7話 チョココロネは食べにくい
昨日はすみません。マウスが使えなかったんです。許して何でもしますから。(何でもするとはいっていない)
俺は生まれたての子鹿状態から復帰すると、取り敢えずは寝た。
「ん……」
起きた俺は体を見てみるが息子が帰ってきたということもない。親孝行をせずに逝ってしまうとは……。
そんなことはさておき俺は顔を洗って、服を着替えた後家の冷蔵庫を開ける。
「何もねぇ……」
中にあるのは水・水・水……
「なんで水がこんなにあんだよ!!」
「ん……?どうしたのお兄ちゃん?」
「どうもこうしたもねぇ!冷蔵庫の中身が水ばっかなんだ!」
「あぁそれは私がやったからね」
「は……?」
「だって水は沢山使うでしょ?」
「お前は馬鹿か!」
「えっ!?」
「水こんなにあっても使いみちがねぇわ!!」
「あるでしょ!飲むとか、飲むとか、飲むとか……飲むしかないわ」
「このポンコツが!!」
「すいません!!」
結局昨日の二の舞となり子鹿が二匹できた。
気を取り直して俺は近くのコンビニまで来た。
「いらっしゃいませ〜」
店員の言葉を聞き流しながら俺はパンの種類を見る。
「えっと、明希はフィッシュバーガーにジャムパンと……。俺はどうしようか」
トントン♪
俺がパンの前で考え込んでいると誰かが肩を叩いてきた。
「ん?」
振り返ってみるとそこには幼女がいた。いや、俺も見た目は幼女なのだが……。
「お姉ちゃん何探してるの?」
「いや、何を食べようか迷っててね」
「じゃあこれなんどう〜?」
手に持っているのはチョココロネだ。確かに最近俺はチョココロネを食べていない。
「うん、これにしようかな。ありがとね」
「どういたしまして〜」
そういって幼女は母のもとに戻っていった。
「よし俺はチョココロネとチーズバーガーで決定だな」
俺はレジにかごを持っていく。
そこで新たな事実を知る。
「と、届かない」
背の低い俺では上手くかごを乗せられないのだ」
一人で頑張って乗せようとしていると店員さんが乗せてくれた。
「お嬢ちゃんお母さんのお手伝い?偉いねぇ」
「子供じゃないもん!高校生だもん!」
「ははは、そうかい。それは失礼したね」
絶対この店員冗談だと思ってるよ。
俺は若干不機嫌になりながら会計を済ます。
「またのご来店を〜」
俺はプンスコ怒りながら家に帰る。
周りからは拗ねている幼女に見られていることを知らないままに……。
「ただいま〜」
俺は家に帰ると、机の上に買い物袋を置くと、手を洗う。
「美味しいなぁ」
リビングに戻るとジャムパンを食べながら幸せそうに笑う明希を見て、少し和んで機嫌が良くなる舞ちゃんでした。
余談だが舞ちゃんはチョココロネを食べようとしたところチョコまみれになったらしい。
ブクマ・評価をしてくれれば舞ちゃんがでれます。(本当か嘘かは貴方次第です!)