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第37話 ダンジョン攻略5 ボス部屋


『ミュウ、い 今だ』


『<スタン>!!!』



ミュウの<スタン>が初めてクイーンビーにヒットする。一瞬、ほんの一瞬だがクイーンビーの動きが止まる。


俺は、このチャンスを逃すわけにはいかなかった、俺の持つ最速の剣技「双牙」を放つ。



『そ 双牙ぁぁぁ!!!』



最速の剣技を持って俺はクイーンビーを左右横なぎに斬るが、まだ動きは止まらない、直後ムーアの剣技が走った瞬きほどのスピードでクイーンビーの羽が斬られ、ようやく地面に落とせた。



『ロック行けるか?』


『任せてください!!!』



地面に落ちたクイーンビー目掛けてロックが走る、地面に落ちたクイーンビーは上体を起こし、まだ、迫りくるロックを現撃する構えを取る。しかしクイーンビーの背後からミュウの<ソニック>が炸裂する余りの衝撃に悲鳴のようなものを叫び動きが止まる。



『キシャアアアアアアアアアアアア』


『おおおおおおおおおお い インパクトぉぉぉ!!!』


『ドオオガァァァギンッ!!!』



ロックのインパクトがクイーンビーの頭部にヒットした。炸裂音が響く硬そうな頭部が地面に減り込んでいるが、まだ体が痙攣し生きていることが伝わる。ロックは両手槌を持ち上げ追撃の構えを取るが、次第にクイーンビーの動きが止まりだし<神の声>で倒したことを理解した。



【レベルアップしました。クオンがレベル8からレベル9に成りました。】


【レベルアップしました。ミュウがレベル8からレベル9に成りました。】


【レベルアップしました。ロックがレベル8からレベル9に成りました。】


【レベルアップしました。ムーアがレベル8からレベル9に成りました。】


【レベルアップしました。クオンがレベル9からレベル10に成りました。】


【レベルアップしました。ミュウがレベル9からレベル10に成りました。】


【レベルアップしました。ロックがレベル9からレベル10に成りました。】


【レベルアップしました。ムーアがレベル9からレベル10に成りました。】


【ムーアが<敏捷強化>を習得しました。】


【ミュウの<風属性+1>が<風属性+2>に成りました。】


【クオンの<氷属性>が<氷属性+1>に成りました。】


【ムーアの<雷属性>が<雷属性+1>に成りました。】


【ロックの<光属性>が<光属性+1>に成りました。】


【クオンの<剣技+2>が<剣技+3>に成りました。】


【ミュウの<ムチ技+2>が<ムチ技+3>に成りました。】


【ロックの<斧技+1>が<斧技+2>に成りました。】


【ムーアの<短剣技+2>が<短剣技+3>に成りました。】



『ふぅ~ ロック大丈夫か?』


『ふぅ ふぅ は はいなんとか、でも疲れました・・・』


『も~ ロック君も無茶して<ハイヒール>!!!』


『ミュウさん、ありがとう、ああ 気持ち良い、楽になりました』


『早すぎニャーー』


『ああ、飛んでて早いって反則だね』


『あっ なんかドロップしてるわよ、後、羽だけ斬って地面に落としたキラービー片付けないと』


『そっか、さあ皆、先にやっちゃおうか』


『『『了解!!!』』』



俺達は、無数に地面に落としたキラービーに止めを刺してドロップ品を回収していく。



『クイーンビーから、白っぽいハチミツがドロップしたんだけど何だろ<鑑定>してみるね』



【アンサー ローヤルゼリー:非常に栄養価が高く希少。エリクサーの原料になる。】



『お~ これは、高く売れそうだね』


『エリクサーって、あのエリクサーだよね、へええ、これが原料なんだ』


『凄いです、僕はエリクサーって見たことないですけど』


『ハチミツとハチミツゼリーも結構ドロップしたわ♪』


『でも一番の収穫は、やっぱり<敏捷強化>だね<身体強化>でもかなり早くなったから楽しみだ』


『ムーアの<ハンター>凄いわね、私達どんどん強くなっていくわ』


『ニャハハ 全然自覚が湧かないニャ』


『さて、この場所は、中途半端だから地下20階のボス部屋の前まで行ってから休憩しようか』


『次は、ボスか・・・ハードだわ~』


『あはは まあ十分休憩しましょう、僕はミュウさんの<ハイヒール>で元気になりましたよ』


『頑張るニャー』



俺達は疲れていたが、地下20階のボス部屋まで歩を進める、森の風景もこれで終わりかなと思っていると、懐かしいクロウラーがいたミュウに懐かしいって言おうとしたら、あれ く 黒い・・・



