表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
149/183

第148話 転移魔法<ゲート>


『かなり便利だから皆も有効活用してください』


『あ あの、私の前でそんな話しちゃっても良かったんですか?』


『勿論ローニアさんの分も作ってあるよ、はいどうぞ』


『わ 私にも、そんなに凄い物渡しちゃって良いんですか?』


『実は正直に言うと少し迷ったんだけどね、本当ならローニアさんにもサークルクランに入って貰いたいのですが身体能力が高くなりすぎるんで貴族のローニアさんには躊躇いがあるんだよ、だからせめて便利なアイテムぐらいなら良いかなとね』


『私は、そんな事気にしませんわクオン様がよろしければ私も是非入りたいです』


『・・・将来結婚出来なくなる可能性もあるんだよ?』


『うふふ サークルクランに入れるなら結婚なんて出来なくても良いですわ』


『う~ん・・・・・』


『そういう事ならクオン、ローニアさんには絶対人にバレないように鍛えて貰ったら良いんじゃない?』


『ん~ でも簡単な事じゃないのは分かるだろ?』


『分かりました私一生懸命頑張りますわ、身体能力が上がっても普段どおりの生活が出来れば良いのですね?』


『う~ん、ガデラスさんに怒られそうな気もするけど・・・じゃローニアさん、もし力を制御出来なかったら元に戻す事、それから誰にもバレない事、この2つを約束出来ますか?』


『分かりましたわクオン様ありがとう私一生懸命頑張りますわ』



躊躇いは残るが遂にローニアさんもクランに入って貰う事になった、そうなると早い方が良いので早速クランに入ってもらいスキルを<状態異常無効><加減之極意><魔之極意>にしておいた。


そしてローニアさんの潜在能力は意外な事に<擬態>であり変身能力のスキルを得た、これは自分自身の姿形を自由に変更出来るようだ。


これで今日のように魔物に襲われても簡単に死ぬような事にはならないだろう。



『改めてこれからも宜しくローニアさん』


『ようこそサークルクランへ』×24人


『皆さん、ありがとう約束通り私頑張りますので、これからも宜しくお願いしますわ』


『それにしてもクオン様がユニークホルダーだったなんて、それもこんなにも素晴らしい能力・・・今までの事も納得が出来ますわ』


『今まで隠しててゴメンね』


『いいえ、幾ら何でもこんなこと誰にも言えないのは当然ですわ』


『アーチカさん、ローニアさんも明日からマリンさん達と一緒に訓練して貰って良いですか』


『はい、分かりましたローニアお嬢様、頑張りましょう』


『うふふ ええ私頑張るわ!でもアーチカもうお嬢様じゃなくてローニアって呼んでね』


『そ それは少し難しいかと・・・』


『じゃ皆アイテムブレスレットの使い方練習しといてね慣れれば着替えも出来るようになるから』


『後は人が見ていてもバレないような取り出し方とかね、大きな岩とかを入れて置くと防御にも使えるし攻撃にもなる使い方次第ではめちゃくちゃ便利だから』


『容量が増えると、そういった使い方も出来るんですね』


『まあ魔物相手なら素材が取れなくなるから俺達は使わないんだけど、そういう使い方もあるのは覚えておいて』


『よし、じゃそういう事で明日は新メンバー達の訓練はメイドさん達にお任せするとして俺達も久しぶりに訓練しようか新しい魔法とスキル上げもしないとね』


『『『『『望むところだ(ニャ)』』』』』


『久しぶりにステータスの確認をしておこうか、<ステータスオープン>!!!』


*********************************************

【ステータス】


名前:クオン

LV:70

種族:ヒューマン

HP:4890/4890

攻撃MP:4895/4895

回復MP:4895/4895

攻撃:3311

防御:3304

敏捷:3307

器用:3313

魔力:3318

精神:3316


ユニークスキル:<+><〇>


潜在能力:<直感>


ユニークパーティスキル:<能力開眼><ウィンドウ><クリエイター><ハンター><スペースグラスプ><スペースタイム>


パーティスキル:<神の声><ステータス><マップ+10><サーチ+10><鑑定+10><パーティトーク><MP分割><統合><イクウィップクリエイター+10><エンハンス+10><合成+10><オールクリエイター+10><スキルハンター+10><マジックハンター+10><テイム+9><アイテムBOX+10><空間操作+10><時空操作+10>


