第61話 新たなユニークスキル
その時、<神の声>が響き渡る!!!
【バラ・ライカのパーティ登録を、確認しました】
『えっ』
【ユニークスキル<+>が、発動されます】
えっ ?私の左手が輝く、まっ眩しい眼を開けてらんない。
閃光のような輝きがひと際強く輝き、徐々に弱くなり6人の左手の甲に円形のマークのようなものが、ゆっくりと点滅している。
『わ 私の左手が熱い、な なに、この紋様は?』
『声が言葉が、頭に直接語り掛けてくる』
【ユニークスキル<+>が、発動されました。】
【ユニークスキル<+>が、発動に伴いユニークパーティスキルが発生しました。】
【6.ユニークパーティスキル《スペースタイム》が、発生しました。】
【ユニークパーティスキル<能力開眼>発動によりライカの潜在能力<時空>が開眼されました。】
【ユニークパーティスキル<ウィンドウ>発動によりパーティスキル<統合>が発生しました。】
【ユニークパーティスキル<クリエイター>発動によりパーティスキル<オールクリエイター>が発生しました。】
【ユニークパーティスキル《ハンター》発動によりパーティスキル<テイム>が発生しました。】
【ユニークパーティスキル《スペースグラスプ》発動によりパーティスキル<空間操作>が発生しました。】
【ユニークパーティスキル《スペースタイム》発動によりパーティスキル<時空操作>が発生しました。】
【フルパーティが確認されました。新たなユニークスキル<〇>が、発動されました。】
『声が治まった、左手の甲に浮き出ていた円形のマークも消えている』
『私の力が、力が溢れる な なんなの、この不思議な感覚は???』
『なるほど、ライカさんの潜在能力は、<時空>か!』
『ちょ ちょっとまたユニークスキルって?』
『うん、皆落ち着こう、まずライカさんから行こうか』
『ちょ ちょっと待って、ちょっと待って』
『なんだったの今のは?』
『これがライカさんに言えなかった俺達の力なんだ』
『ユニークスキル【プラス】って呼んでるんだけどね』
『ゆ ユニークスキルって「神のスキル」って呼ばれている、あのユニークスキル?』
『貴方達、只者じゃないって思ってたけど、まさかユニークホルダーだったの?』
『僕達じゃなくて、リーダーのクオンさんがユニークホルダーなんだよ』
『・・・・実在してたのね、お伽話だと思ってたけど』
『少し長くなるけど、順番に説明するね』
『わ 分かったわ、お願い、もうパニック状態よ』
俺は、ライカさんに出来るだけ分かりやすく丁寧に説明したが、やはり納得出来るまで時間が掛かりそうだ。
『ってことなんだ、簡単に説明したけど、これから慣れて行って貰うしかないですね』
『ふあ~ ね ねえ冗談って訳じゃないのは感覚で分かるけど、理解が追い付かないわ・・・』
『でも、なんて心地よい感覚、まるで縛られていた体が解放されたような清々しい力』
『皆、そうだったんだけど、強すぎる潜在能力の持ち主は、かなり強い封印がされているみたいなんですよ』
『そう、それで私は何も出来なかったんだ・・・ってことは皆も?』
『ああ、皆もだ』
『そう、そうなんだ皆、共通の仲間だったのね、そして私も、くふふ ありがとう本当にありがとう』
『貴方達の目的は、何なの?』
『皆、それぞれにあるんだけど、俺の目的は、冒険者をやって、美味しい物を皆で食べて楽しく過ごすことだ、後は、理不尽なことを理不尽だと言える力を身に付けること』
『私は、魔法を極めたいわ』
『僕は、<鍛冶師>を極めたい』
『あたいは、自由に生きたいニャ』
『ワシは、屈強な盾になりたいの』
『うふふ 皆楽しそう、私は居場所が欲しかった、ずっとずっと一人でも良いから、でもまさか、いきなり5人も仲間が出来るなんて、私も頑張るわ、これからよろしくお願いします』
『『『『『こちらこそ!!!』』』』』
『じゃ、俺達も知らない新しいスキルを見ていこうか』
『そうね、楽しみだわ』
『あたいは、もう分からなくなってきたニャ』
『・・・僕もです』
『ワシも、まだ慣れておらぬのに、また増えるとは・・・』
『あはは、じゃ<鑑定>』
【アンサー 潜在能力<時空>:時間を操る能力を得る。】
【アンサー ユニークパーティスキル<スペースタイム>:時間を操るためのスキルを発生させる。何らかの条件により新たなスキルが発生する。】
【アンサー パーティスキル<統合>:完結したスキルを複数統合出来るようになる。表示調整が出来る。】
【アンサー パーティスキル<オールクリエイター>:万物を創造する際、多大な恩恵を受ける。】
【アンサー パーティスキル<テイム>:魔物をテイムする能力。】
【アンサー パーティスキル<時空操作>:時間を操作する能力を得る。】
【アンサー ユニークスキル<〇>:クランメンバーへ所持しているスキルを任意で付与出来る。個数制限有り。】
