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第38話 ダンジョン攻略6 殲滅・魔導書


『ざっとみてスキルと魔法が増えたね』


『何回見ても凄いニャー』


『そうね、圧巻だわ・・・』


『全員ステータス同じだから確認が楽ですね』


『あはは そうだな、でも武器ステータスは個別だぞ』


『実は、任意で表示を変えれるんだよ<鑑定>も変えれるぞ』


『そうなんだ、なるほどね』


『まあ<鑑定>のスキル上げするときに試してみて』


『『『了解!!!』』』



俺達は、地下21階に辿り着く、う~んまた洞窟に戻った、そして凄い腐敗臭これはアンデッドっぽいな。



『く 臭いニャー』


『こ これは、きついですね』


『く クオン君 <クリーン>!!!』



ミュウが<クリーン>を使う、あまりの臭さに耐えられなかったんだろうが、流石<クリーン>空気まで清浄されていく。



『おお<クリーン>凄いな』


『臭くないニャー、凄いニャー』


『ほ 本気出したわ、だって我慢できないもの』


『クオン君、こんなとこでは食事も出来ないわ』


『ってことは、速攻で抜けましょうか?』


『そうだな、おそらくアンデッド系が出てくると思うけど弱点は、火か光か』


『<クリーン>って生活魔法だけど光系だよね?』


『そうよ、一番簡単な光魔法って感じね』


『光系魔法って<ライトシールド>しか作ってないから、<クリーン>を攻撃にイメージしたら簡単に作れそうじゃないかな?』


『<クリーン>を光線っぽくするような感じですか』


『やってみるニャ』



ぶっつけだけど皆で光属性の攻撃魔法を練習してみる、全員が<クリーン>を毎日使ってるからいけそうだ。



『おっ 以外と簡単に出来るな』


『ねーねー、こんなのはどおかな?』



ミュウが光線を作り皆に見せる。それは、幾本もの光線が前方に撃ち出される、また、一か所に集中も出来る様だ。



『うわ~ 綺麗ですねイメージしやすいし殲滅系の魔法って感じですね』


『綺麗ニャー、やってみるニャー』


『まさに<ホーリー>って感じだね』


『あっ それ良い名称ね、それにしましょうよ<ホーリー>格好いいわ』



思った通り少し練習するだけで全員が<ホーリー>を習得した。



『ここは、居ずらいし一気に殲滅して抜けようか』


『『『了解!!!』』』



予想どおり現れた魔物は、ワイト・マミー・グール・レイスと次々に出てくるが可愛そうになるぐらい<ホーリー>であっけなく倒されていく通路は光線で埋め尽くされていた、<ホーリー>祭りだ。


