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詩全集3

『猿芝居の末裔たちへ』

作者: 那須茄子

手探りの夜がまた

クソみたいに始まった


美徳ぶった言葉に

胃液が逆流するだけだ


ガキのまま腐った欲望

塗り潰して放置プレイ

「これが普通だ」って言うから

みんな壊れていくんだろ?


脳内ピエロは笑ってる

安い正義に踊らされて

血の味を確かめ合う

本能のプロレスごっこ


優しさ?

そんなの弾けろよ

脈打つ衝動が正義だ


「痛みを分かち合え」なんて

誰かが気持ちよくなる言い訳だろ


ノイズまみれの感情線

絡まったまま一気に引け

呼吸が止まる寸前の

その快感を歌ってやる


嗚呼

アア

今夜も


猿芝居の末裔たちが自分を演じ続ける

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