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ひらがなタイトル

こおり

作者: 雪つむじ
掲載日:2017/08/09

あついね


あついね


そんな二人の距離の間で

ひっそりと汗をかく

一粒の

氷のかけら


つめたいね


つめたいね


そんな二人の距離の中で

ひっそりと大きくなる

一粒の

氷のかけら


透明なもの

何も映しはしなくて

向こう側を透けてみせて

ただそこにあるプリズムで


あついね

も

つめたいね

も


揺らぐ

基準のない言葉


手作りの氷のかけらは

なかなか透明にはならなくて

少し濁っている部分が

向こう側を見せない優しさで


想像力を掻き立てて


溶け出すのは

ひびが入るのは

だいたいいつも

そんな所から

暑いから、少しだけ涼しさ。


ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[一言] 彼女の氷(心)かと思った、 ヒビが入るんわ、 大抵、そんなとこからやから (笑)
[一言] 氷に閉じこめられてた思いを つかまえないとね
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