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61「狭間の世界」

シンシア&アルス回のオープニング状態となってしまいました。


ままならないものです。


砦を抱く街。


モンスター迎撃に成功した熱気に包まれた街の門へと、

とある集団が馬を走らせていた。


意気揚々と帰りの途についていた冒険者の横を駆け抜け、

街に入ってすぐにある軍の詰め所の前を通り過ぎようとしたとき、

建物の前に立っていた人物を見るや、集団の足は止まる。


「嫌な予感はやはり……こちらで」


それは護衛を伴って外でアルス達を待っていたシンシアだった。


なぜここに彼女がいるのか?を問う人物はそこにはいない。


護衛の兵士の案内を受け、ぐったりとした様子の男性、ファクトをエイリルらが運んでいく。


「シンシア王女、私は……」


「その剣を手放しなさい。今はそれでいいでしょうから」


神妙な顔つきのまま、何かを思い悩んでいる様子の将軍へと、

シンシアは静かに声をかけ、自らも建物へと入っていく。


「! 我々はモンスターの追撃が無いか、事後処理と見張りだ!」


周囲の兵士へと指示を出す将軍の顔を見れば、誰しもがそこに強い意思の力を感じただろう。







「早く、お願い!」


「ええ、勿論」


自らに掴みかからんばかりの勢いで叫ぶキャニーに答えるように、

シンシアは自らの視線をベッドに横たわる男性、ファクトへと向ける。


苦痛に耐えるその姿は痛々しく、腹部に巻かれた包帯は赤く染まっている。


だが、傷自体は広がってきていない。


流血も傷の割には少ないのが見て取れる。


(思ったより安定している……これなら?)


シンシアが持った疑問。


それはファクトの負った傷が話のとおりなら、既に時間切れだったのではないか?ということだった。


だが、彼女の前にいるファクトは重傷ではあるが、

なんとかその命をつないでいる。


それもそのはずで、道中はキャニーたちが持っていたポーション類で

なんとか持たせたという状況だったのである。


しかるべきところで鑑定してもらえれば、

人一人のためになんと贅沢な、と言われそうな消費具合であった。


(どこまでできるかはわかりませんけれども……)


シンシアは渾身の力を込めて、回復魔法をつむぎだす。


彼女が、王国内で別格扱いを受けているのは何もその人柄や行動だけではない。


未来が見えるという能力と、この力、回復魔法が原因でもあった。






――とある過去


(なんでしょう、これ……)


