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俺の異世界チートは何ですか?。  作者: アン
始まりの想いで
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クエスト1

 ここは剣と魔法の世界フェアリー

 数多くのギルドがありそして数多くの人々がいる。

 そして俺は名をアンリとしてこの世界へと日本からやってきた。

 いいややってきたというのは語弊があり正しくは転生されたといったほうがいいのか。

 

 まあ、神様の気まぐれという奴で今の自分が此処にいるのだが、それにしても俺なんでこんなにハードな人生なんだ。「チートはどうしたチートは……」となぜ俺がこんなことを思っているかというと、まず自身のチート能力が分からない、次に赤ん坊からのスタート(まあこれは当たり前か)そして最大の問題がなぜか両親が居ない。

 とどのつまり最初にギルドマスターが俺を見つけてくれなかったら俺の第二の人生がつんでいたということになる。

 

 しかしありがとうギルドマスターと思ったのも最初だけである。

 俺が五歳の誕生日を過ぎるとクエストこなして金を稼がないと置いてやらないという。

 なので俺はギルドで一番簡単なFランクの薬草採取に向かう

 

 「たしか地図にはこの辺りだった筈」

 

 地図をじっと見て歩き出す

 途中に木で出来た看板があり助かった。

 

 「それにしても結構歩いたな」


 子供の足で途中休憩入れたけど片道2半かかる距離だった。

 大人だと意外と近いがそれでも俺自身まだ子供で体力がなくオマケに道も悪い。

 

 「えっとこれと、これと、これ」

 

 紙に書かれている薬草を採取する

 見分けが難しいものもあるがFランクの薬草はどれも簡単なものばかりだ。

 クエスト用の薬草の採取が終わる頃には日が落ちていた。


 「今日はここで野宿だな」

 

 採取したものを収納箱へと入れる。

 これである程度は傷むのを防げる

 そして次に食い物の準備だ。

 水は持ってきたものが少し残っているし、明日近くの川で補充すればいいから今日はこれを飲んで後は干し肉でいいやと思い収納箱から水と干し肉を取り出す。

 

 「固いや」


 干し肉を食べて思ったことがそれだ。

 そして干し肉を食べるたびに思うのがどれだけギルドでの食べる飯がうまいかということである。

 飯は暖かいしなによりパンはふわふわ、まあ日本のパンよりは固いけどさ……

 などと思いながら俺は夕飯を食べる。

 そして寝床を準備する。

 布を広げ端の紐を木にかける。

 日本でのハンモックに似ていた。

 ちなみにこれらすべては最初にギルドマスターが準備してくれたものだ。

 

 「星が奇麗だな」

 

 疲れがあったのだろう。 

 そんなことを思った途端に眠りについた

 

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