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初めての事件

今回から前書きというのを書いてみます

「分った、信じるわだけど勇者の力を返す方法なんて分からないわよ」

「それなら大丈夫だよ、モーリア王国の賢者様に、なんとかしてもらう予定だしね」

「だとしても、駄目よ!」

「なんでさ…」

「いい、この近くに村があるわよね?」

「あったね」

「あそこは辺鄙なとこだから、私ぐらいしか回復魔法を使えないの。私が居なくなったら

誰があの人達の怪我を治してあげるの」

彼女が言葉を言い終わる寸前に激しい爆音がなった

「村からだね」

その言葉に賛同するかのようにコクリと頷き二人は飛び出していった



二人がついた時には少年がはじめに出会った魔物が村で暴れていた




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