少女は一人、天蓋を見上げながらベッドに身を任せる。


幼いながらも気品が既ににじみ出ている存在。


もうすぐ7歳になろうかというこの国の王女の1人、シンシア。


物心付いたときには、少しずつであるが回復の魔法を覚え始め、

貴重な癒し手として扱われた。


本人の希望もあって近衛兵の訓練を見学してはその怪我を癒して回る日々。


心は癒せないことを内心気にしながらも、

彼女はその腕を磨いていく。


ある日、彼女は光を見た。


だが、まばゆいような明るいものではない。


地からあふれ出るような、黒い光だ。


すぐさま彼女は親である王に泣きつく。


西の沼地から黒い光が出てくる。怖い、怖いと。


既に妻である女王には先立たれ、

娘達を溺愛しているといっても過言では無い王は、その叫びを無視はしなかった。


大げさでない程度に、兵は編成され、彼女が光を見たという方向へと進軍する。


程なく、怪しげな集団が沼地の奥底に眠っていたモンスターを召喚する儀式を発見する。


まさかの発見からの兵の行動は早かった。


妨害はまったく考えていなかったのか、あっさりと怪しい集団は制圧される。


城は幼い王女の噂でにぎわうことになる。


それは聖女の再来か? それとも不幸を知らせる存在か。


もし、悪い知らせだけをシンシアが話したのならば、

彼女の扱いは良くは無かっただろう。


だが、彼女は良い予言もした。


そう、彼女の発言はいくつかの実証を経て、予言扱いとなっていたのだ。


突然、門番見習いであった少年を専属の兵士とするなど、

ちょっとしたわがままにも見える言動はあったものの、

その言葉はまさに予言であった。


ある冬、北の地より神秘の来客があると王に彼女は告げた。


そしてやってきたのは雪の山脈に住まうという妖精の使者。


火山を根城とするモンスターの勢力が拡大し、均衡が崩れそうであるという相談。


王は冬の厳しさを緩める約束を取り付け、監視と間引きのための砦を設ける。


約束は果たされ、冬の厳しさは和らぎ、国は安定する。


時には暴風の未来を、時には豊作の未来を。


もっとも、その未来視は不定期で、さらには歳を経るごとに

その頻度は下がっていき、ここ最近は数えるほどしか見えていない。


そんな中、彼女が身近な人物にしか話すことのできなかった未来視。


それは、大きな光を生み出す物と、大きな闇を生み出す物。


詳細は彼女にもわからぬまま、光にあわなければならないという気持ちは膨らんでいく。


そして、彼女は出会ったのだ。


まばゆい光。


それは種火のようなもの。


世界へと、広がる光の種だ。


(必ず、戻して見せます)


彼女の願いは力となって、回復の光となる。






「せいっ! はっ!」


少年は剣を振るう。


両手で扱う少し刃の欠けた両手剣。


後悔と、興奮と、決意を胸に。


少年の名はアルス。


どこにでもいるような農民出身の少年だ。


王都の兵士募集に合格し、門番見習いから始まった日々。


ある日、詰め所にやってきた少女、シンシアの不可解な一言によって、

その立場は一変する。


あわただしい日々。


シンシアを狙った暗殺者を偶然にも撃退したことや、

その素質を見込まれて今は常にそばで彼女を守る1人となっている。


時には地方の村を脅かす盗賊を撃退し、

時には私腹を肥やすあくどい商人を懲らしめたり。


刺激に満ちた日々の中で、彼女への想いをつむいでいくアルス。


そんなある日、シンシアに告げられた未来。


彼が出会うべき光の主が現れると。


そして時が過ぎ、どこからかとある男の噂が届く。


その噂の主が会うべき光だとわかったときの彼の衝撃は強烈だった。


ファクト自身は否定するだろうが、

少年にとって彼は英雄そのものだったのだのだ。


出会ってからはますますその思いは強固なものとなった。


どこからか繰り出される多彩な武器。


そしてそれを事も無げに扱う技術。


老齢とはとても思えないのに、まるで歴戦の戦士のような

見切りや、豊富な知識。


目に見える姿からは想像もできないファクトの実力に、

彼はその大きさがつかめずにいた。


だからこそ、じっとしていられない。


(ボクがもっとしっかりしていればこんなことには!)


「ていっ!」


大きく跳躍し、振り下ろされたアルスの剣の前に、

訓練場に並べられた木製の人形が斜めに両断される。


続けて何もいない空間へ向けて剣を振るう。


そこに誰かがいたならば、動きのたびに汗が飛び散るのが見えることだろう。


無謀に訓練を重ねているように見えても、

適度に休憩を挟み、アルスは火山での手ごたえを忘れぬうちに自分の体に刻み付けるように訓練を続ける。


彼が目覚めたとき、胸をはれるようにと。






「これは……」


既にこれまでに遭遇したことのある怪我であれば、

何度も治しきれるはずの回復魔法をかけ続けたシンシアであったが、

目の前の状況に不安が沸きあがってくるのを押さえることはできなかった。


(なんということでしょう。私では、回復しきれない?)


手ごたえは彼女も感じている。


確実に癒しの力は効いている。


だが、ファクトの傷は4分の1程度しかふさがらず、

顔色も悪いままであった。


「どうしたの?……ファクトくん、難しいの?」


問うミリーの表情は硬い。


彼女も経験は浅くとも冒険者である。


別のパーティーで依頼中に命を落としてしまう人を目撃しているし、

何より彼女自身の過去は暗い日々であった。


どうにもならないことがあることを、知っているのだ。


「いいえ、させません!」


シンシアは、自らの恐怖も振り切るかのように、

叫ぶと再び回復魔法を使用する。


しかし、結果は変わらず。


(まるで砂地にコップだけで水をまいているかのような感じですわ……)


