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創設

なぜ、自衛軍は創設され、世界一の精鋭を目指すのか。


「君は永久に出世コースから外れ、陽の当たらない部隊で、地方巡業をしながら面白おかしく残りの軍隊余生を過ごすつもりがあるか?」 

 ......「yes,sir」

アメリカ合衆国ニューヨーク 国際連合本部ビル−総会議場ビル(国際連合総会が開催される場所)

「では、日本に民間軍事会社。"自衛軍"創設を決定します!」

 国際連合加盟国が集まる議場には、世界各国の首長らもが集まっていた。

 今日。自衛軍という日本に民間軍事会社を創設するということが国際連合本部で決定された。



 ......では、なぜ自衛軍を創設することになったのか......。

 少し時間を過去に戻そう。



20XX年 7月21日 11:45

アメリカ合衆国 ホワイトハウス 

「つまり、ペンタゴン周辺でテロが発生する可能性があると?」

「はい。CIA長官からの報告です。どこの組織かは分かりませんが、ペンタゴン周辺にて起こると。」

「しかし、情報の信頼がなく。少ない。

 この日。アメリカ合衆国ホワイトハウスでは、大統領、国務長官、国防長官、CIA長官といった様々な軍事に関する人間が集められていた。

 CIAやイギリスMI6といった諜報機関では、テロが発生するという情報が入っていた。

 しかし。信頼性がなく、どこの組織かも不明という馬鹿馬鹿しい話というのがこの時だった。

「しかし、万が一のことがあります。何しろ、イギリス以外にもロシアからも忠告が入っています。しかも、日本からも。」

「日本?これまた、信じるしかなくなってきたな。」

 諜報機関があまりはっきりしない日本からの情報だ。ある意味、警戒を高める理由にもなった。

 アメリカ合衆国の諜報部門は、別件で本来の業務が疎かになっていたところをやられたのだ。

「特殊部隊は、いつでも出動できるようになっています。」

 世界最強の軍隊。そして、そこに所属する特殊部隊の練度も高い。

「指揮官を寄越し、今後の方針を決めます。」


 この頃、彼らは。


アメリカ合衆国国防総省近く ファッションセンター アット ペンタゴンシティ フードコート

「CIAの監視、バレバレだな。」

「ああ。本当に世界一の諜報機関か?」

 日本人男女は、アメリカ合衆国の諜報機関CIAに目をつけられていた。

 しかし、素人なら普通は気づかない。そう、"素人"なら。

「うちら一応、精鋭部隊のSTF、特殊作戦部隊だぞ。CIAくらい知ってんだろ?」

「まったくだ。......しかし、お前さんの飯。」

「ん?」

 STFと言った男の前には、バケツに入ったアイスがあった。

 それを一人で喰う姿にドン引きしていた隊員と、周囲のアメリカ人。

「CIAも引いているぞ。顔が死んでいる。」

「うまいもんは、うまいんだ。」

 バクバク食べ続ける隊員。

「で?ここに我ら精鋭のSTFが集まったのは理由があるんだろ?指揮官。」

「そうだ。本題に入ろう。」

 まだ完全に創設していない、日本防衛省・自衛隊。統合幕僚監部運用部運用第1課特殊作戦室の特殊作戦室特別公認組織として、STFが存在していた。

 その中でも、多くの作戦に駆り出されていた部隊が、特殊作戦部隊STFだった。

『STF指揮官の海千救一二等陸尉。貴官に内閣総理大臣からの伝達事項だ。本日、アメリカ国防総省ペンタゴン周辺にてテロが発生する可能性があるとの情報を入手。万が一の時は、対応を。現在、首相から大統領に緊急で連絡している。対応は恐らく、米陸軍デルタフォースと共同で行う。』

