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コロ

「はぁ・・・」

似合わないな。制服。

黒を基調とした点は気に入ったが、何分こういう戦闘用ではない服を着たのは何年前だったか。

巫女からの説明を受けた後王に呼び出され胡散臭そうに見られながら今から向かうユーリゥド学園への入学を命じられた。王の間には俺の他に召喚されたと思しき同年代の男女ともに2人ずついた。

回想を終え、現実に戻る。この世界にも時計は一般に普及してる為俺に割り当てられた学園の寮の部屋にも当然時計がある。そして日本と時間感覚が変わらない。

「・・・8時半からホームルームが始まるな。ここから学園まで徒歩10分程だからもう出なければ間に合わないか」

寮の部屋から出ると外には女子しかいない。

そう。俺に割り当てられた寮は女子寮だった。

変な物を見るような目で見られる。

「男の人がいるよ」「ひっ・・・」「何で?ここ女子寮だよね?」「変態さんですか・・・?」

ひどい言われようだな。上から聞いてないのか。

人からの注目を避けるように道の端を縮こまって歩く。なんか情けなくなってくるな。

まだ通い慣れない道を通り下駄箱に着いた。適当な所に靴を入れ、スリッパを借りて教えられた廊下を通り元の世界で言うところの職員室へ向かった。

コンコン。

「シュウ・イチジョウだ。昨日来いと言われたから来た」

先日この学園の教師に名字は後に言えと言われた為シュウ・イチジョウと名乗った。

「ああ、来たか。初めまして、だな。私はコロ。お前の編入するクラスの担任だ」

「外見と名前が一致しないな」

ピキッ。

職員室内の空気が凍った。その原因はコロの放つ殺気だ。

「女だからって甘く見るなよ。私ならお前など3秒で落とす自信がある」

「面白い。やれるもんならやってみろ。丁度良い。俺の担任となる人間の実力を知りたいと思っていた」

おい、あの生徒なんだ?死にたいのか? 確かこの前の召喚で来たらしいぞ だからコロさんの恐ろしさを知らないのか

「ふん。お前のような生徒は久しぶりだ。良いだろう。これから第一闘技場で決闘といこうじゃないか。お前、武器はどうする?見た所持ってないが。っつーか持って来いと言われてるはずだが」

「そこは問題無い。これからといっても何時からだ」

「少し準備がある。先に行って待ってろ。すぐに行く」

そう言うとさっさとコロは行ってしまった。

周りにいた先生に第一闘技場までの道を聞いて向かう。到着して待つこと数分。放送が入った。

「これより戦闘担当、コロ先生と生徒、シュウ・イチジョウとの決闘を第一闘技場で行う。全生徒はすべての作業を中断し集まること。最後に一つ。・・・公開処刑だ!!」

コロは派手なのが好きなのか。新たな発見だ。

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