クランスキル:<クラントーク><指名トーク><ステータス+α><スキル付与+2>


戦闘スキル:<剣技+10><格闘+10>


特殊スキル:<錬金術+10><鍛冶師+10><付与術+10><裁縫術+10><料理術+10><罠師><体之極意><魔之極意><攻守之極意><感知五感之極><加減之極意><再生之極意><自然回帰><激運+8><龍王の威圧><縮地+10><解体+10><統率+10><魔法陣+10><真偽眼+5><言語解読+2><交渉術+10><経験値10倍><食経験値10倍><空縮地+5><龍眼+4><龍気+5><魔力変換+5><獣王之力+5><妖力解放+5><重圧+3><必中+5><力之音+4><癒力+8><風之力+3><和癒+6><物理結界+8><鬼気角+3><気功><捕縛><覇気><絶対味覚><契約><美之心得><マッピング><水中適応><水之心得><高速思考><変身>


技スキル:<双牙><寸勁><ダブル><フラッシュ><チャージ><居合><超振動>


耐性スキル:<状態異常無効>


神癒魔法:<ヒール><ハイヒール><ハイエストヒール><ラストヒール><デトック><メディカル>


攻撃魔法:<神火属性><ファイアボール><ファイアメイク><ファイアウォール><エクスプロージョン><黒炎>


<神水属性><ウォーターボール><ウォーターメイク><ウォーターウォール>


<神風属性><エアボール><エアメイク><エアウォール><フライ><エアウォーク>


     <神土属性><アースボール><アースメイク><アースウォール>


     <神氷属性><アイスボール><アイスメイク><アイスウォール>


     <神雷属性><サンダーボール><サンダーメイク><スタン><サンダーボルト>


<神光属性><ライトボール><ライトメイク><ライトシールド><ホーリー>


<神闇属性><ダークボール><ダークメイク><ドレイン><マジックドレイン><スリープ>


     <神無属性><ディスペル><ダンジョンワープ><ウィング><サモン><クリア><リフレッシュ>


装備


偃月輪 青幻 (重斬修硬)


ファントムガントレット(重衝修硬)


鬼哭鉢金改(威修硬)


青幻闘着(重闘コ修硬)


青幻斬靴(重斬衝修硬)


ミスリルリング(即)



*********************************************


『うわ~ いつのまにかレベル70になってたのね』


『攻撃力も遂に3000を超えたか、もうワシにもどれぐらいなのか分からぬな』


『<食経験値10倍>効果で凄い事になってきましたね』


『ニャハハ リーダーの食事でドンドン強くなるニャ』


『パワーストーンの効果でサークル本部にいるだけで経験値も上がっていってるはずよ』


『あれっ どうしたの皆そんなに驚いた顔して?』


『ご 御主人様のステータスを初めて見ましたが凄すぎです・・・・・・・・』


『ちょ ちょっとクオン君これが貴方達のステータスなの?嘘でしょ?どーしてこんなにスキルがあるのよ?』


『そっかマリンさんも皆も口頭では説明したけど見せたのは初めてだったね』


『んふふ これがクオンのユニークスキル【プラス】の効果なのよ私達6人の強さが加算されていくの、でも表示はされてないけどクランメンバーのステータスも加算されてるのよ実質は、こんなものじゃないわ』


