『男性はなぜ浮気をするのか』

こんばんは！もうここまで寒いといっそ外に出た時の空気が清々しい気さえしてきました！いまならなんでも出来る気がします（深夜のテンション）

　人の世には性別としての男性と女性がいて、人の数だけ性格があり、信念があり、人によって欲望の強さも何が欲しいかも全然違う。この世界では男性同士が仲良くすることもあれば、女性同士が仲良くすることも、男性と女性が仲良くすることもある。それは個人の自由で尊重されるべきだ。だから私はこの点について触れるつもりはない。大いに楽しんで欲しいと思う。

　私が最近ふと思うのは、男性に苦労する女性が多いこと。しいては男性がなぜ浮気をするのか分らないという女性の悲痛な叫びだ。私はこれについて考えてみたい。この問題を扱うにあたって絶対的な正解があるわけではないことは貴方も理解してくれると思う。以下に述べるのは私の見解である。まだ20年しか生きていないが、これまでの人生経験や様々な場所での話を聞いてきたことを元に考察していきたい。最初に結論を言っておくが、私は浮気や不倫に関しては、その行為をした者が9割悪いと考えている。10割にしなかったのは、向こう側にも言い分があるだろうからだ。だが、その言い分を加味しても譲歩して1割だ。

　まず男性は、好きな女性に対してアプローチをしかける。あらゆる手を尽くして交際に持ち込むと、段階を得て肉体関係を結ぶ。それまで女性は男性に対して手を焼くことはない。問題はここからだ。肉体関係を結んだ後、男性の態度が変わることがある。具体的には、連絡の頻度が減ったり、肉体関係無しのデートを嫌がったり、記念日を面倒くさがったり。つまり肉体関係を強く女性に求め、女性を軽視した態度になったり、その時だけ優しくなったりということである。女性としては彼が信頼の置ける人物だと、彼なら自分を任せても大丈夫だと思ったからこそ思い切ったわけであるのに、実際は彼の態度は冷たくなった。これはいったいどういうことなのか。私と貴方の見解はさほど遠くないように思う。結論としては二つ考えられる。一つは、その女性とはもう身体の関係も持ったのだから、自分の元から離れていくことはないだろう、という男性の甘えである。つまり慣れや実質的な関係からの見なしである。これはまあ、蹴り飛ばしたり色々な手段で男性に危機感を与えれば、改善する余地のある可愛らしいものだ。問題は二つ目。身体の関係も持って十分その女性とは楽しんだからもういいや、である。これは文面通りで、その女性と寝床を一緒にし、交わるという目的を果たしたから、その女性にはもう興味がない。次の女性を探して挑戦しよう、ということである。なぜ別れないのか。それは別れると自分の性的欲求を発散させる場がなくなるのはだるいなぁ、と男が思っているからであろう。もしくは面子の問題だ。男の中には付き合ってない期間が空くのを嫌がる人もいる。意味する所は同じだ。次の女の子と肉体関係を持つまでの間は、その女性がいないと困るのである。だが一番困るのは女性ということをその人達は棚に上げている。これは男性に、一度手に入れたものに対する興味が薄れるという特性があるからなのかもしれない。手に入れるまでは必死だけど、手に入れたら他の女性に目移りする。この特性はどの男性にも多かれ少なかれあるものと思うが、それでも立派に一人の女性を愛する人は世に沢山いる。だからこれは男性の意思で抑え込めるものなのである。無理という意見にはこう返そう。なら身体の関係を持つな、と。シングルマザーが貧困に陥る確率を御存知だろうか。50％、二人に一人である。この数字を知ってことに及んでいるのなら、その人は鬼畜である。断言できる。男性は勿論だが、女性の皆さんもこの数字を見て考えて欲しい。この日本で子どもを育てながら一人で働いて家計を支える、というのは想像を絶する苦痛を伴う。それは昨今の児童虐待件数の急上昇とも関連がないとは決して言えない。そういう男性を相手にしてしまった女性は被害者である。私はそう思うのだが、現実はそんな釈明を許してくれないだろう。だから貴方がそういう男性とは関わらない、ということが大切なのだ。そういう男性を見分けるのは難しい。だが、基準を設けておくことで回避できるかもしれない。その基準は貴方が決めるべきだ。時には将来を見据えての思い切った決断も必要だろう。彼に申し訳ない、と自分を責める必要はない。貴方にそう思わせたその男性の無計画さこそ責められるべきだ。