 全員の左耳に装着されているイヤホンにて、日本にいる特殊作戦室室長の指示を聞いていた。

 不自然でないように、食事したりゲームしていたり、本を読んでいたりと。

「了解。STF指揮官、海千救一二等陸尉及び一同。以上、終わり」

「別命か、なにか起こるまでは待機ですか。」

 コーヒーがなくなり、 さみしくなる女性隊員を見るとおかわりしたい顔をしていた。

 あまり予算のない食事代だ。ゆっくりと飲めば良いものを......。

「おかわりしたら?」

 もう一人の女性隊員が呆れつつも、お金を渡す。ちょうど、コーヒーの値段ぴったりだ。

 すると、さみしい顔をしていた彼女は、物凄い笑顔になった。

 お金を渡した隊員は、貯金はあまり使っていないとか。

「ところで、二等陸尉。彼女さんとは、どうなんです?」

「ブホッ!」

 ゆっくり飲んでいたアイスコーヒーを吹き出す指揮官。

 軍人だろうが、恋はする。もう一度言う。恋もする!

「ゴホゴホッ!あのな、任務中にそんなこと言うな。」

「3-3。隊長はとあの人とは、結構いい感じだとよ。」

「へぇ〜。」

 入隊前、部隊内、生活中といった人により出逢いは異なるが、軍人だろうと恋はする。

 恋に逢うことがなくとも!恋はしたいのだ!

 そう、この指揮官も!ここにいる隊員全員も!


 すると、店内に一人の年老いた男性と迷彩服を着る男性が入ってくる。 

 夏で半袖であり、二人とも太い腕が目立っている。

「? 指揮官、あの二人。」

「あぁ。陸軍軍人と、退役軍人だな。」

 退役軍人の方の腕には、ベトナム戦争にて戦ったことが分かる入れ墨があったのだ。

 アメリカ合衆国は、世界一の軍隊を保有している。それは、誰もが知っているだろう。

 アメリカでは軍人に対して敬意を称する。退役しても。

 だが、退役軍人の対応がひどいのも確かである。これは、日本の自衛隊においても考える必要があるだろう。

 トイレに行っていた副隊長が戻ってくるのを見ると、その軍人と退役軍人の席のもとに行く。

「いいんです?」

「別にいいだろう。」

 非公式部隊がアメリカで活動しているのを知られたら様々な問題にぶち当たることになる。

 だが、素性もほとんど知られていないから大丈夫だと、この指揮官は判断したのだ。

「隊長、戻った。」

「何て?」

「感謝された後、最強の部隊みたいな人たちだっと。頑張れだそうで。」

 現役軍人はピンとこなかったようだが、退役軍人の方は気づいたようだ。

 苦笑いをしていると、監視していたCIAの諜報員らが耳につけていたイヤホンを触り、慌てた顔をする。

 同時に、外から爆発音が響く。

「やりやがった!情報通りのようだな、武装準備!」

「「了解。」」

 立ち上がり、料金の支払いを確認し、駐車場に向かう。

 指揮官の男と、二人の隊員がCIA諜報員のところまで近づく。

「こんにちは、CIAさん。」

「き、貴様!」

 パソコンを盾に腰付近からM17を取り出し、CIAに向ける。

 周囲のCIAも拳銃を取り出そうとするが、後ろにいた隊員が手榴弾をを取り出し、警告する。

 爆弾もだが、脅し文句にはなるだろう。

「俺らの素性も知っているだろ?なら、取引だ。そちらの情報を全て渡してもらおうかな。」

「......。」

「敵は大量だ。特殊部隊だけでは対応できないところもあるだろう。こっちは、グリーンベレー並の隊員がいるんだぞ。」



駐車場

「待たせた!出撃するぞ!」

「了解、全速力で!」

 STF愛用品のピックアップトラックに乗り込み、国防総省に向かう。

 トラック内には各自の装備品が揃っており、運転手は完全装備状態で他の隊員は、車内で装備を整える。

 