『そう俺達が強くなればクランメンバーもドンドン強く成るし、その逆もある。それに<スキルハンター>があるから一度戦った相手のスキルは全部覚えていくんだよ』


『・・・・・こうやって見ると本当に恐ろしい能力ね、戦えば戦うほど強く成っていくのね、このままいったら何れ地上最強のパーティになるのも夢じゃないわ』


『リップさんの言う通り俺達が目指しているのは、まさに地上最強なんだけどスキルも覚えただけでは役に立たないんだよ地道に訓練を重ねて自分の物にしないとね』


『皆に付与している<状態異常無効>のスキルだって毒薬や麻痺草で作ったポーションを飲んでスキル上げした複数のスキルを統合して作ったんだ』


『あ~ あれは辛かったわね、殆どの毒草や毒キノコで作ったポーション飲んだもんね』


『ニャー あれは地獄だったニャー』


『それだけじゃないよ<感知五感之極>や<加減之極意>だって複数のスキルを上げて<統合>して作ったんだよ』


『・・・・・ごめんなさい、そうよね貴方達はこんなにも凄い能力を持っているのに、ずっと努力してきたのね』


『15歳という若さでありながら恐るべき能力と凄まじい努力の結果、今の貴方達がいるのね頭が下がるわ』


『御主人様達は、その凄まじいスキルで私達を救ってくれました、御主人様達は素晴らしいです』×メイド11人


『そうです、私も命を救われたわクオン様達は素晴らしいです』×ローニア


『わ 私もです奴隷から救ってもらい腕まで治してくれて生き甲斐までくれました、まるで神様です』×トルネ


『私はクオン君の料理に釣られてきたけど、こんなにも多くの人を救ってきたのね貴方達は素晴らしいわ』×マリン


『リップさん、メイドさん達、トルネちゃん、マリンさん俺達は誰かに理解して貰おうとして強く成ったわけじゃないけど、そう言ってくれると努力が報われたような気がして嬉しいよ』


『でも、俺達はまだまだ弱い・・・辿り着く所は遥か先なんだ、これからも頑張らないとね』


『フハハ 本当にクオンはブレないな心強いわ』



サークルクランの人数も増えてきて俺達の能力を知る人が増えてきたが隠し事をせず話が出来るのは、やはり気持ちが良いもんだ、当初の予定よりも人数が増えてきたがサークル本部が大きいためか全然気にならないようになってきた。


