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プロローグ

   -この世界はある理で動いている。だがその(ことわり)は人間の力ではどうともならない理である。科学の力などその理の前では無力だ。だから人間たちはその理に従うしかないのだ。理が絶対であるからだ。人間の支配欲など自らより大きいものに対しては無意味だ。そう、その理はあの日に起きた…


Magic sword gun of the earth プロローグ-非現実の始まり-





  2045年3月19日 AM 10時30分 -全てが始まる1時間半前-


 世界中が平凡でこれといったことがないニュース。あえて言うなら、プロ野球やプロサッカーの順位を報道したり、他国の首相が決まったりなどとそれといってなにも変わらない世の中である。

 周りの環境に目をやれば近代化の予兆である最新の医療センターや、原始に変えれば公園で子供が遊んでいるのが見受けられる。これから大変なことになるとも知らずに・・・人々は平凡だ。


  2045年3月19日 AM 11時50分 -全てが始まる10分前-


 10分前ですら変わらないこの世界。ありきたりな妄想をしたり、人の成功に嫉妬したり、少々犯罪が起きたりと何気なく過ごしている。そんな時が過ぎていきそして・・・・


  2045年3月19日 PM 0時0分 -全ての終わり-


 いち早く異変に気付いたものは携帯をいじってた者であった。急に携帯の電源が落ち、画面にはこう、書かれていた・・・・・



     こ の 地 球 は 生 ま れ 変 わ る 新 た な る も の に。

     君 達 は 世 界 の 理 を 従 っ て 生 き な け れ ば い け な い。




 これを見たものは携帯が壊れたのだろうと思ったのだろう。しかし、目の前にあった現実は違った。その名の通り生まれ変わったのだ。木々が生い茂り、いくつも連なっていた高層ビルは一瞬にして消え、人々は絶叫する間も与えられず、次々と消えていく。絶望する間もなく、コンマ0,1秒で人が消えていく。


― ありえない・・・ 

 そう人は思った。だが口にするよりも早く自らが消えていくために何もできるわけがない。そして・・・




 2045年3月19日 PM 0時1分 -人 類 す べ て 除 去-


 全ての人類および生物が地球から消えた。しかし、わずかまた1分後



 2045年3月19日 PM 0時2分 -新たな理と人類の復活-


 人類は地球に戻った。しかし、人々にはそこが地球だとどうしても理解できない。なぜならそこは、本来空想でしかない力を使えるからである。それが理であり、人々がそれを使っていかなければいけないものそれは、魔法_ 

 魔法が使えるとなぜか人々は知っていた。だがなぜ使えるのかそれが分からない。確かに目の前の光景も木々が大量に生い茂っており疑問だがそれよりもなぜ魔法を使えるか。それが人々の最大の疑問だった。だが、考えるよりも行動するのが早いと感じた人々は即座に「魔法が使えるなんてファンタジーみたいですごいな。これを使えば復興なんて楽じゃないか」「なんでこんなことになっているのかわからないけどこの素晴らしい力を使っていこう」人々全員がこう思った。これは理自体が命令しそうさせているからだ。人々はそれを感じることはできない。しかし、そう動かざるをえないというのはわかっている。その命令に準じて人々は復興作業に転じていった・・・・



 それから100年の年月を経て物語は動き出す・・・・・

過去作品のものですのでアドバイス等積極的にくださると助かります!

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