STF指揮官。海千救一二等陸尉。 

 ジュラルミンケースに収納されているHK416を取り出す。

 HK416は、M4より評価はあまりいいという声を耳にするが、自分は取り扱いしやすく頼もしい武器だ。

『こちら特殊作戦室。敵はペンタゴンに正面突破をしようとしている。周囲を警察が取り囲んでいるが、奴らは機関銃で圧倒している。』

「4-1と4-2は狙撃準備。2-0、2-1は弾幕を張るように。機関銃で注目させ、4-1で無力化する。」

 弾倉を装填し、撃鉄を起こす。そして、ボルトフォアードアシストを叩く。

 叩く理由としては、何らかの閉鎖不良が起きた場合、強制的にボルトを閉鎖するためであるアシストを使い、閉鎖不良に伴う撃発不良を起こさないようにするためだ。

 勿論、叩かない人もいるだろうが、自分は万が一のためにも叩いている。

「銃声がちょくちょく聞こえてくる。」

「コンタクト!前方、機関銃と複数の小火器!」

 アメリカ警察のパトカーの先に機関銃や小火器を乱射する敵が確認できた。

 箱乗り状態になるSTF4-1。助手席の4-2は、双眼鏡で敵を確認し4-1のアシストに入る。

 連射できるアメリカ合衆国で開発された自動小銃/マークスマン・ライフルMk14 EBRを構える4-1を援護する形で自分が荷台に移り、待機する。

「無理!射線に警察官と民間人がいる。指揮官、AR-15を取って!」

「おいおい、待てよ!」

「急げ、リーダー。これだから、あの人とデートできないのよ。」

 ライフルケースから、狙撃用に改造したAR-15を渡すのだが4-1からひどいことを言われる。

 先程から心を抉る奴らだな。どんなチームだよ。

 すると、4-1が敵の脳天を狙い絶命させていく。

「複数命中。敵機関銃1、小火器の敵3を撃破。まだ、20名近くいる!」

 4-2が確認すると同時に、ピックアップトラックが停止し部隊は展開する。

 2-0、2-1の機関銃ペアはボンネットに機関銃を設置し、敵が隠れる場所に射撃していく。

「おい、状況は!!」

「なんだ貴様ら。......軍か? 本部から伝えられていたが.....。」

「そうだ!!」

 自衛隊の特殊作戦室に属する部隊だが、アメリカ軍の装備に近いものだったのでそのまま偽り続ける。

「状況は、最悪だ。ペンタゴンには入られていないが、前方には複数の武装した奴らがいる!」

「了解だ。負傷者等はいるか?」

「特に確認できていないが、まずいかもしれん。」

 警察のパトカーから覗き見るように前の方を見ると、銃を乱射する集団の中に負傷した民間人らが確認できた。

 包囲していない状況だが、敵集団はなぜ反対側に逃げないんだ??

「とにかく、制圧する。誤射するなよ。分隊、前進!!」

 サイトを覗き、敵の体の脳天と心臓部に狙いを定める。

 単射による一発一発の射撃で撃ち抜いていく。

 正面、コンタクト。脳天、心臓、心臓。次、左にいる敵。いや、STF3-2が無力化したな。

次、パトカーの影にいる敵。この距離なら......。

「3-4、グレネードランチャー!!」

「イエッサー!」

 

STF3-4 東雲公平 一等陸曹 アヴェンチャー

 「ぶち壊す!!」

 俺は警視庁機動隊爆発物処理班にいたところをSTFという自衛隊の超極秘部隊にスカウトされた。

 なぜ、スカウトされたのかを指揮官の海千救一二等陸尉に尋ねたことがある。

 あの人は次のように言った。


 『なぜ?爆発物の処理能力と知識は軍人以上の知識を君は持っている。君の意志もな。』


 はっ。何言っているんだろうな。だが、それがあの人だ。

 爆発物に加え、地雷や機雷、NBC兵器関連、トラップといった知識をこの部隊で養った。  

 感謝するよ。そして、その名誉に答える。


「発射。」

 M4A1の下部にセットしたM203 グレネードランチャーの引き金を引く。

 パトカーと共に無力化する。爆弾解除するのが得意だが、この瞬間も好きだ。

 ポン!! ガチャッ! コロンコロン! ガチャン、コン!