何れ数百人になったりして、それに女性の比率が多いのも気になるが皆美人なため男性は入れにくいのもあるしな・・・


でもザルガさんみたいな初老の執事さんが居てくれたら良いなとも思うし折を見て探して見るかな。


時間も遅くなってきたし今日は眠りに着く事にし、それぞれの部屋に分かれた。


寝る前に色々考えていたせか目が冴えてしまいベッドでゴロゴロしているとサークル本部に数本ある見張り台の塔の上にライカが居るのに気付いた。


おそらく月を見ながらお酒でも飲んでるのだろう俺も寝付きが悪かったせいもありライカの寝酒に付き合おうかと思い<ダンジョンワープ>で行って見る事にした。



『あらリーダーも寝付けなかったのかしら?』


『ああ、ライカの寝酒に付き合おうかと思ってね』


『クフフ 嬉しいですわ、では乾杯と行きましょうかリーダーもワインで良いかしら?』


『おっ ありがとう、じゃ乾杯~ 』


『うん、何度飲んでも美味いな・・・しかしライカそのネグリジェ大胆過ぎないか?』


『クフフ リーダー胸ばかり見てますもんね、良いですよリーダーならいくら見てくれても』


『や やっぱり視線ってバレるもんだな・・・見ない様に気を付けていたんだがライカの胸大きいから仕方ないか』


『フフ 相変わらずリーダーは正直ですね、少しサービスしてこれぐらいでどうです?』


『ブッ ら ライカ!サービスし過ぎだぞ、嬉しいじゃないか』


『クフフ リーダーが喜んでくれるなら私も嬉しいですわ♪』


『あはは ありがとう実はかなり嬉しい、そろそろライカもリーダーじゃなくてクオンって呼んでくれないか?』


『・・・そうですねクオンって呼んだ方がムードが出るかしら?』


『・・・・・・・参ったなタジタジだよ』


『クフフ でもミュウの胸も大きいから堪能してるのでは?』


『おいおい、ミュウとはまだそんな関係じゃないよ』


『えっ まだなんですか?幾ら何でも奥手すぎですわ、ミュウもきっと待ってますよ』


『・・・本気にしちゃうじゃないかミュウには俺に好意を持ってくれてるとは思うんだけど、本当にあんなに可愛い子が俺を好きでいてくれてるのか自信がなくてね』


『クフフ いつも自信に満ち溢れてるのに面白いですわ♪』


『大丈夫ですわ♪ミュウもクオンの事が大好きですよ。万が一駄目だったとしても私も居ますし』


『そーいうライカはどうなんだ?オーラもロックも良い奴だぞ』


『ええ、尊敬出来る素晴らしい男性ですわ、そうねクオンの後なら抱かれても良いと思うぐらいに』


『ま 参ったな今日はライカにやられっぱなしだ』


『クフフ だからクオンも早くミュウと結ばれて下さいね♪』


『そうなったら、それこそライカに手を出したら怒られるじゃないか』


『それも大丈夫ですわクオン程の男性が1人の女性だけなんて許されない事なのはミュウも分かってますよ』


『・・・こんなに少しのワインで酔っちゃったのかな俺の都合の良い事ばかり聞こえてくるよ』


『クフフ 少し酔いを覚まして差し上げますわ♪』



ライカは今まで見た事もないような妖艶な微笑みを浮かべたまま俺の前に立ち情熱的なキスをしてくれた、正面から抱き寄せられたためライカの大きな胸の感触が嫌でも分かる。俺は何が起こったのか分からず放心状態になり行為が終わった後もライカの良い匂いだけが脳裏に残っていた。



『酔いは覚めたかしら?』


『酔いどころか意識がぶっ飛んだよ』


『クフフ これ以上は私が我慢できなくなりそうなので部屋に戻りますわ♪お酒に付き合って貰ってありがとう、おやすみなさいクオン』


『ああ、おやすみライカ』



ふ~ 少し寝酒に付き合うつもりが飛んでもない体験をしたな・・・まだ興奮冷め遣らぬ感じだ。しかし、本当にライカは15歳なのか?妖艶な色気にクラクラする下手な魅了より強力だな。


あ~ ドキドキした誰もが振り返る様な美人に迫られるのって破壊力抜群だな。しかし、ボッチだった俺にこんな日が来るとは神様に感謝しないとな。


どうやら気持ちよく眠れそうだ、ワインよりライカに酔っちゃったな俺も部屋に戻って寝よう。


部屋に戻ると興奮が残っているにも関わらずグッスリと眠れた、少し起きるのが遅かったのか食堂へ行くと皆揃って居り既に朝食を用意してくれていた。



『おはよー 今日の朝食は豪華だね』



全員から朝の挨拶を受け料理に目をやると俺が知らない料理もある、って事はマリンさんが作ってくれたのかな。



『んふふ 今日はマリンさんが作ってくれたのよ』


『私が料理を作って食べて貰うのが、こんなに恥ずかしいと思ったのは初めてだわ・・・クオン君に比べたら全然かも知れないけど良かったら味を見て下さい』


『いやいや、全部凄く美味しそうだよ、ありがとう頂くよ』


『いただきまーす!!!』×24人



うん美味しい、どうやら俺の知らない異世界の素材で作ったのか、材料は分からないけど美味しい流石マリンさんだな、あえて醤油や味噌も使わずに作ったのか、初めて食べる味だけど美味しい。


