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005

「……」

「……」


 結局、僕は病院には行かなかった。

 怪我からは半日……いや四分の一日くらいが経過したわけだけれど、身体に調子の悪いところは感じないし。

 行ったところで、どうせ僕が説明できそうな部分も無い。

 それに吸血鬼に噛まれましたなどと言ってしまえば、精神科をお勧めされてしまう。

 噛み傷に対しても、きっと大げさにガーゼを当てられるだけだ。

 そう考えたからこそ、僕はさっさと準備を済ませて家を出た。

 昨日家に帰って以降はずっと眠っていたからか、太陽が眩しく感じる……いやいや。

 一度その可能性を考えてしまったから、事あるごとに結び付けようとしてしまうのだ。

 今まで知らなかったものを知った直後は、それがやけに目につくのと同じなんだ。

 必死に、違うことや関係の無いことで頭を埋めようとしながら、最初の十字路に差し掛かる――手前。

 そこで、足が止まった。

 信号機やカーブミラーが設置されないほどに通りが少なく、細い道同士で出来ている十字路。

 いつもは左右の確認すら怠るこの僕が、その十字路手前で足を止めてしまう。

 何故なら、十字路の真ん中に、昨日の吸血鬼――御ノ々御が立っていたからだ。

 今まで、通学の途中に彼女の姿を見たことは一度も無い。

 ただの一度もだ。

 そのことについておかしいところもまた無い。普通は無い方が大半だからだ。

 にも関わらず、更にこのタイミングで彼女が現れるとなれば、理由は限られるだろう。

 どうしようかと決めかねている僕に向かって、御ノ々御が口を開く。


「……立ち止まっていては遅れてしまうわ」


 言い終えてすぐに背を向け、彼女は歩き始めた。

 それもかなりのスピードで。

 その様子に僕はしばし呆然としてしまったが――何気なく時計を確認すると、確かにこのままでは遅れてしまいそうな時刻になっていた。


「走りたくは無いんだけれどな」


 昨日のこともあるし、遅刻したところで体調不良を盾にすれば許してもらえる気もする。

 そんな甘い考えと自分の良心を天秤にかけた結果は。


「今日は遅刻だな。だからもっと余裕を持って来いといつも言ってるだろう」


 校門口で生徒指導の担当者が言う。

 僕は準備していたように(事実文章を考えながら来た)、昨日から体調が優れないことを説明した。


「もしかして風邪か? 気をつけろよ。だが、遅刻は遅刻だからな」

「え、あ……はい」


 少し挙動不審な感じになってしまった。

 が、稀に校門をくぐらせてくれない時もあるので、その点はクリアしたと言えよう。

 しかし、僕の関心は別のところにあった。


「……あの先生、昨日保健室にいたはずだよな?」


 なら。

 僕の身に起きたことも知っているはずだ。

 先生だっていちいち生徒一人一人の顔なんて覚えていないのかもしれないが、それにしたってあの応対には納得しにくい。

 先生が総出の勢いで集まっていた事態で、その中心人物を忘れる方が難しいだろう。

 そう考えてしまうのは自意識過剰だろうか。

 とりあえず、中にはそういう先生もいるだろうということで、納得しておくことにする。

 今日のホームルームは――昨日の話でもするのかな。

 どんな表情で教室に入れば「体力を振り絞って学校に来た感じ」が出せるかと思いつつ、まずは教室に行くよりも先に、保健室に向かった。

 先ほどから繰り返しているが、昨日のことがあるので報告はしておくべきだろう。

 静かな校舎に僕の足音だけが響く。

 意外と頻繁に体験できる、世界に自分だけしかいないような感覚。


「本来であれば廊下を歩く生徒はいないはずの時間であるから……」


 思わず独り言として呟いた。

 癖なのか、周りに人がいないとなるとすぐに出てしまう。

 時には人がいるにも関わらず――おっと、通り過ぎるところだった。

 少し廊下を戻り、保健室の前に立つ。

 教室以外の部屋に入るときにはいちいち言わなければならない「部屋に入る時」の文言を、小さな声で暗唱してから、扉を開く。


「失礼します、○‐C、○ば「ああ! こっちこっち!」


 遮られた。

 思い切り遮られた。

 いやまあ、別にいいんだけれどさ……お前達が作った文言なら最期まで言わせろよ。どうせ遮るなら最初から言わせるなよ。

 多少不満をぶつけたくもなったが、印象が悪くなっては適わないので黙っておく。

 良くしようとは思わないけれど、わざわざ悪くする必要もない。


「もう身体は大丈夫なの?」

「多分、はい」


 無駄に元気な保険医から、学校に来れるくらいだから当たり前だろうに、と無駄に反抗したくなるような質問をされる。

 僕だって死にかけの保険医に診られたくはないが、もう少しトーンを落としてほしい。


「いきなりで悪いんだけれど、ちょっと書いてもらいたい書類があってね。

 どうしても当事者のサインというか、事者の手で書いてもらわないといけないから。

 今後もし病院に行った時に、保険が下りるかどうかにもなるし」


 変わらない調子の保険医に、僕はやる気無く「はあ」とだけ答えた。

 昨日のあれは、学内活動の範疇――校内での怪我という扱いにしようとしているのか?

