表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で亡くなった彼女と再会し今度こそ守り抜くと誓う  作者: アカト


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

6/28

ギルドにて

 朝ごはんを食べて真衣との幸せな時間を過ごしてからひと段落してギルドに向かった。

 

まじまじと見るとギルドは二階建てでかなり大きく町の中で存在感が一際ある建物だった。


「ここには戦いに長けた人たちが集まっていて、いつも町に魔物が来た時に町の外に出て魔物が町の中に入らないように街を守ってくれてるんだよ。あとは他の町の近くに魔物がいる場合は他の町にまで行って魔物の討伐を任された人たちの集団なんだよ」


 この世界のことがまだ分からない俺に対して色々教えてくれた。


「なるほど。じゃあ他の町にはギルドって無いの?」


 俺は気になった事を真衣に尋ねた。


「ギルド自体はどの町にあるんだけどこの町のギルドより大きいギルドは無くて小さいギルドしかないからこの町から派遣する感じだね」


 真衣はこの世界の生活が長いんだなと思いながら真衣の説明を受けながらギルドに向かった。


 ギルドに着き俺はギルドの中に入って挨拶をした。


「おはようございます。昨日メルテスさんに呼ばれてこちらに来ました。匠と真衣です」


 そう言うとギルドのメンバーが向かい入れてくれた。


「おはようございます。ギルドエレストへようこそ。ギルドマスターのメルテス様のところに案内させていただきます」


 ギルドの方が案内してくれてメルテスさんのところに導いてくれた。


「ここです。それではごゆっくりしていってください」


 案内してくれた人に一礼して俺たちはメルテスさんがいる部屋に着いた。


「失礼します」


 ドアをノックして部屋に入るとメルテスさんが大きな椅子に座り俺たちを向かい入れてくれたがその存在感に俺は少し気圧されてしまった。


「流石この大きなギルドの長になった人は存在感が違う」


 真衣に聞こえるくらいの小さな声で俺はつぶやいた。


「まあそんなに緊張せずそこの椅子に座ってくれ」


 メルテスさんがいる椅子の前から少しだけ離れた場所に椅子が二つ用意されていた。


「失礼します」


 俺と真衣は一言言って椅子に座った。


「それでは早速だが君の能力についてワシが知っている事を話す。君の剣についてまだ確信では無いがこのリグルを救った英雄カトスが使っていた聖剣ルビズソードに似ていた。もう一度剣を見せてもらえることは出来るか?」


「実は剣をどうやって出したのか分からなくて真衣が危険な目にあって助けたくていつのまにか手に剣があった感じなんです」


 メルテスさんが聞いてきたが俺はまだこの力をどう使うのか分からないことを素直に伝えた。


「なるほど。まだ力の使い方が分からない感じなんだな。ではワシが知ってる情報を話そう」

 

 そう言うとメルテスさんは語り出した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