「頼りにしているよ、アフテ。」


「私ばかりに回さずに、ご自分でもなさってください。ほら、こちらの書類も。」


「あっはっは。手厳しい秘書だなあ。」


秘書改めアフテはそう言って、山盛りの書類をメイガスに差し出すのだった。



お待たせしてしまった分、ほんの少しですが長めになっております。

それにしてもこんな意味のわからない報告書を書かなきゃいけないモノシリさん・・・ドンマイ。

相手がメイガスだったおかげで受理されてよかったね。


さて、次回のお話は明日2月2日から2月8日までの間の更新とさせていただきます。

体調も回復しましたし、筆が詰まらなければそこまでお待たせしないんじゃないかと思います。

では、また次回でお会いしましょう!!


追伸

いやあ、アル〇ウス楽しいですね。

寝込みながらなんだかんだ進めてましたよ。

図鑑も220匹くらいまで行きました。

あと少しなんですが、次元の裂け目限定のやつはなかなかゲットが難しいんですよねえ。

あのゲーム、楽しすぎて時間を忘れてしまいます。

マジで時間が溶ける・・・。

あ、ちゃんと執筆もしますので。

マジでヒ〇イ地方に行ったきりにならないように気を付けないといけませんね・・・。

あとがきの通り、次回はもっと早めにお届けできるように頑張りますとも!!

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