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世界一の魔術師? ですが本業は料理人ですので 〜転生料理人の異世界魔法生活〜   作者: クリップキラー
プロローグ 幼少期 死んで蘇る伝説のシェフ?
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異世界だと知る

皆さんお分かりだろう。死んで赤ん坊になっているんだ。転生ってやつだろ。俺は比較的小説、ラノベをよく読んでいた。バトルとコメディの入った異世界転生物が大好きだった。よくオムレツを作りながら読んでいたものだ。夢中になるとオムレツが少し焦げたのもいい思い出だ。あ、熱中しすぎて真っ黒になることもあったな...。


できればここが異世界でないことを祈りたい。地球がいい。俺は綺麗好きだ。どうせ転生するなら掃除機がある世界がいい。家政婦も欲しい。綺麗ならもうなんでもいい。

俺が赤ん坊なんだから必ず親がいるはず。親が人間ならきっと地球だ。きっと...そうだよな...一応15カ国語なら完璧に、日常会話程度なら50カ国語が扱える俺ならきっとまた前世と変わらずシェフができる。


ガチャ


ついに人が(人じゃない可能性も有る)来たか。お!おお!うおおおおおお!人だ!人だぞ!人間だぞ!しかも顔立ち的に日本人!もうこれはラッキーとしか言いようが無いね。今すぐお祝いのステーキでも焼いて豪快に...っと、この年じゃまだ食えないか。

「bっgdfdvgbさsfdっs?」

「フhgthgcs」

え?聞いたことのない言語。聞いたことない言葉。とんだ秘境に生まれたらしい。この俺が知らない言語を用いる国がこの地球にあったとは。フフフ。地球は広いなぁ ははは。あ、あははは...まさか、まさか、ね...。


後日俺はここが異世界だと知らしめられる。


父親らしい人、母親らしいひと、そのほかの人もみな、魔法っぽいものを使っている。料理も火の魔法みたいなものを使うし、風呂だって(シャワーしかないけど)水の魔法でシャワーをするし。


生後3ヵ月(恐らく)になって初めて家から出た。そこには見たこともない人種(人じゃない)奴らが行き交う大きな街だった。因みに家には掃除機もエアコンも冷蔵庫も.....ガスコンロだって....初歩的な料理もできないじゃないか。


もうちょっと科学にも目を向けて欲しい。っと...剣と魔法の世界(仮)でそんなことを言うのは野暮だな。


とにかく、ここは地球ではない。見たこともないような種族。初めて見た魔法。すべてはとても新鮮であると同時に、地球の懐かしさを感じてしまう。諦めきれない。もっと綺麗なほうがいい。ル〇バが欲しい。

が、今更何を言っても変わらない。


まずは言葉を覚えて、会話可能にならなくてはならない。

いまは便利な生活よりも、何よりもこの世界についてをしっかりと知る必要がある。それは、生きる為でもあり、転生という、あまりにも物語チックなこの現象についても調べなければならない。

いきなりチート能力発覚して、勇者様とか言われる可能性もない事はないしな。

とにかく、子供の時が一番成長のできる柔軟な脳を持ってるっていうしね。

これからの事はこれから頑張ればいい。

更新できる日が決まっているわけではないですが、できる日に更新していきます。

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