俺は、この<鑑定>に今までで一番驚いているかもしれない時空操作か、飛んでもないな過去や未来に行けるようになるのか?いやそこまでじゃなくても、色々と面白い事が出来そうだ、そして空間操作これも、色々出来そうだな楽しみだ、まずは皆に説明しないとな。
『えーっと、あのね・・・』
『ミュウ言いたい事は、分かるけど全部をすぐ理解しなくても良いよ、俺には幾つかやってみたいことが出来た』
『ニャー あたいもう、分かんないニャー』
『あはは あはははは』
『ろ ロック殿、だ 大丈夫か?』
『クフフフ 私は、お手上げですわ』
『ライカさん、簡単にライカさんの能力を説明すると時間をある程度、操作出来るようになるみたいです』
『時間って?』
『う~ん、そうだな分かりやすく説明するとアイテムポーチ(時間停止)が作れるようになったはず』
『『『『『えっ えええっ!!!』』』』』
『そ それって飛んでもない事じゃ?』
『ああ、今までの生活とは、一変するだろうね』
『とりあえず、やってみよう』
『覚悟はいる?』
『あはは そんな大した事じゃないよ』
『えとね、各自の<アイテムBOX>を時間停止にしたいんだ、そうなるように皆、操作してみて』
『そ そんなことが出来るのか?』
『たったいま、出来るようになった筈だよ、皆<アイテムBOX>が時間停止になるように考えてくれ』
俺の説明に皆が瞑想してくれている、さーどうなるかな・・・
【<時空操作>を確認!サークルの<アイテムBOX>が時間停止になりました。】
『おお~~』
俺達6人は、ハイタッチして喜びを分かち合う。
『す すごーい、これ今までアイテムポーチしか出来なかった保存が<アイテムBOX>で出来るようになったんだ』
『想像どおり、これがライカさんの能力<時空操作>の力だよ』
『こ これが私の力なの?全然実感が湧かないわ』
『フハハ ワシもそうだった、ライカ殿の力がサークルの力になる、サークルの力がライカ殿の力へなる』
『そ そうなんだ、何となく分かってきた、このユニークスキル【プラス】って共同が力となるスキルなのね』
『僕も、そう思います驚くほどの能力ですが、僕達一人一人では、何も出来ない』
『でも、力を合わせれば驚愕の力になるニャ』
『そして俺達は、6人揃った!後は、頑張るだけだ』
『じゃ次は、ステータス見てみようか、さっき教えた通りやってみて』
『私は、ステータスなんて見たことないんだけど・・・』
『そか魔族の村には、教会なんてないか』
『教会はないけど、ステータスを見る道具があるみたいね、私は使ったことないけど』
『なら丁度良い、見てみようよ』
『分かったわ <ステータスオープン>!!! こ こうですか?』
ブンッ!!っと音を立て目の前にステータスウィンドウが出現する。
『ほ ほんとに出たわ、こ これがそうなの?』
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【ステータス】
名前:バラ・ライカ
LV:16
種族:魔族
HP:750/750
攻撃MP:755/755
回復MP:755/755
攻撃:491
防御:484
敏捷:487
器用:493
魔力:498
精神:496
潜在能力:<時空>
ユニークパーティスキル:<能力開眼><ウィンドウ><クリエイター>
<ハンター><スペースグラスプ><スペースタイム>
パーティスキル:<神の声><ステータス><マップ+4><サーチ+4>
<鑑定+4><パーティトーク><MP分割><統合>
<イクウィップクリエイター+3><エンハンス+3>
<合成><オールクリエイター><スキルハンター+4>
<マジックハンター><テイム><アイテムBOX+1>
<空間操作><時空操作>
戦闘スキル:<両手鎌+3><両手槍+3>
特殊スキル:<錬金術+2><鍛冶師+3><付与術+3><裁縫術+2>
<罠感知+5><罠解除+3><身体強化+4><敏捷強化+4>
<腕力強化+5><打撃強化+3><切断強化><突強化>
<気配感知><気配遮断><影隠><幸運+1><HP回復>
<MP回復><HP吸収><威圧>
耐性スキル:<病気耐性+5><毒耐性+5><魔法耐性><物理耐性+3>
回復魔法:<ヒール><ハイヒール><ハイエストヒール><デトック><メディカル>
攻撃魔法:<火属性+3>〈ファイア〉〈ファイアアロー〉〈ファイアウォール〉
<水属性+2>〈ウォーターボール〉〈ウォーターウォール〉
<風属性+2>〈エアカッター〉〈エアウォール〉
<土属性+2>〈アースアロー〉〈アースメイク〉〈アースウォール〉
<氷属性+1>〈アイスロック〉
<雷属性+2>〈スタン〉
<光属性+3>〈ライトシールド〉〈ホーリー〉
<闇属性>〈ダーク〉
<無属性>〈ディスペル〉
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