『ねえ、クオン君、あれブラッククロウラーよね・・・』


『何で3匹も、居るの』


『えーっと、ここでは、普通?の魔物みたいだね・・・』


『クロウラーみたいですけど、どうしたんですか?』


『以前クオン君とブラッククロウラー倒したことがあるんだけど1匹に二人でギリギリ倒したのよ』


『ええっ そ そんなに強いんですか?』


『ああ、強かったよ皮が硬くて斬れなくて魔法でギリギリ倒したんだ、それが3匹も居るから』


『どうしたんニャ?』


『ああ、ちょっと強そうな魔物が・・・あ あれ?』


『黒い、クロウラー居なかった?』


『えっ 黒い糸玉みたいなのがドロップしたニャ』


『えっと、3匹?』


『3匹共、糸玉だったニャ、また服が作れるにゃー、嬉しいニャー』


『『・・・・・・・・・・・・・』』


『強かったんですか?ムーアさんがサクっと倒しちゃいましたが・・・』


『クオン君、私は、なにも見なかったわ』


『ああ、む・か・し・は、強かったね確かに・・・』



俺とミュウは、なにか寂しい気分になりながらも歩を進め地下20階のボス部屋まで辿り着く。



『よし、少し長めの休憩にしようか、今回は情報無しのぶっつけだけど、<鑑定>があるから俺達には有利だね』


『次の魔物は何かな~』


『ゴーレム系で素材が良いです!』


『ニャハハ ロック様は、ブレないニャー』


『あたいは、良い糸が手に入ったから今度は、クオン様とロック様の洋服作るニャー』


『ああ、ブラッククロウラーの糸玉だね、以前取ったやつは、売っちゃったからな楽しみにしとくよ』


『そうね貧乏だったものね』



俺達は、よく冷えた果実水を飲みながら休憩しボス戦に備えた、十分休憩を取り準備に入る。



『さってそろそろ行こうか、皆準備は良いかな?』


『『『OK!!!』』』



いつものようにボス部屋の扉を開ける全員素早く入りボスを見る、オークが3匹いるようだ。



『オークですね3体ですね』


『ああ、一応<鑑定>してみるよ』


*********************************************


【ステータス】


名前:オーク

LV:12

HP:70/70

MP:0/0

攻撃:75

防御:68

敏捷:53

器用:42

魔力:32

精神:18


スキル:<腕力強化>


*********************************************

*********************************************


【ステータス】


名前:オーク

LV:13

HP:78/78

MP:0/0

攻撃:82

防御:75

敏捷:56

器用:45

魔力:33

精神:19


スキル:<腕力強化>


*********************************************

*********************************************


【ステータス】


名前:ハイオーク

LV:17

HP:98/98

MP:30/30

攻撃:95

防御:92

敏捷:81

器用:64

魔力:58

精神:55


スキル:<腕力強化><魔法耐性>


*********************************************


『一番奥にいるのがハイオークだね、手前のオーク2体と分断して倒して行こうか』


『クイーンビーより楽そうで良かったわ』


『腕力強化と魔法耐性ありますね』


『ハイオークは、魔法当てて魔法耐性コピーするニャ』


『なるほど、そうしよう』



今回は作戦ってほどでもないが、大体の分担を決めて戦闘に入る、<ライトシールド>を張りオークの攻撃を受ける腕力強化をコピーするためだ、おそらく<スキルハンター>でコピーするには、スキルを発動させないとコピー出来ない様だ仮説だがスキル発動の力の流れ、魔力の流れかもしれないがそれを感じ取りコピーするのではないかと思う。


オークの攻撃を何度か受け俺達は、攻撃に入る、ステータス自体は低めなのであっさりオーク2体を倒したところで<神の声>が響く。



【ムーアが<腕力強化>を習得しました。】



『よし、次は魔法で行こう』


『『『了解!!!』』』


『<ファイアアロー><エアカッター><アースメイク><ウォーターボール>!!!』



魔法耐性があると言っても全然ダメージが入らないってことはなく、少しずつハイオークのHPを削っていく、何度目かの魔法でハイオークを倒し<神の声>が響く。



【ムーアが<魔法耐性>を習得しました。】


【ムーアの<水属性+1>が<水属性+2>に成りました。】



俺達4人は、ハイタッチして喜びを分かち合う。



『よし、ムーアのお陰でうまくいったね』


『ニャハハ やったニャ』


『でも、今回ムーアが全部習得したわね、なんか法則あるのかな?』


『僕達は、誰が習得しても結果は同じになるから深く考えなかったけど、どうなんでしょうね?』


『それは、俺にも分からないけど、オリジナルの千里眼効果でムーアは習得しやすいのかも知れないね』


『よーし、じゃ進みますか、そうだ久しぶりにステータス見てみようか』


<ステータスオープン>


*********************************************


【ステータス】


名前:クオン

LV:10

種族:ヒューマン

HP:220/220

MP:230/230

攻撃:198

防御:194

敏捷:202

器用:211

魔力:203

精神:203


ユニークスキル:<+>


個別能力:<直感>


ユニークパーティスキル:<能力開眼><ウィンドウ><クリエイター><ハンター>


パーティスキル:<神の声><ステータス><マップ+2><サーチ+2><鑑定+2><パーティトーク>


        <イクウィップクリエイター+1><エンハンス><スキルハンター+1>


戦闘スキル:<剣技+3><格闘+2>


特殊スキル:<錬金術+1><鍛冶師+1><付与術><裁縫術><罠感知><罠解除><身体強化><敏捷強化><腕力強化>


耐性スキル:<病気耐性+5><毒耐性+5><魔法耐性>


回復魔法:<ヒール><ハイヒール><デトック>


攻撃魔法:<火属性+3>〈ファイア〉〈ファイアアロー〉〈ファイアウォール〉


<水属性+2>〈ウォーターボール〉〈ウォーターウォール〉


<風属性+2>〈エアカッター〉〈エアウォール〉


     <土属性+2>〈アースアロー〉〈アースメイク〉〈アースウォール〉


     <氷属性+1>〈アイスロック〉


     <雷属性+1>〈スタン〉


<光属性+1>〈ライトシールド〉


<闇属性>〈ダーク〉


装備:右黒鉄刀×左黒鉄刀


銀の鉢金・黒蠍軽鎧・黒蠍籠手・黒鉄靴


   シルバーリング


*********************************************


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