表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺に自堕落な生活を下さい   作者: 土ノ子
61/252

俺じだ 11ー10 呪いと力

振り下ろした剣がファイヤーバードの防具を削る。


((もっと深く欲しかった。))


欲はいかん。特に戦闘中なんて。足元救われる。


「ふはは。魔装を解いた。もういい。ズルは無しだ。本気で行くぞ。」


その言い方だとまだ本気出て無いんですけど。


「ユウキ。お前は二刀流で来い。俺が一本だからって手抜くなよ。」


「逆に抜くアホいないよ。」


ファイヤーバードは地面を蹴ってこちらに向かって来た。


それならこっちだって。


「「炎の一発・爆発」」


二刀流、炎攻撃がファイヤーバードのビクトリースラッシュとぶつかる。


((意外に吹き飛ばされるな。どうする。))


うーん。このままかな。あっちが動き出したらでいい感じだ。


「長期戦はきついかな。どうする。次を最期の一撃にするか?」


確かに。先に魔力が尽きそうだしな、


「そうだな。最後にするか。」


「じゃあ準備しろ。最期のために。」


ファイヤーバードはそう言うと長々とした詠唱を始めた。


((こっちもこっちでやるぞ。))


「俺が付与してやる。…一つの炎の根源よ。今ここに再び集まり、黒炎よりも、蒼炎をも呑み込む紅き炎が生まれる。」


凄い。これは普通の炎とは違う。一つの炎の根源って言ってるくらいだから太陽…とかか。


「纏え。付与!」


「「ドットファイヤー」」


付与の魔法が剣に来る直前。俺は二刀流40連撃を発動させた。


((ただじゃねぇ。これは山火事くらいならぞ。))


そんな怖いの?


「「デスバーン。」」


ファイヤーバードも発動完了したみたいだな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