『正解。やるじゃない』


唐突に、ファクトを見守る部屋の面々の脳裏に響く声。


気がつけば、ファクトの胸元辺りに浮かぶ小さな影、ユーミだ。


『シンシア……だっけ、今感じたとおりよ。彼はね、器が大きすぎるの。

 それこそ、そこらの魔法使いが100人固まっても彼には届かないわ』


「だったら! 何とかしてよ。古の意思に近いんでしょう?」


ユーミにすがるように顔を寄せ、嗚咽交じりの声で懇願するキャニー。


だが、ユーミはその首を横に振る。


『駄目よ。理由はいくつかあるわ。ひとつは、そうはいっても人間と私とでは差がありすぎること。

 そして、たまたま私の人格は彼を知っているけど、私の役目はあくまで記し続ける者なの。

 ちょっと手伝うならともかく、命の灯火を灯しなおすのはやってはいけないの』


精霊として強すぎるユーミは安易に誰かに肩入れしすぎてはいけない。


そばに寄り添い、たまに気まぐれに手伝う。


そうでなければ、彼女以外の精霊がどんな動きをするかわからないのだ。


『とはいえ、何もしないというのもね。シンシア、精霊は全てです。

 世の全てに精霊は宿り、精霊は全てでもあります。後は……わかりますね?

 おまけにもう1つ。彼が戻ってこないのは怪我だけではありません。

 何かが邪魔しているようです』


改まった口調のユーミの助言に、シンシアはしばらく考え込んだかと思うと驚愕に顔を染め、その顔を上げる。


「これなら……でも万一の危険を考えると……」


「どういうことなの?」


ちらりと自分に向けられた視線を感じたキャニーはシンシアへと詰め寄る。


ミリーも姉の動きに頷き、横に並ぶ。


「私の使う回復魔法は攻撃のそれとその意味では同じ、精霊の力です。

 そして、私達の体や魂も、同じです。ですが、肉体に宿る精霊は

 魔法で使われるそれとは比較にならないほど強く、方向性が決まっています」


シンシアは二人の気持ちに答えるべく、自身も考えを整理しながら言葉をつむぐ。


自分達に精霊が?と疑問を浮かべる姉妹に、シンシアは自らの胸元を指差すようにしてさらに口を開く。


まるで禁忌の扉を開くように。


「私達が怪我をしたとき、治るのは自分自身の力です。しかし、強くなった冒険者が、常人の方と比べて、怪我をしにくかったり、大怪我を負っても亡くなってしまうことが少ないのは、

 自身の精霊との結びつきや、宿る精霊そのものが強くなっているからなのです」


ファクトの意識があれば、こう納得したことだろう。


それは、レベルアップによるステータス強化の一面であると。


例えばここに1匹のモンスターと、1人の冒険者がいる。


レベルが10倍だとしたら、モンスターの攻撃は10倍のレベルになった冒険者には

ほとんど効かなくなっている。


しかし、冒険者の肉体が見た目から10倍の強さや硬さになったわけではない。


何かの力で、丈夫になっているのだ。


それが、精霊との結びつきであり、その強さだ。


「ファクト様の強さは普通の冒険者の方々や、騎士のそれを大きく超えています。

 それは別に筋力がどうとか、すばやさがどうというものではなく、

 単純な精霊を受け入れる器の問題です。

 私の回復魔法だけでは、その大きさに足りないのです。しかし、同じ肉体に宿る精霊ならば話は別です。

 私の魔法を媒介に、別の人間に宿る精霊と同期し、ファクト様の怪我を治す事ができる……はずです」


ならば早く、とせかす姉妹に、シンシアは首を振る。


「この方法は危険を伴うのです。幸いにも、というべきか私の力では完全に同期させることはできず、ある程度までですが、それでも精霊が混ざってしまうことにより、

 最悪の場合、記憶が完全に混濁します」


「つまり、その人間が変わってしまうということ?」


キャニーの言葉に頷くシンシア。


互いの表情は硬い。


「あくまでも可能性の問題です。それに、この手を打たずとも

 このままポーションの類や、回復魔法をかけ続けることで事足りる可能性もあります」


「でも、目覚めないかもしれない」


ミリーの呟きともいえる言葉に、シンシアは静かに頷く。


「……やるわ」


「……うん。やるならミリーたちだよ。他の人は駄目」


止めようとするシンシアに姉妹はほぼ同時に首を振る。


自分達は彼と出会っていなければここにいないのだと。


今、ここでそのお返しをしなければならないと。


「……わかりました。ではそれぞれファクト様の手を握って目を閉じてください。

 それと、しっかりと心の中で呼びかけてください」









――???


