朝顔
我が家は中学校の校庭に面しており、夏の朝にスプリンクラーが散水を始めると、気持ちの良い風が流れ、記憶の底から古川柳が浮かび上がってくるのです。
朝立ちや 朝顔までの命かな
多分、開高健のエッセイで知ったと思うのですが、Google大先生に聞いても出てこないのです。似てるけど、直截的で情緒に欠ける句ならでてくるのですが。
「朝顔」(小便器のことです、念のため)ではなく「小便」、或いは「朝立ち」ではなく「朝魔羅」とか。
これじゃあ、朝顔の花弁に水滴が光る涼しげな夏の朝の情景は浮かびようがないよね。というか、一瞬そんな情景が浮かんだあと、あれ?朝顔と朝立ち逆じゃないの?とか考えて、ようやく本当の意味が分かるのが良いと思うのですが。
ちなみに、朝顔後の状況を英俗語では、「Hard Off」と言うらしい。(数日前にネットニュースで知った)