レベルもそこそこ高いのか俺達のレベルも上がり地下26階に着くころにはレベルも2つ上がり光属性も上がった。



【レベルアップしました。クオンがレベル10からレベル11に成りました。】


【レベルアップしました。ミュウがレベル10からレベル11に成りました。】


【レベルアップしました。ロックがレベル10からレベル11に成りました。】


【レベルアップしました。ムーアがレベル10からレベル11に成りました。】


【レベルアップしました。クオンがレベル11からレベル12に成りました。】


【レベルアップしました。ミュウがレベル11からレベル12に成りました。】


【レベルアップしました。ロックがレベル11からレベル12に成りました。】


【レベルアップしました。ムーアがレベル11からレベル12に成りました。】


【ミュウの<光属性+1>が<光属性+2>に成りました。】



『ここレベル上げに良いわね』


『さっきまで、凄い嫌そうだったのにご機嫌になったね』


『も~ 意地悪ね』


『あはは でもアンデッドゾーン長いですね』


『ニャハハ でも本当に臭いニャー』


『後、結構な数の魔石と、なんか黒い紙がドロップしたよ鑑定してみるね』



【アンサー 呪いの紙:呪いが込められた紙。錬金術でディスペルポーションの材料となる。】



『お~ 使えそうだね、しかし呪いの紙から解呪のポーション作れるのか』


『僕達が、呪いに掛かったときに役立ちそうですね』


『作っておいて損はないニャー』


『ああ、頑張って作ろうかな』


『それと気になるとこが、あるんだけど』


『この階の罠だらけの通路でしょ?』


『そうそう、行き止まりの通路なのに、やたら罠があるのって変じゃない?』


『そうですね、一応行って見ましょうか』


『<罠解除>するニャー』



俺達は、気になるので罠通路へ行ってみることにする。



『これ、すごい数の罠ニャー、しかも怖い罠ばかりニャ』


『<罠解除><罠解除><罠解除><罠解除><罠解除><罠解除><罠解除><罠解除><罠解除>』



【ムーアの<罠解除>が<罠解除+1>に成りました。】



『<罠解除><罠解除><罠解除><罠解除><罠解除><罠解除><罠解除><罠解除><罠解除>』



【ムーアの<罠解除+1>が<罠解除+2>に成りました。】



『やっと終わったニャー』


『でも、罠解除スキルが上がって嬉しいニャ』


『あはは ムーアありがとう、でもやっぱり隠しドアがあるよ』


『やっぱりね~ 怪しすぎるでしょ』


『でも、宝箱は、無さそうですね』


『確かに、とりあえず入ってみよう』



俺達は、異常なほど罠がある通路を抜け隠し扉に入る、そこは、床に魔法陣が描かれており祭壇のようだ一番奥になにか本の様な物が置かれている。



『うわ~ なんか物々しいわね、ってそれ、ひょっとして魔導書じゃない?』


『そんな感じだね<鑑定>してみるよ』



【アンサー 解呪の魔導書:死の呪いが掛けられており開くと3日で死に至る。】



『や ヤバかった鑑定しといてよかった、死ぬとこだった』


『なるほどね、多すぎる罠に呪いまで掛かってるって、これ無属性魔法<ディスペル>の魔導書だわ』


『これ、錬金術でディスペルポーション出来たら解呪出来るんじゃないですか?』


『ますます、作る価値が出てきたね、とりあえずアイテムポーチへ入れて置くよ』


『宝箱じゃないからマップ表示されなかったんニャー』


『とりあえず凄い物が手に入ったし、見に来て良かったよ』


『じゃ、用事も済んだし一気に地下30階まで行きましょ』



俺達は、昼食も取らずに一気に地下30階のボス部屋前まで駆け抜けた。



『いよいよ最後のボス部屋ね』


『お腹減ったニャー』


『あはは とりあえずここは、臭くないし食事にしようか』


『僕もお腹減りました、ペコペコです』


『今日は、もう出来てるやつ出すよ座って』



俺は事前に作ってアイテムポーチに入れて置いた、作りたて熱々のタンシチューとレバニラ炒めをたっぷり入れた皿を皆に配る、<アースメイク>で作ったテーブルの中央にパンを置いて早速食べ始める。



『な なにこれお肉なの?信じられないほど柔らかいんだけど、お肉の濃厚な味がするわ』


『この野菜炒めに入ってる肉も美味しいです、野菜もシャキシャキですっごく甘いパクパク』


『美味しいニャー、幸せニャー』


『あはは 俺の好きな料理なんで喜んでくれて嬉しいよ』



昼食を取ってなかったこともあり、いっぱい作って持ってきたタンシチューが無くなる・・・



『た 大量に作った寸胴鍋が、か からっぽに』


『もうダメ、美味しすぎるわ、このタンシチューって言うの?今まで食べた中で一番美味しかったわ』


『僕も、もう食べれません、ウップ、美味しすぎます』


『た 助けてニャー、死んじゃうニャー』


『いくらなんでも食べすぎだよ あはは』


『さっ ボスやっちゃうか』


『ヒィィィ ま 待って死んじゃう・・・』


『鬼ニャー、鬼がいるニャアアアアア』


『ぼ 僕動けません』


『あはは 冗談だよ、まあ野営して朝からでも良いしね』


『しかし、とうとうミスリル無かったね』


『そうなんです僕もそれが残念です』


『まだボスから出る宝箱から出るって可能性もあるじゃない』


『そうニャ、諦めるには早いニャ』


『そっか、俺もミスリルは欲しいとこなんだよ』


『そうだ、今から長めに休憩してボス倒して出なかったら野営して朝もボス倒そうか?』


『ボスが復活するのって、どれぐらいの時間が掛かるか分からないわ』


『ムーアさん知りませんか?』


『地下10階のボスなら1日で復活するニャ』


『むぅ 1日か流石にそんなに待てないな、仕方ないボスで出なかったら今回は諦めるか』


『そうね、また来れば良いじゃない、私は面白かったわよダンジョン』


『あたいも、こんなにダンジョンが面白かったの初めてニャ』


『僕も、最高に楽しかったです、また来たいです』


『ああ、俺もだよ、色んな魔物やドロップ品・宝箱が出てダンジョンって面白いな』


『どお?みんな動けそう?』


『私は、そろそろ動けそうだけど今日ボスやっちゃう?』


『僕も行けますよ』


『あたいも行けるニャ』


『うん、時間も中途半端だし、やっちゃおうか』


『『『了解!!!』』』



俺達は、楽しかったダンジョンも最後かと思うと少し寂しい気分になりながらも扉を潜る。



『き 来たあ~』


『あ あれミスリルゴーレムですよね?やった~』


『んふふ ロック喜びすぎよ、まだ早いわ倒してからよ♪』


『頑張るニャー』


『しかし、今回のゴーレムは大剣持ってるし、ましてミスリルだゴーレム対策でスタートするけど何回か繰り返す必要があるはずだ<鑑定>してから相談しようか』


*********************************************


【ステータス】


名前:ミスリルゴーレム

LV:30

HP:300/300

MP:100/100

攻撃:180

防御:200

敏捷:100

器用:140

魔力:80

精神:78


スキル:<物理耐性>


*********************************************


『う~ん、硬い上に物理耐性か、でも物理耐性欲しいな』


『最初普通に攻撃しましょうか?』


『そうですね、でも大きい大剣持ってますし回避重視のほうが良さそうですね』


『かわしまくるニャー』


『よし、じゃ俺が合図したら<ファイア>から行こうか』



俺達は、まず物理耐性コピーのため物理攻撃から開始する、流石に大きなゴーレムから繰り出される大剣の攻撃範囲は凄まじいが俺達のスピードなら簡単に回避出来る、<ライトシールド>も忘れずに掛けてあり防御も万全だ全員で攻撃したが、やはり純粋なミスリルの硬さ防御力・物理耐性まで付いているとダメージは与えられなかった。


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