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第十四章、つて8

避雷針から..ファーストラブ オリジナル

http://blogs.yahoo.co.jp/kome125/folder/1498311.html


時はすでに、十二時半を回っていた。


恵美は、スタジオに行った時の姿のまま、


千歳台のファミリーレストランの入り口付近で、佇んでいた。

 

聡の携帯を手にして…。


酔っ払いの男性が近づいて来ると恵美は、「あ…売ってる訳じゃないの、ごめんなさい」


誤ると、酔っ払いの男性は不機嫌そうな顔をして、行ってしまった。


恵美は物影に隠れた。


その姿はしらふの人でも、出会い系関連の業種の待ちに見えた。


聡の携帯は、特定の人だけを着信する設定に変更されていた。


それは、藤岡美紀と、香菜だった。


すると、その特定の人から電話が来た。

 

着信暦は…、こうな。


徐に、電話に出た。「もしもし」。


聡、「やっぱりな」。


恵美、「それは、私のセリフよ..」。


恵美、「気付くと思てた、..私が何処に居るかもね」。


恵美の目の前に、聡が立っていた。


聡は、恵美の赤いヒールを持ち、携帯を掛けていた。


それを、さり気なく恵美に渡した。


恵美は、携帯を切って、「今日は、ぶたないで、人と合う約束をしたの」。


聡、「ああ、で、どうやって?」。


恵美、「十二時過ぎて掛かって来た。電話に出たら、『デリックのスカウトの件でお話が…』って」。


聡は微笑んで、「それで…」。


 

恵美、「『私もお話が有るんですけど…浩二の事で』、そう言ったら、


少し間を置いて、口調が急にまじめになって、


『指定場所は、いつも浩二君と行く場所ですか?』って、私が『ええ』、それで切った!」。


聡は、落ち着いて、「話が深そうだな」。

 

恵美は、頷いた。


聡の家に居た皆が、集まって来た。


真、「さすが、元彼氏..」。


小百合、「浩二と違う所はここよ」。


斉藤、「聡、礼はたっぷりするから、今後の恵美との付き合い方、教えてもらえるかなー」。


その時、皆が笑った。


この物語はフィクションであり、登場する人物、建物などは実際には存在しません。

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