第七章ファーストラブ
避雷針から..ファーストラブ オリジナル
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この二人はハンバーガー屋を出た後、相変わらず混んでいる道を、二人で歩いていた。
香菜は今ときめく心を抑えつつ、自分の心が開く瞬間を感じていた。
さりげなく、聡にすがりつく様に身を寄せた。
聡は何気なく、それを感じ取っていた。
そして二人は手を繋いだ。
二人は今日初めて出会った関係だとは、誰もが思わないであろう、
ごくありふれた恋人に見える。明治通りの様相に溶け込んでいた。
潜在的か二人は、人並みを避ける様に路地に入る..。
気が付かぬ内に、本来た道を戻る様に代々木公園にたどり着く。
二人は手を繋いだまま、ベンチに座る。
その様子はまるで、幼なじみの様だった。
代々木公園小道を歩くと、池の辺に置かれていたベンチに二人は腰掛けた。
聡はなにげに呟く..「渋谷好きなんだ....」。
その言葉に何となく香菜は、「あ..あ~ん」。
首を傾げながらそう呟くと..聡が、
「別に用は無いのだけど..。何か期待している訳じゃ無いけどさー」。
香菜は頷く、「あ...あなひ...?あ~あたひ、とほふへいえいはは、ひえふ、ふうひは、ふひははあ」。
(わたし..?[言い直す]わ..私、東邦生命ビルから、見える、夕日が好きだから...)
聡は、「あ~綺麗だな..時々あそこに行くよって言うより、気が付くとそこに居るんだ」
聡はからかう様に、「へへ、尾崎好きだろ~」。
香菜が照れくさそうに..
「あ..あー..、へふに、ほふへふ、ふふぃは、なひへど...はんひふ、はびひはは、ひへる」
(あ..あー..別に特別好きと、言う訳じゃないけど..感じる寂しさは似てる)
聡「俺..バンドやっている時から..感じてたんだ、俺の人気が上がって行く度、
仲間が俺に気ぃー使うようになって行くのを」
聡はズボンの両ポケットに指を突っ込み、下を向きながら足を揺すっていた。
香菜はその姿を横で、じっと見ていた。
聡が何気に、香菜の方に顔を向けた。
聡はその横顔をそっと見つめていた。
(うらやましい、皆が指示してくれるって....)
香菜の思想は、聡の心の中にだけに託された。
香菜は自分の書いた、歌の誌を思い出した。
作詞 川阪香菜 呪文
(Shiny Pastel Moon)
ある日突然天使がやってきた。
小人のようで、頼りなさそうな..
私の机で呪文を唱えてる
サバイヤ、サバイヤ、ジュビアッジュ
左手に星の棒、右手にスプーン
訪ねる私、何しているの
あなたは僕に、選ばれた恋人
なぜ、私が...?首を左右に傾げると、天使も傾げる..。
訪ねる答えは、まか不思議..
メナイヤマナイヤ、ジュラジュジュジュ
あなたの、願いを三つかなえましょう..
どんな事でも叶える、天使です..どうぞ願いを
ありきたりな、願いを唱える私..
愛、恋い、優しい時間...。
少しお茶目で、頼りなさそうな天使...
星の棒を回すと、私の心が見えてきた
それを、スプーンですくったら
机に並べて呪文を唱えた。
カメハ、カメハミキラジジュ
願いが窓の外に飛んで行く...
これで、あなたの願いが、かなうでしょう
星の棒を天にかざしポッと消えた。
当てになりそうもない
天使が何時も気になる毎日
私はその呪文を毎日唱えた
メナイヤマナイヤ、ジュラジュジュジュ
すると 曇り空が晴れあがり
天使が鍵を空から 落としたら
太陽に輝き、その鍵に反射した光が
まぶしく、空を見ると、
空から鍵がゆっくり落ちてきた
それを手のひらを開いて、受け取ると
天使は空から微笑んだ
すると★の棒を振りかざし、くるっと回って
消えて行った。
メナイヤマナイヤ、ジュラジュジュジュ
適う日が訪れたカメハ、カメハミキラジジュ
明日から 心に傘をささずに 街を歩ける
マイハート、くすんだ心が 打ち解けた!
この物語はフィクションであり、登場する人物、建物などは実際には存在しません。