(ここは……)


俺はふわふわとどこかを漂っていた。


時折、聞き覚えのある声が聞こえる気がするがはっきりしない。


地面も空もわからない空間で、俺はぼんやりと白い空間を眺めていた。


「あの世……じゃあなさそうだな」


出た声も、空気で伝わっているのかもわからない。


呼吸、という行為も行えるが、本当に行っているのかソレも怪しい。


「帰るか」


(帰るってどこへだ?)


思わず口に出した言葉に、俺は自問する。


「そう……どこが帰る場所だ」


「地球か?」


横からかかった声に思わず振り向けば、

白いもやの向こうにうっすらと見えるのは、俺の部屋。


シンプルな家財に、趣味の物品と、VR用の機材。


VR用の機材を身につけ、ゲーム中であろう俺の姿。


「あるいはファンタジーな世界か?」


再び響いた、俺の声に反対側を向けば、どこか森の中で剣を振るう俺。


その姿は既に慣れ親しんだ冒険者姿。


「「それともどちらでもないか?」」


左右から響く声。


そしてどんな原理かはわからないが、同時に2つの映像が見える。


白黒になり、朽ち果てる部屋。


消えていく機材をつけたままの俺。


闇に包まれる森。


何かに襲われ、全身血まみれになり倒れ付す俺。


「俺は……」


消えた映像と共に、何故だかどうでもよくなってくる。


このまま、漂っていたくなるような……。


『駄目っ!』


「!?」


俺以外の何かの声に、顔を上げる。


だが、何も見えない。


「気のせい……か?」


『戻ってきて!』


今度は、確かに聞こえた。


(どこだ?)


俺の意思に従うように、めまぐるしく世界は変わる。


白かった世界に黒が混じり、

まるでマーブル模様のように世界が回転していく。


「どこに行こうというんだ? もう、親もいないというのに」


「どこに行こうというんだ? 出会った相手が本物とも限らないのに」


俺が、俺の姿と声をした何かがいくつもの言葉を投げかけてくる。


それらは、現実の地球、目覚めたMDのような世界、

どちらにも俺の居場所が無いかのようにささやいてくる。


『違う! それは自分が決めることよ!』


『ファクトくん、こっち!』


色が混ざり合う空間のどこからか、

光が2つ、迫ってくる。


それは俺の両脇を掴み、どこかへと引っ張りあげようとする。


まだはっきりとしない頭だが、名前はわからずとも、誰なのかはわかる。


その姿に俺の心に熱い何かがわきあがり、漂うだけだった足で

見えない地面を踏みしめる。


「たった1つははっきりしてる。今、地球に戻ったって俺は後悔する。

 戻るにしたってやるだけやってからさ!」


そして、俺と来てくれた2人以外に何かがいる空間へと叫び、

体に力を込める。


わずかな光と共に、Tシャツにジーンズという、地球にいた頃の服装から、

もう慣れ親しんだ、外套を羽織った冒険者姿へと変わる。


ほぼ同時に右手に生まれる光の剣。


名前も、性能も無い。


ただ、象徴としてのそれだ。


「誰だか知らないが、出て行ってもらおう!」


俺は目の前に漂う黒い何かへと、光の姿のままの剣で切りつけた。


あっさりと両断された黒い何かは顔の辺りにある部分がニヤリと表情を作ると、

口らしき姿で穴が開く。


「世界の終わりにまた会おう」


俺の声でもない、聞き覚えも無い声が響き、黒い何かは消えた。





「戻りましょう?」


「皆、待ってるよ!」


「ああ……」


寄り添う2人と俺とがどこかへと進んでいく。


周囲を舞う光は回転し、3人はそれに従うように回転しながらどこかへとまっすぐに飛んでいた。








「ここは……?」


「お帰りなさいませ。ファクト様」


口から出た声が思ったよりもかすれていたことに驚きながら、

俺は見知らぬ天井を見上げる。


横合いからかかった声にゆっくりと顔を向ければ、そこにはシンシア。


起こそうとした体に左右からもたれかかっているのはキャニーとミリー。


「戻ってきた……のか?」


「ええ。今は、お休みください」


シンシアの労わる声に俺は従い、ベッドへと体を横たえなおす。


(あれは……敵か)


ぼんやりと、夢なのかもわからない場所で出会った何かに、

俺は意識を向けながら目を閉じた。




ユーミができるのは、

さいころをちょこっとつついたり、

風の邪魔が入らないようにするぐらいで、

振りなおしたり、別のさいころを持ってくるようなことはできない、

という感じです。



次回は王様登場!……予定です。

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