 確かに怪我をした場所は校内だろうが、しかし事故の要素が欠片も無いぞ。

 変に荒波を立てないようにという配慮……ってのは、好意的に見過ぎな気がする。

 若干皮肉っぽくなるが、やはり学校としても、あまり大事にしたくないということだろうか。

 むしろそうだとしか思えない。

 ……というか、僕は何を書けばいいんだ。

 吸血鬼に噛まれて怪我をしましたとでも書くのか。

 そんなことをすれば、この元気な保険医に黄色い救急車を呼ばれてしまう(実際には存在しないらしいが)。

 いや? この人だったら自分の車で送ってくれそうな……ってどうでもいいか。もしかすると、行くのが学校でも病院でも関係が無かったのだろうか。


「えーっと……正直、昨日のことってあまり覚えてないんですよね。放送室に入って、いつの間にか倒れてたことくらいしか……」

「だったら、その覚えてることだけでも――え、放送室? に、入ったの?」

「は、い……」


 直感的に、この話は続けるべきではないと察した。

 先を聞いてしまえば、僕自身がおかしくなってしまうような感覚。

 だからどうにか話を逸らさなければと思ったのだが――


「変ねえ。それっていつのことなの? あなたは放送室じゃなくて、倉庫で倒れてたのよ?」


 断じて違う。

 意地を張るわけでもなく、これは事実だ。

 僕が倒れたのは間違いなく放送室だった。

 入る部屋も間違えていなければ、僕の記憶する限りそこから出てもいない。

 だが今は、むやみに自分の記憶を主張することよりも「いかにこの場を取り繕うか」の方向へと、僕の思考回路はシフトしていた。

 さて、何を言えばいい?

 淀みなく発言してしまった内容を否定するのは難しい。

 さらに保険医の確認ともとれる質問に返事をしていることで、余計に疑惑が増している。

 ここは内容全てではなく、一部を間違えたことにしておこう。


「あ……ああ、倉庫です。言い間違えました」


 セオリーではあるが、多少強引にでも貫き通すしかない。

 ただでさえ校門で抱いた猜疑心が大きくなっているのだ、

 出来ることであれば、これ以上この場にもいたくない。


「うん? そう言うならそういうことにしておいてもいいんだけれど……本当に?」

「はい」


 そう言い切った僕に対し、保険医はあまり良い視線を向けてはくれなかったが、

それを最後に、直截訊いてくることはしなかった。

どころか、書類のどの欄に何を書けばいいかの説明を終えると、「書き終えたら机の上に置いてくれればいいから」と言い残し、部屋から出ていってしまった。

 常駐しているわけではないのだろうが……それでいいのか。

 などと願ったり叶ったりの状況であるくせに、つい悪態をつきたくなってしまう。

 ほどなくして書類を書き終え、背もたれに体重を預ける。

 見慣れることは無いだろう保健室内。

 特に意味も無くぐるりと見渡して、どこに何があるのかと検分していく内に、一つのベッドが目に留まる。

 正確に言えばベッドは見えていない。囲うようにカーテンがかかっているからだ。

 まあまあ。普通に考えて、使用中ということである。

 人のことが言えた義理ではないが、朝から保健室で寝ているというのはどうなのだろう?