「最高。」

 グレネードランチャーを何回か利用し、撃破していく。

 発射、発射、発射!

「おい、アヴェンチャー!! 撃ちすぎだ。」

「ちぇ。指揮官、敵の乗るトラックに機関銃じん......。」

 伝えようとすると、トラックから機関銃による射撃がくる。

 前進しすぎたので、遮蔽物が少ない。なんとか、破壊したパトカーに隠れる。

 映画のような車の後ろに隠れての銃撃戦はあまりしたくない。装甲車ならいいのだが、装甲車のように厚い装甲がないのならあまり隠れたくはない。

『センセイ!!トラックを破壊せよ!』


STF5-1 中山雪村 二等陸曹 センセイ

「了解。」

「M72 LAWを。」  

 私は元高校国語科教師の中山雪村。訳アリのSTF隊員。

 対空、対戦車兵器を装備して部隊を支援するんだけど。未だに考えるのは、STFにスカウトされた理由かな。

 

『なぜスカウトされたか。それは、君が一番分かっていることなんじゃないか。』

 

 同じ高校の同級生で、関わりは長いけど初めて意味の分からないことを言われたよ。

 訓練過程で対戦車、対空兵器の思い兵器を扱うのに向いていることが分かった。

 家族は多く、長女というのもあり共働きの親の代わりに家事などをやっていたことを昔から重いものを持つのは得意だった。


「M72だ。」

「ありがとう。照準良し!!」

「後方クリア。」

 後ろに誰もいないことを確認し、引き金を引く。

 ロケット弾が目標のトラックに向かい、綺麗に命中する。破壊まではいかなくても、大破して機関銃も無力化したことだし、結果オーライ!!


海千救一

「よくやった、5-1。分隊、残りのクソ野郎どもを無力化する。」

「「了解。」」


アメリカ警察官A

「なんなんだ、彼らは。」

「本当に我が国の軍隊なのか? 動きが違いすぎる。特殊部隊でもあんな動きはしないだろう。」

 全てを謎の部隊に任せ、次から次へと倒す兵士達。まるで、忍者のように思える。

「さっき思ったんだが、彼ら日本語喋っていなかったか?」

「日本語? そういえば、確かに。」

 自分は、昔に日本から来た警察官と話したことがあるが、日本語で話していた気がする。

 つまり日本の軍。いや、自衛隊の特殊部隊か。

「だが、日本人の兵がなんでここにいるんだよ。」

「知るか。それよりも今は、市民の避難誘導だ。」

 だが、この銃撃戦。避難といってもこちらも危険だ。市街地での銃撃戦というのは流れ弾も脅威だ。

 すると、ピタリと銃声が止んだ。

「おい、銃声が止んだぞ。」


海千救一

「そいつが最後だ。」

「おい、貴様。聞きたいことがある。」

 ホルスターからSIG SAUER P320を取り出し、脚を撃ち抜かれた敵テロ犯最後の生き残りに銃口を向ける。

「お前らは何者だ?何の目的で行動している?」

「この世界を、変えるためだ!! いいか......この世界は腐っている。俺達が変えなくてはならない!!ゴホゴホッ。......俺達は、革命を、起こす。どんなに邪魔されようとも......第2の同志がお前らを襲う!!」

