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俺じだ 11ー12 呪いと力
「はぁ。はぁ。やべ。疲れた。」
一撃に込めた攻撃でここまで疲れるとは思わなかった。
ドサ。
倒れてくれた…みたいだな。
「ユウキ。お前は強いな。」
立ってられないのに喋るのか。
「お前に残りを託していいか?」
「やだ。」
めんどくさい事に顔を突っ込みたくない。
「多分拒否権ないぞ。だって今から起こるんだからな。」
は?ちょ、ちょっと待て。
((おい。ファイヤーバードの身体に変な紋様が入ってるぞ。))
(離れた方が良さそうだな。)
俺はフラフラになりながらファイヤーバードの身体から離れていく。
((結界も消えてるな。奴は…死んだみたいだな。))
全く。最期の最後までなんか厄介ごとが付き纏ってるのか。
「ユウキさん。あれは?」
「なんか。紋様が入ってる。呪いみたいなんだ。」
「グギギギギ、ガァァァォォァァァ。」
ファイヤーバードの紋様からミノタウルス的なのが現れた。