 加えてあの保険医は、尚更部屋を空けてはいけなかったのではとも思う。

 ちょっと覗いてみようかな、なんて。

 ……そういえば、昨日僕が寝ていたのもあのベッドだったっけ。

 眠りについた記憶は無いのだから、目覚めたというべきかもしれないけれど。

 そんなことまで覚えているのだから――記憶違いなどあるはずがない。

 何よりもこの首の傷が、一番の証拠である。

 首を撫で、一定の間隔を空けた二つの噛み痕を探す。

 この傷がある限りは、昨日の全ては、実際に起きたことなのだ……。

 そう必死に言い聞かせ、鏡を探す。

 ここが保健室で良かったと、ご都合主義に感謝する。

 もしかすると、鏡なんて見ない方が良かったのかもしれないが。


「あれ、え、確かこの辺りだったよな……」


 朝も確認した噛み痕が――そこにあるべき噛み痕が無かった。

 入念に探すが、その行為が「噛み痕が存在しないこと」を確信させることに気付いた瞬間、思わず息を呑み、引きつった声を上げてしまう。

 同時に、ベッドのカーテンが開く音と、愉しそうな笑い声がした。

 その声に、自分の身体とは思えない速度で振り返る。

 それだけ事態に余裕を持てていないということだろう。

 いつからか呼吸も浅くなっており、よほど冷静ではない。


「眉間に皺を寄せた顔は誰しも醜いものよ。鏡で見てごらんなさい」


 見据えた先には、ベッドから半身を起こしている御ノ々御がいた。

 皮肉げに言い放つ声は愉悦に満ちるものではなく、機嫌が悪いときのそれと似ていた。


「……」


 もしベッドにいるのが昔の友人などであれば、

 冗談でも言ったのだろうが、生憎そうとはいかない。

 それどころか、返事次第で明日の朝日が拝めるか怪しいくらいである。


「今日の私は機嫌がいいわ」

「……?」

「今日の私は機嫌がいいのよ。多分」


 先ほどと声色は変わらない。

 だから、その発言を不用意に信用することはできない。

 今出来ることは、機嫌を悪化させないようにすることだけだ。


「一時の気まぐれだとは思うのだけれど、この私が説明をしてあげましょう、という気になったのよ」

「……何について説明をしてくれるんだ」


 ようやく声が出る。

 それは掠れてしまいそうな声ではあったが、下手に出過ぎないように、慎重に言葉を選んで発言する。


「昨日のことか、それとも今日のことか」

「これからのことよ。本来であれば朝のうちに済ませたかったのだけれど」

「だから待ち伏せのような真似をしたのか?」

「まるで待ち伏せを否定するかのような物言いね。慣れれば非常に効率がいいのに。ほとんど労力を払わず獲物が近付いてくれるのだから」


 一理ある、と納得しそうになるが、僕のことを獲物と呼んだことは見逃せない。

 しかし、いちいち指摘していてはそのうち耐えられなくなりそうなので放っておく。もとい我慢する。


「今日以降、私だけを信用しなさい」


 御ノ々御は荘厳さを感じさせる声で言い放った。

 僕などは視界に入っていないと思わせていた視線も、いつしか一点――僕の目を射抜いており、

 その場に釘付けになったかのような錯覚を覚える。

 御ノ々御が全てを言い終えるまで、僕は黙って聴くことしかできない。

 もし僕の意思にそぐわない命令を言い渡されても拒否することはできない。

 矮小な存在になってしまったかのごとく、悲観的な考えで頭が埋め尽くされる。

 が、そのぎりぎりのところで、僕は言い返す。


「……全然説明になってないぞ」


 すると御ノ々御は驚いた様子で、


「そうなの? 執事たちはこれで納得してくれるのに……ああ、そうね。もしかしたら其方も守られているのかしら」


 御ノ々御は続ける。


「となればやはり厄介ね。厄介の度が過ぎていて、すぐには対処できないくらいに厄介よ。今の貴方」

「褒めてるのか疎ましいのかはっきりしてくれ」

「疎ましいと感じるほどの感情移入も無いわ。ただただ面倒なだけよ」


 先ほどとは打って変わって、気だるそうに身体を寝かせた御ノ々御は、こちらに来いと手の動きだけで伝えてきた。

 僕は彼女に近付くことよりも、ここで拒否し、怒りを買った場合の方が恐ろしかったので、黙ってそれに従った。

 そしてベッドに軽く腰かけようとしたのだが、


「下郎が座れると思うな」


 と、白く細い足で文字通りに一蹴されてしまった。

 もはや扱いが悪いという段階ではない。

 仕方がないので、たたまれていたパイプ椅子を引っ張り出し、座ることにした。

 途中で、「ベッドの上でなければ良いとも言っていないのに」とまで言われたが、さすがに無視する。

 その代わり、カーテンを閉めろという命令には従った。


「では、何から説明しよう。何から聞きたい」

「最初からだ。具体的には、昨日僕が気を失ってからの話」


 貴様からすればそうだろうな、と吐き捨てるように言った後、二度溜め息をついてから、御ノ々御は話し始めた。


「貴様は、この私に向けてロザリオを投げたな。咄嗟に蝙蝠に化け、避けられたから良かったものの、法さえあれば殺人罪の適用範囲だった……今更どうでもいいが」


