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TS少女の不思議なVRMMO日記  作者: 5円
一章 始まりの街
4/9

4話 初めてのVRMMO !!あっ……スキル構成ミスった

「ん……知らない天井だ」

「残念それは床だ」

そんな朝の普通おかしいの会話を目覚めたと同時に明希とする。

「そもそもそれが天井だったならどんだけ部屋小さいのよ」

「すごく小さい」

「アリ○ッティとか出るくらいの?」

「小さすぎるだろ」

「じゃあジャックと金の木の巨人の家?」

「極端すぎるし金の木あるなら金の卵を生む鶏いらないだろ」

「そこは欲張ったのよ」

「がめつすぎるだろ主人公!!」

「冗談はさておき顔を洗ってきなさい。朝食は作っておくから」

「お、あざ〜す」

「いいってことよ!!」

「きゃあ格好良い(棒)」

「私の鉄拳が頭に落ちる前に顔を洗ってきなさい」

「は、はい」

俺は急いで洗面所に向かう。



「改めて見るとやっぱり俺って女顔だよな。それも男のときとあんまり変わってないのだからなお精神に来る」

俺への精神攻撃はもうオーバーキルだ。

「よし、朝食食いに行くか」

俺はリビングへと足を向けた。




「これは一体何ですか?」

「見たら分かるじゃない、目玉焼きよ」

「俺の目にはどうしても炭にしか見えないんだが?」

「あなたの目が腐っているのよ」

「酷くね?」

「さぁ食べましょう冷めるよ?」

「あっ、はい……」

俺はその目玉焼きという名の炭に箸をのばす。

「あむ…………グハッ……!」

その炭(目玉焼き)を口に入れた瞬間俺の意識は暗転した。



「ん………」

「あっ、起きた?」

「あぁ、凄く悪い夢を見た。炭を食べさせられたんだ。ってどうした?目が笑ってないのに顔が笑っているぞ……?あ、ちょ、やめ……」

また屍一つ出来上がったのだった。



「O・L・O始めるか」

俺が目を覚まして、昼飯を食った後に言った言葉だ。

O・L

・Oとはoriginal・life・Onlineの略だ。これは一昨日実装のVRMMOだ。

「リンクスタート」

俺がベッドの上でそう呟いた次の瞬間俺の意識はおちていった。


『体をスキャンします。ーーーーー完了しました。

 このスキャンしたデータをいじって好きな容姿にしてください』

俺は機械の言われるがままにいじった。

髪は銀色に、瞳は碧色にした。

『次に種族を設定します。次の項目からお選びください』

項目に書いてあったのは

人間・獣人・エルフ・竜人・ドワーフの5つだ。

「吸血鬼がねぇ!!!!!」

俺は吸血鬼がないことに絶叫した。

「無理矢理にでも作ってやる」

俺は種族を蝙蝠の獣人とした。

『次にスキルを10個選択してください』

俺は吸血鬼を再現するためにスキルも頑張った。

結局取ったスキルはこちら

【吸血】・【血液魔法】・【暗視】・【魅了】・【日射耐性】・【暗殺術】・【気配感知】・【隠密】・【メイドの嗜み】・【礼儀作法】だ。

『準備が整いました。それではこの世界をお楽しみください』

次の瞬間からオープニングが始まった。

「スキップしよ」

俺はオープニングをスキップした。すると、次の瞬間から目に写ったのは街だった。

「おぉ。!!」

俺は感嘆の声を上げる。そしてそこらを走り回る。

周りから微笑ましい目で見られていることにも気づかず。


冷静になった俺はこれから始まる冒険のことを考えていた。

「やっぱり戦闘ってあるよな……」

俺は本当に冷静になった。そして後悔した。

「スキル構成ミスった…………」

と呟きながら…………。


ブクマ・評価をしてくれればモチベーションとランキングが上がってテンションが上がり、投稿スピードが早くなりますのでしてくれ(願望)。


日間26位有難うございます!!

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