やはりマリンさんをスカウトしたのは正解だったようだ、これで日本の料理や技法をマスターしたら絶対俺が驚くような美味しい料理を作ってくれる筈だ。



『美味しい、凄く美味しいよマリンさん』


『ほ 本当ですか、クゥ~ 嬉しいわ』


『うん、これなんて知らない香草だけどスープに溶け込んで後を引く味わいになってるよ』


『このパンなんて俺が教えたカスタードクリームをマーブル状に練り込んだんですね、とても美味しいです』


『あはは やっぱり全部バレバレね、でも褒めてくれてとても嬉しいわ』


『マリンさんの<絶対味覚>を俺達も覚えてから、より鋭敏になったみたいです』


『私もクオン君の料理がより詳しく分かるようになって助かってるわ、スキルって凄いのね』


『うん、でもどんなスキルでも使いこなさないと意味がないんだよ、使っている内にスキルランクが上がっていくしね』


『って訳で今日も訓練頑張ろうか、アーチカさん宜しくね』


『はい、分かりました昨日でかなり動けるようになってきたので今日は魔法の訓練も入れても良いでしょうか?』


『うん良いと思うよ、ミュウ最初だけアドバイスして上げてくれる?』


『分かったわ、じゃ最初の注意点だけ私が簡単に説明しとくね』


『はい、宜しくお願い致します』


『何故クオンが最初に私からのアドバイスを受けるように言ったかと言うとね、固定観念を持たない様にするためよ』


『固定観念ですか?』


『そそ、属性訓練の内は良いんだけど見本で見た魔法を、そのまま覚えちゃ駄目なの魔法はイメージで何処までも強く成るわ、そうね少し外で魔法を見せながら説明するわ』


『クオン少しだけ良いかな?』


『分かった、ミュウの説明が終わり次第、俺達も訓練に行こうか』


『『『『『了解ニャ!!!』』』』』



さて朝食も取り終わったし俺も訓練の準備をするために一度部屋に行く、クロワさんは早朝に出掛けたみたいだ早くトルネちゃんの訓練を終えないとね。



『ライカ、ライカ』


『んっ ムーア何かしら?』


『昨晩はどうだったニャ?』


『な 何のことかしら?』


『ニャハハ 惚けても駄目ニャー 正直に話すニャ』


『クフフ てっきりミュウから聞かれるかと思ってましたわ、そうですねムーアにも言わないと不公平ですね、ミュウとクオンはまだキスだけみたいですわ』


『・・・やっぱりニャ、リーダー奥手ニャー ところでライカは何もしなかったのかニャ?』


『わ 私は・・・って誤魔化しが聞かないのはサークルの欠点ですわね』


『やっぱりニャ、気持ちは分かるけどもう少し待つニャ』


『分かってるわ、でも予想通りリーダーは奥手のようですから少しだけ発破を掛けただけですわ』


『ニャハハ リーダーも大変ニャ』


『そういうムーアだって、いつまでも我慢は出来ないでしょ?』


『あたいは、何時までも待つニャー 時間はたっぷりあるニャ』


『ムーアがそうでも、ロックとオーラが可哀そうでしょ?』


『・・・確かにそうニャンだけど、あたい達と暮らしてるから娼館にも行きにくいニャ』


『って朝から何の話ニャ、また夜にでも女子会開くニャー』


『クフフ 分かったわ、そうねミュウも突いておきましょうか』



しばらくするとミュウの説明が終わり俺達も訓練に出掛ける事にした。



『ねーねー 私達の訓練って何をするのかな?』


『とりあえず優先的にしたい事が<ゲート>の訓練だね』


『ふむ、なるほど昨日のローニアさんのような件もあるしな』


『そうそう、ただ便利って言うだけじゃなく有事の際素早く動けるようにしておかないとね』


『でも、<ゲート>の訓練って言っても皆練習しなくても出来る筈だよ<ダンジョンワープ>と要領は同じだから』


『なら訓練って、どんなことをするんですかリーダー?』


『うん、訓練と言うよりも<ゲート>で移動出来る箇所を増やしておくって言った方が良いかな』


『<ダンジョンワープ>と同じってことは一度行った場所しか行けないって事ですわね』


『そーそー ライカの言う通りなんだよ<マップ>に表示出来る所までは<ゲート>で飛べるとは思うんだけど一度見ておいた方が確実だね』


『行った事がない村や町に手分けして行くニャ?』


『それでも良いんだけど、とりあえずは皆が行った事がある村や町を全員共有しようか』


『ちなみに俺は<エンゲルラント>に来る前はエルドラとアラゴスしか行った事がないんだよ』


『んふふ 懐かしいわねクオンと最初に会ったのがエルドラだったわね』


『僕が初めて会ったのはアラゴスです』


『って具合に全員で行った事がある場所以外は共有しとこうか』


『ニャー あたいは故郷ぐらいしかないニャー』


『ワシもだな』


『私も町には入れなかったので故郷ぐらいですわ』


『僕もハッキリ覚えてるのはアラゴスと鉱山ぐらいです』


『私も故郷ぐらいだけど、もう皆と行ったからね』


『じゃ、とりあえずエルドラから行って見ようか俺とミュウが最初に会った町だよ』


『『『『『了解ニャ!!!』』』』』


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