 やはりあの時の読みは正しかったらしい。

 あれのお陰で助かった……もとい、あの人には感謝してもしきれないくらいだ。

 ついでに言っておくと、あれをロザリオだと知ったのはこの時である。

 などとしみじみ思っていると、御ノ々御は聞き方によっては笑ってしまいそうなことを言い出した。


「そして放送室から出られなくなった」

「どうして出られないんだ?」

「……逆に問うが、蝙蝠の姿でどうやって扉を開ければいい」

「元の姿に戻ればいいんじゃないのか」


 一体どこに問題があるのか、あるいはあったのかがさっぱりわからない。

 ただでさえめまいがしてきそうな会話の内容なのだ。

 そんな僕に対し、御ノ々御は余計に混乱しそうなことを言う。


「人間にはルールがある」

「さっきの法がどうとかって話か?」

「違う。どちらかと言えば制限だ。

 空は飛べない。真空中では呼吸ができない。海中では生活できない。

 そういった制限が私たち吸血鬼にもある。まあ私以外に……いや」


 後半は僕の耳には届かなかったが、これでやっと確定だ。

 御ノ々御はやはり吸血鬼なのだ。

 それらしい特徴をいくら見付けても、どこか確信に至らない、至りたくないと思っていたのだが、本人が言うのであれば事実なのだろう。

 もちろん、そこまで含めた上で、僕を困惑させようとしての発言だというのも考えられるが、それはあまりにもいき過ぎた考えである。


「変身は無闇に使えるものではないのよ。

 身体を変化させているのだから、その分負担も大きくなるわ」

「そういうものなのか?」


 さっきから質問しかしていない気がする。

 理には適っているのかもしれないが、むしろ質問と疑問しか生まない説明だ。

 何より、説明を重ねられるほど、ある問題が浮かび上がってくる。


「その程度と思うかもしれないけれど、変身に制限が無ければ、

 吸血鬼が人間に淘汰されることも無かったのよ。なんせ――」

「悪い、ちょっといいか」


 僕は御ノ々御の言葉を遮り、言った。


「どうしてそんな、弱点みたいなものを僕に教えてくれるんだ?」


 後戻りができる地点をとっくに過ぎてしまっているのはわかっている。

 だが、「ならば突き抜けよう」と前向きにはなれるほど、僕は人間ができていない。

 話を聞くことがそれに直結している風に思えたのだ。

 しかし御ノ々御は、話を中断された苛立ちを隠すかのように低い声で言う。


「……信用を得るためには、多少の情報の開示も必要ではなくて?」

「十字架……ロザリオのことだって、昨日は隠そうとしていただろう」

「ならば今日も隠そうかしら。どうせ気まぐれなのだし。知りたいことが知れなくて困るのは貴方だけよ」

「リスキーなんだよ。逃げ帰るように姿を消したかと思えば、朝から僕の前に現れるし」


 御ノ々御が少し眉をひそめたが、構うものか。

 言いたいことは言っておかなければ。


「僕が今保健室にいることも偶然だ。なのにお前はここにいて、進行形で自分の弱みを教えてくれている。こうして言ってみれば、今の状況は出来過ぎなんだ」

「ふん、そんなに私を怒らせたいのかしら」

「っ!」


 まずい……言い過ぎたのか?

 先ほど言いたいことは言わなければと言ったばかりだが、自分の行動を悔やむ。

 でも、御ノ々御だって自分の言動のおかしさをわかっているはずだ。

 身構える僕に、どうしてか御ノ々御は微笑む。


「言ったでしょう。全ては気まぐれなのよ。貴方に譲歩しているのも、説明をしてあげているのも。この際だし、今さっき言ったことについても教えてあげるわ。姿は消したのではなく変えたの。朝に貴方の前に姿を見せたのは、この説明を朝のうちに済ませたかったから。保健室にいるのは寝ていても不思議でないから。弱みを教えたのは貴方に可能性をあげるためよ」


 一度の情報量が多くて整理しきれない。

 ただ、最後の可能性という言葉だけは聞き逃さなかった。


「……何の可能性だ?」

「私を殺せる可能性。もっと順を追って説明してあげようと思っていたのに。

 この機嫌の良さ、今日以降見れないものと思いなさい」


 御ノ々御は深く息を吸い、吐いた。

 ほのかに花の香りがする――何の花かまではわからなかったが。


「いいかしら。細かいところを飛ばして、現状をわかりやすくまとめると、

 ただの人間であるはずの貴方は、私にとっての呪いなの。

 多分、そのロザリオが関係していると思うのだけれど」


 言って、僕の胸を指差す。


「一体どこで手に入れたのかしら……効くような代物が存在するなんて。第一私は教会なんて相手取ってすらいないのに。よほど高位でなければ……」

「あの、説明を続けてもらっていいか?」

「終わったわよ」


 では、と御ノ々御は、ベッドから僕と対岸の位置に降りた。


「踏まえて言うわ。私だけを信用しなさい――つまりは私に付き従いなさい」

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