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スリュル

「・・・ここは・・・?」

目がさめると天井は高くて見えない、石造りの部屋に俺はいた。

「や、やっと目が覚めましたか・・・。いきなり瀕死で本当に驚きました・・・」

今までを思い出してみる。確か俺は八岐大蛇と戦って瀕死の重傷を負い、意識を失ったはずだ。それがどうしてこんな部屋に?八重桜が隣にある事に取り敢えずほっとする。

「体は大丈夫ですか?一体何と戦ったらあんな傷を負うのですか・・・。申し遅れました。私は代々エイル王家に仕える巫女、スリュルです。・・・巫女といっても下の下ですが」

「ああ、俺は一条修だ。で、ここはどこだ。なぜ俺はこんなところにいる」

「イチジョウ・シュウ様ですね。はい、私が召喚させていただきました。・・・今この世界には龍の軍勢という脅威に晒されています。そして龍は生態系の頂点に位置する最強の魔獣です。その龍に対抗できる者は限られ、更に軍勢に相対する事ができる人間は片手の指で足りるほどです。そこで異世界より強者又は強者の資質を持つ者を召喚する事になったのです」

なるほど。しかし一つ疑問が出てきた。

「そんな世界の危機に何故自称下の下の巫女であるお前が召喚を?そんな大事な事ならもっと高位な巫女がやる事じゃないのか?」

「この国には私と最高位の巫女様しか召喚能力を持つ者がいません。そして強者は何人いても心強いので2人とも召喚を行う事になりました。もしどちらかが失敗しても良いように、との事です」

そんな行き当たりばったりな。この部屋の空っぽさを見ればさほど期待されてない事が分かる。

「申し訳ございません・・・。最高位の巫女様に召喚された方は盛大なもてなしを受けるのですが・・・私では・・・」

「もてなしなどはどうでもいいが、俺はこれからどうなる?どうされる予定だ?」

どうでも良いと言った時スリュルはあっけにとられた顔をし、すぐに気を取り直して答えた。

「ひとまずはどのような力を持っていようと学園に入ってもらう事になっています。つまりこの国エイラルド国の文化に慣れ、戦闘技術を習得してもらうということです」

俺は日本での暮らしから分かるようにコミュニケーション能力が皆無に等しい。そんな俺が学園に入ってやっていけるのだろうか。

「もちろん、男女共学だろうな?」

「一応男女共学ではあります。しかし入学して頂く学園は2年前まで女性のみの学園だった為、比率は圧倒的に女性が多いと聞いています。更には色々と重宝される魔法技術は女性に適正者が多いのでそれも女子生徒を増やす要因になっています」

・・・やっていけるのだろうか。

今ある話の分一気に投稿しちゃいます。

次のお話は一時間後に

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