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プロローグ
「ねえねぇ、特待生って見たことある?」
「ううん、ないけど・・・・。どうして?」
「何かね、実は特待生って異能者の集まりだって噂があるの。」
「えぇ~、流石にそれはなよ」
「じゃぁ、何で特待生って寝坊とか無断欠席しても怒られないの?第一受験だって受
けてないみたいだし。」
「それは・・・・・・そおだけどぉ。」
「ほら知らないじゃん」
「仕方ないでしょ!!学園側から一切説明がないんだから!それに本当に特待生がいるのかもわかんないし・・。兎に角!知ってる方がおかしいの!」
「まぁそうなんだけどねぇ・・」
「で?続きはないの?」
「フフ、あるある。それはねぇ・・」
「それは?」
「その特待生の中に世界最強の異能者がいるって噂」