　身体の関係を嫌がったら不機嫌になる男性は止めておいた方が良い、おそらくロクな男ではない。妊娠したら困るのであるならば、避妊は絶対にしなければならない。これを男が嫌がるようであれば、無責任な男である可能性が高い。避妊の方法としてコンドームが挙げられるが、正しく装着していて85％の避妊率であるから、100％ではない。それにコンドームは新しいのを使わなければならない。古い物は耐久性が落ちていて、破損する恐れがある。このコンドーム、女性も持っておくことをおすすめする。最近はネットで買える。ただサイズの問題があるので難しいところではあるが、丈夫で大変伸びるので災害時に水を蓄えておくことにも転用でき、重宝する。避妊の方法として確実なのは、ピルを服用することである。飲み忘れずに説明通りに服用すれば、避妊率は99.8％にも及ぶ。産婦人科等で処方して貰うのが一般的だ。避妊目的のピルは保険適用外なので、全額自己負担だが、それでも1万円は越えない。またピルは酷い生理痛にも効果があると報告されている例もあるので、生理痛が酷い方も受診することを考えてもいいかもしれない。彼氏との行為の最中、避妊に失敗しても慌てることはない。産婦人科で緊急避妊ピルというのを処方してもらい、出来るだけ早く飲むことで妊娠する確率を大幅に下げることができる。これは保険無適用で高くても5千円以下で手に入る。72時間以内に飲むことが鉄則だが、72時間以内で妊娠する確率が4.1％。性交の直後から24時間以内で1.5％。同じく12時間以内で0.5％である。慌てずに対応して欲しい。最後にピルについて絶対に覚えておいて欲しいことがある。これは絶対に病院で処方してもらう、ということだ。それ以外の方法で手に入れてはいけない。偽物を掴まされたら下手をすると命に関わる。実際、そういう事例も散見される。あとはピルには副作用があり、個人差がある。これも良く医者と相談すること。長くなってしまったが学生の方も見ておられると思うので、避妊については多く触れた。ちなみに怖くなったら、相談窓口が開設されているので第三者にでも良いから相談することが大切です。その勇気が自分の身を守ります。

　男性の方々にもこの場を借りてお願いさせて戴きたい。この文書を読んでくださっている貴方なら大丈夫だと私は信頼しているが、望まぬ妊娠で女性の方々を傷つけないためにも、積極的に避妊をお願いしたく思う。それがお互いの健全な信頼関係を育む礎となることを私は確信している。

　色々書いてきたが、総括として男性について私の思ったことを纏めてみたいと思う。どれだけの女性をものにしてきたか、なんて話を酒の席で自慢げに話す男性を私は見ているので、男の本能として多くの女性と関係を持ったよ、ということは武勇伝になるのかもしれない。でもそれは裏を返せば、それだけ多くの女性がその男性に振り回されたということを意味し、決して誇れることではないと私は思う。その裏にどれだけの女性の涙があったのか、私は知ることができないが、きっと少なくはない涙が流れたであろうことは想像に難くない。またある男性は出張先で同僚が現地で愛人を作っていたのを羨ましいと言っていた。この、男は多くの女性と関係を持つのがステータスであるかの口ぶりに私は違和感を覚えた。つまり何が言いたいかというと、男性にも色々な人がいるということだ。大人しい人、活発な人、積極的な人、消極的な人。貴方がどんな人を好きになるかは私にはわからない。それでいいと思う。楽しんで、色々な経験をして、人生を満喫して欲しい。その為に、女性も男性に対して任せっきりではなく、男性をリードするくらいの気持ちで頑張って二人の関係を築き上げていって欲しい。特に大切な場面にこそ、その男性の本質は現れると思う。その時に貴方がどう思ったかが大切だ。嫌だと思ったら距離を置いたら良い。世の中には男性なんて星の数ほどいるし、ふらふら歩いているうちにまたチャンスが見つかる。しょうがないなぁなんて思ったのなら、男性を自分好みに変えようとするのもその人の自由だ。ぜひ恋愛を楽しんで欲しいし、駆け引きを楽しんで欲しい。何よりも大切なのは、自分の気持ちを大切にすることだ。自尊心の弱さにつけ込む男もいる。暴力を振るう男はだめだ。子どもも辛い目にあう可能性が高い。自分と将来生まれてくる子どもを守れるのは自分しかいない。そのことを忘れないで欲しい。楽しい未来は自分で創り上げるしかないのではないか。私は最近そんなふうに考えている。

今回は、男性はなぜ浮気するの？っていう疑問を私の生きてきたなかでの経験や聞いたことや感じたことから考えてみました。男女間での違いって考えれば考えるだけ不思議でわかりそうもないな...と思っているのは秘密です！笑　はあ、すいません。眠いので寝ますね。おやすみなさい。いよいよ本格的に寒くなってきましたので、皆さんもお身体に気をつけてくださいね！