 負傷した部分が痛むのか、途中咳き込みながらも語ってくれる。

 世界は汚れている。事実ではあるが、武力による現状変更はあってはならない。思想や政治ではなく、国民や国民が愛する文化、景色、生活を脅かすことはあってはならない。

「我らは、世界を革命する。我らカーネーション。お前らは同志らによってひれ伏すことになる!!」

「そうはさせんし、そうはならないさ。」

 命の引き金を引く。



国際連合本部ビル−記者会見

「自衛軍は、あくまでの民間軍事会社ということですね?」

「はい。依頼により自衛軍は動きます。」

「一年前、アメリカの国防総省にて発生したテロ事件にて犯人グループに対処したのは創設された自衛軍の隊員という情報がありますが、本当ですか?」

「その件については、国防機密情報なのでノーコメントでお願いします。」

 日本にて自衛軍創設を認められた後は、記者会見だった。

 自衛軍は、STFという小さな非公式の自衛隊特殊部隊STFだったものを様々な理由で理不尽に強制に退職させられた日本人を集めた組織だ。

「自衛軍の規模などについて教えてください。」

「規模も機密情報なので、ノーコメントです。一言言えるのは世界一の精鋭である影の組織です。」



アメリカ合衆国 ホワイトハウス

「まさか日本に助けられ、ここまでくるとはな。」

「えぇ。ペンタゴン前でのテロ事件。制圧したのは、まさか日本の自衛隊非公式部隊とは。」

 テロ事件後、日本の非公式部隊STFは一時的に解散となった。政府に情報が入ったからだ。非公式部隊は政府には知られていない部隊だったからだ。

 責任として、統合幕僚長、特殊作戦室長は強制的に辞職することになった。また、STFの隊員も同様に辞職されたり、左遷、減給処分となった。二度とこのような部隊が創設されないように。

 しかし、それをアメリカ合衆国と国際連合は許さなかった。

「軍の正義は国により変わる。だが、軍事会社は雇われ兵。日本の自衛隊は強いが、その最高指揮官により変わってしまう。それを補うためにもSTFの隊員は必要だった。そして、その隊員と同じように強制的に辞めさせられた日本人を入れさせ、統幕長と室長を司令官に自衛軍を創設させた。」

 大統領と国務長官、国防長官らは資料を見ながら自衛軍について話していた。

 だが、アメリカ大統領の命令は通用はしない。あくまでも雇われの部隊だ。


日本目黒区  自衛軍基地

「アメリカから供与された戦車が到着しました。」

 自衛軍創設にはアメリカとイギリスといった国々からの支援があった。また、少なからず自衛隊の裏ルートでの武器・装備が自衛軍に供与された。

「M1A2エイブラムスまで供与されるとは、アメリカは本気で頼っているな。」

「武力による現状変更は絶対にあってはならない。俺らが世界一の精鋭になることで未然に防ぐ。テロが発生しても犠牲が出ないように俺らが無力化するだけだ。

 しかし、アメリカは施設建設から兵站の用意、訓練施設建設の支援をするがルールを決めた。

 

 1.自衛軍は基本的に要請受理により行動する。

 2.自衛軍の部隊編成はどの国にも指図はされない。装備等に関しても。

 3.機密情報は必ず守ること。

 4.自衛軍の行動は1項のように要請受理だが、状況により司令官の判断で行動しても良い。

 5.世間には知られないように影で活動を心がける。

 6.自衛軍は、テロ事件発生時協力をする。 


 この規定はアメリカと国連、自衛軍の要望を合わせたものだ。

 創設後3年が経過したが、活動結果は上々のものだ。


「影の組織は世界一の精鋭を目指す。」


最終規定

影の組織。自衛軍。

廃止することはない。だが、裏切るようなことがあれば相応の対応を求めることになる。

自衛軍が世界大戦をするような事態になれば、代表して在日アメリカ軍の総力により抹消する。

最悪の場合は、日本を再度占領下に置く。



自衛軍シリーズ二作目。自衛軍創設と精鋭を目指す理由がわかりましたね。

テロや特殊な事案に対応する自衛軍。今後も自衛軍という民間軍事会社の活躍をお楽しみ下さい。


最後に

 Ready to Lead (先陣を切る準備はできている)

 Ready to Follow (任務を遂行する準備もできている) 

 Never Quit(決して諦めない)

 The Only Easy Day Was Yesterday (昨日より楽な日はない)

 It Pays to be a Winner (勝利することですべてが報われる)


読んでくださり、ありがとうございました。


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