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俺に自堕落な生活を下さい   作者: 土ノ子
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俺じだ 8ー5 決闘!?

仙化を使わない戦い。なんか久しぶりだな。


「敵と剣を交えているというのに笑っているとは。面白い奴だな。」


「それは褒め言葉として受け取っておくよ。」


その言葉を言った瞬間、ファイヤーバードの力が大きくなった。


「ヒカリ、チェンジ。」


俺はファイヤーバードの剣を擦り上げて下がる。


その瞬間にヒカリが肩斬を決める。


ヒカリがファイヤーバードの背後を取った時、アルデバも剣を構える。


実はヒカリとアルデバ。連携技があるらしい。


その2人の連携技に俺も加わった技が存在する。


ヒカリとアルデバはお互いに右側を斬りかかる。そうすると…俺も訳が分からないのだが、竜巻が発生する。


2人の連携技はここで終わりなのだが、俺は竜巻の中に入っていき、炎の剣術で4回斬ると、完成する。


ヒカリとアルデバは息を合わせて斬りかかる。


竜巻の中に剣術を発動させながら突っ込む。


「「レッドスクリュー。」」


4回斬りおわった俺は竜巻から出て、ファイヤーバードを見る。


減ってはいるが致命傷ではないな。


「「鉄拳。」」


あ、あれ?エリカって何発か打てるようになったんじゃ?


((そんな事言ってる場合か。早く助けろ。ファイヤーバードが切りにかかるぞ。))


まじか、


俺は素早くエリカのもとに行き、エリカを抱えて後ろに下がる。


パキン。


ファイヤーバードの剣を受けた時に剣が折れてしまった。


「ユウキは下がってて。アルデバさんお願いします。」


しまった。このままじゃ…。でも…フォローは入れる。


(でも3人の動きが速くて魔法が放てない。)


くそ。このままじゃ今の俺はお荷物以下だ。


くそ。


くそ。


くそ。


((おい。そんなこと言ってても意味ないだろ。まぁお前はこのパーティのリーダーだからな。使い物にならないのは無しだわ。それにしてもお前も運がいい。俺は錬成のスキルをとってる。ほら。手を出して。))


俺は何が何だか分からないまま手を出す。


パチリ、パチリ、パチリ、パチリ、パチリ、


手からよくわかんない物体が集まり出して剣の形になっていく。


そういえば他のパーティ。動かないな。使えねぇ。


少し余所見をしてたら手に重みを感じた。


((俺の皮膚が混じった剣だ。折れない、溶けない錆びつかない。のオリジナルソードだ。))


手にしっくりくる。1本目よりも手に馴染んでいる。


「ヒカリ、アルデバ。チェンジ。」


ヒカリとアルデバは上手くファイヤーバードから離れる。


「「肩平行斬。」」


わぁお。ファイヤーバードが剣で受けたからかトラックが電柱にぶつかったかのような音が出た。


((空いてる左手を握ってみろ。))


言われた通り手を握る。


ズシン。


右手に持っている剣が左手にも。


二刀流か。この世界じゃ禁止されてるんだけどな。


時と場合だ。仕方ない。


俺は二本同時に肩平行斬を発動させる。


ファイヤーバードの防具を思いっきりぶつけた。


「仕方ない。今日はここで引いてやる。」


そう言ってファイヤーバードは煙と化して消えた。


「ねぇユウキ?二刀流は禁止なんだけど。」


「知ってる。けどな。時と場合って言うだろ?それがこの時ってこと。」


まぁ今回は無事でよかったってことで、いいんじゃないか?


「あ、そう言えば許可さえ取れば二刀流もいいんじゃない?」


ならさっさと許可取りに行くか。


「でも武道国家に行かなきゃな。」


まためんどくさいのか。辞めてくれよ。

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